キャスト・スタッフインタビュー
渡哲也さん 吉川晃司さん 徳重聡さん 斉藤千晃さん 辰巳琢郎さん 吹越満さん 大杉漣さん 加藤晴彦さん
永江信昭さん 横手実さん 平山秀幸監督 川島章正さん 上田なりゆきさん 柴崎幸三さん
上田なりゆきさん(照明) 上田なりゆきさん(照明)
普段の映画とはちょっと違うなという印象は受けました。
『レディ・ジョーカー』に参加された感想は?
「現場では大作映画をやっているという印象はなかったのですが、編集や仕上げをやっていくうちに、だんだん大作なのかなという思いは出てきました。最終的に試写で俳優さんや映画の思いを見たとき、普段の映画とはちょっと違うなという印象は受けました。」
撮影するのに大変だったシーンはありますか?
「夜の雨シーンですね。3日間で撮影数が多かったのですが、暗くても雨が見えるようにライティングやカメラの配置など、カット割から何度も打合せしました。ロケハンは1つの場所に2、3回は行き、その場でカット割りの打合せをするという形です。あとは、社長室の窓外については2種類の写真を用意してもらい、ライティングによって昼と夜の使い分けをしました。」
撮影するとき、照明の大切なポイントはありますか?
「今回は明かりを抑えた撮影ですね。明るい、暗いのメリハリなど前もって準備しますが、現場でもカメラマンと打合せしながら方向性を決めていきます。あとは、警察署の中では窓からの直射日光を使ったり、鑑別所では光を抑えたりしました。」
監督、キャスト、スタッフ含め、特に印象に残っている方はいますか?
「平山組の編集や仕上げはよく参加するんですが、おもしろいですよね。監督が周りに意見を聞いたりして、自分も意見を言ったりして。その時見ていても、平山監督は基本を大切にするかただと思います。」
撮影現場の雰囲気はどうでしたか?
「男性ばかりの現場で、いい意味気を使わなくて楽しかったですね。」
もし、自分が映画の中の誰かを演じるとしたら、どの役をやってみたいですか?
「半田ですね、深い意味はありませんが・・・(笑)」
照明としてこだわり続けてきたことはありますか?
「自然光に近い、基本の光を大切にすることですね。」
このサイトをご覧のみなさんへメッセージをお願いします。
「渡さん演じる犯人グループと徳重さん、吉川さん演じる2人の刑事との関係を是非みて下さい。」
<プロフィール>
1954年 熊本県生まれ。日本大学理工学部航空宇宙工学科中退後、1976年日本テレビ「気まぐれ天使」に照明助手として現場に就く。映画では熊谷秀夫氏に師事し、1989年「ウンタマギルー」(高嶺剛監督)で照明技師としてデビュー。
【近年の作品】「Laundry」(2001 森淳一監督) 「笑う蛙」(2001 平山秀幸監督)「リターナー」(2002 山崎貴監督) 「OUT」(2002 平山秀幸監督)「明日があるさ」(2002 岩本仁志監督) 「精霊流し」(2003 田中光敏監督)「ラブドガン」(2004 渡辺謙作監督) 「69」(2004 李相日監督)「いま、会いにゆきます」(2004 土井裕泰監督) 「空中庭園」(豊田利晃監督 2005公開予定)
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