映画『メタモルフォーゼの縁側』公開記念舞台挨拶で、芦田愛菜を登壇者全員でお誕生日サプライズ祝福!
2022.06.19(日曜日)

鶴谷香央理氏の傑作漫画を実写化した、映画『メタモルフォーゼの縁側』の公開を記念して、6/19(日)TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて芦田愛菜さん、宮本信子さん、高橋恭平(なにわ男子)さん、古川琴音さん、生田智子さん、汐谷友希さん、そして狩山俊輔監督による舞台挨拶が行われました。

原作は、2017年に連載が始まって以降じわじわと話題を呼び「このマンガがすごい!」「文化庁メディア芸術祭 マンガ部門」など数々の漫画賞を受賞。

主人公の佐山うららは、周囲に馴染めずひとりこっそりとBL(ボーイズラブ)漫画を読むことを毎日の楽しみにしている17歳の女子高生。もうひとりの主人公・市野井雪は、夫に先立たれ孤独に暮らす75歳の老婦人。雪がキレイな表紙に惹かれて買った漫画がBLだったことをきっかけに出会ったふたりが、一緒に漫画を読んで、一緒に笑って、一緒に泣いて、時には激論を交わし、BLで繋がったふたりが育む年の差58歳の友情と挑戦が描かれます。

主人公・うららを演じるのは、芦田愛菜さん。もう一人の主人公・雪を演じるのは、宮本信子さん。うららの幼馴染・紡に高橋恭平(なにわ男子)さん、雪を気に掛ける娘・花江役に生田智子さん、雪の習字教室の生徒でご近所同士の沼田役を光石研さんが演じます。


©2022 「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会


芦田愛菜は、お誕生日サプライズに感激!宮本信子は「これからも愛菜さんを少し離れたところから見守っています」と。

上映が終わった会場に、拍手喝采のなかキャスト・監督一同が登場。今回の舞台挨拶は、お客様の感想や質問を受けて話を聞きました。

本作で走るシーンが多かった芦田さんは「走るシーンでは、シーンごとになぜ走っているのか、その理由を考えながら気持ちを込めて走っていました。うまく表現できてたら嬉しいです。」と撮影当時をふり返り、それに対し狩山監督は「芦田さん、走るのがめちゃくちゃ早いんです。カメラが追えないくらい早くて、なんとか撮影しました。」と、初めて明かすエピソードも。

劇中でうららと雪が推す漫画家・コメダ優役を演じた古川さんは、お客様から最も“泣いた!”という声の多かったサイン会を振り返り「私もサイン会のシーンは心に残ってます。宮本さん演じる雪さんの目が輝いてキラキラしていて。その目を見ていると、私自身、込み上げてくるものがありました。」と宮本さんとの初共演の印象を明かし、宮本さんも「あのシーンは、それまでのシーンが積み重なって出来たクライマックスの一つでした。雪さんの生活が少しずつ華やかに変わっていくように、映画を観ていただく人にも希望と勇気と好きなものを見つめてほしいな、と思って演じました。」と話しました。


©2022 「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会
 


雪の娘・花江役を演じた生田さんは、雪の家での撮影について聞かれると「花江が家で酔っ払って寝てしまうシーンの撮影で、実はスタンバイ中にこっそり薄目を開けて、芦田さんと監督が真剣な表情でお芝居の打ち合わせをしているのを見ていたんです。どんなシーンに仕上がるのか楽しみにしていました」とコメント。

そして、デビュー後映画初出演になる高橋さんと、映画自体初出演となる汐谷さんは、ふたりのクランクインだったうららがバイトしている本屋での撮影について「英莉ちゃん(汐谷)と二人でのやり取りがすごく青春っぽくて楽しみながらやりました。」(高橋)とその印象を話し、汐谷さんは「あんなに緊張して本屋さんへ入ったことはありませんでした。あの時は、ここから映画の撮影が始まるんだなと気持ちが引き締まる思いでした。」(汐谷)と、撮影を振り返りました。

改めてこれから映画をご覧になる方に注目してほしいポイントとして、芦田さんは「うららのこだわりが溢れてる小道具やセットです。漫画を描いている机は押し入れの襖を取って机にしていたり、着てる服も古着だったり。キャラクターらしさを表現する工夫をぜひ見てほしいです。」と話しました。


©2022 「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会
 


続いて宮本さんが「硬いかぼちゃを切ることができず、包丁が刺さったままのカボチャをまな板の上に置いたままご飯を一人で食べているシーン、思わずクスッと笑えて大好きなんです。」と答えると、映画を観たばかりの会場からも笑い声が。

そして高橋さんは「紡の滑り台の降り方です。紡はお茶目で挑戦的なので、座って降りるのではなく、駆け降りるだろうなと思って疾走しました。」と答え、古川さんは「漫画家の役ということで、絵を描く練習をたくさんしました。絵を描いているシーンの手元にぜひ注目して欲しいです。」と話しました。

さらに生田さんは「ノルウェーに住んでいる役なので、衣装やネイルなどを明るく派手めにして、驚き方なども、おおらかに見えるように演じました。」と役作りのポイントを披露。汐谷さんは「ぜひご覧頂きたいのが、階段でうららと話すシーンです。あのシーンで初めて、しっかりとうららの目を見て話が出来た気がしたので注目してほしいです。」と答えました。

ここで、6月23日に18歳の誕生日を迎える芦田さんにサプライズでケーキが登場!

共演者・監督、そして会場のお客様から温かく祝福され、「本当に聞いてない!びっくりですが本当に嬉しいです!」と感激している様子の芦田さんへ、狩山監督から「お誕生日おめでとうございます。多彩な芦田さんに言うこともないのですが…忙しいと思うんですけど、映画にも出てくるセリフのように“フラフラできる時にはフラフラしてもいい”と思います。」とメッセージが贈られ、さらに宮本さんからも「愛菜さん18歳おめでとうございます。何もかもパーフェクトにこなしてらっしゃるので、時々フラフラしながらこれからも頑張ってください。私も少し離れたところから、愛菜さんをずっと見守っています。」と心を込めて祝福しました。


最後は、芦田さんが「“縁側”とは家の中と外側をつなげてくれるものだと思っています。うららと雪さんのような素敵な出会いが、お客様にも訪れる映画になったら良いなと思います。」と挨拶し、舞台挨拶を締めくくりました。

偶然が重なり、BL漫画をきっかけに仲良くなった女子高生うららと老婦人の雪。年の差58歳の二人が織りなす友情と挑戦の物語。ぜひ劇場でご堪能ください!

映画『メタモルフォーゼの縁側』全国公開中!

17歳の女子高生と75歳の老婦人。二人をつないだのはボーイズ(B)・ラブ(L)。最初の青春と最後の青春。年の差58歳の友情と挑戦の物語。
うらら、17歳。毎晩こっそりBL漫画を楽しむ女子高生。雪、75歳。夫に先立たれたひとり暮らしの老婦人。
ある日、ふたりは同じ本屋にいた。うららはレジでバイト。雪はきれいな表紙に惹かれて漫画を手にとっていた。それがBLだった。初めての世界に驚きつつも、男子たちが繰り広げる恋物語にすっかり魅了されてしまう雪。そんなふたりがBLコーナーで出会ったとき、それぞれ閉じ込めていたBL愛が次から次へと湧き出した。それからは雪の家の縁側にあつまり、読んでは語りを繰り返すことに。そして二人はある挑戦を決意する。


©2022 「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会


映画『メタモルフォーゼの縁側』関連ニュース

公開記念特番放送決定
一部本編映像解禁(うららの幼馴染・河村紡)
大ヒット祈願の模様
各界から感動&感涙の声が続々
書店にて公開記念フェア開催
劇中漫画、Huluでドラマ化決定
一部本編映像解禁(漫画執筆に悪戦苦闘)
主題歌入り予告映像解禁
一部本編映像解禁(うららと雪の出会い)
古川琴音場面写真解禁
鶴谷先生<現場潜入レポート漫画>公開
完成披露上映会の模様
著名人の感動コメント到着
うららと紡の場面写真解禁
うららと雪の新場面写真解禁
芦田愛菜&宮本信子が主題歌を担当
場面写真一挙解禁
劇中画をじゃのめが担当
キャスト第2弾、ポスター&予告解禁
実写化決定

 

『メタモルフォーゼの縁側』

★2022年6月17日(金)公開★

年の差58歳。最初の青春と最後の青春。

監督:狩山俊輔

原作:鶴谷香央理「メタモルフォーゼの縁側」(KADOKAWA))

脚本:岡田惠和

出演:芦田愛菜 宮本信子 高橋恭平(なにわ男子) 古川琴音 生田智子 光石研 汐谷友希 伊東妙子 菊池和澄 大岡周太朗