映画『メタモルフォーゼの縁側』芦田愛菜&宮本信子が主題歌を担当!T字路sの「これさえあれば」をカバーで息ぴったり!
2022.03.31(木曜日)

鶴谷香央理氏の傑作漫画を実写化した、2022/6/17(金)全国公開映画『メタモルフォーゼの縁側』の主題歌を芦田愛菜さんと宮本信子さんが担当することが発表されました。


©2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会


原作は、2017年に連載が始まって以降、じわじわと話題を呼び「このマンガがすごい!」「文化庁メディア芸術祭 マンガ部門」など数々の漫画賞を受賞。

主人公の佐山うららは、周囲に馴染めずひとりこっそりとBL(ボーイズラブ)漫画を読むことを毎日の楽しみにしている17歳の女子高生。もうひとりの主人公・市野井雪は、夫に先立たれ孤独に暮らす75歳の老婦人。雪がキレイな表紙に惹かれて買った漫画がBLだったことをきっかけに出会ったふたりが、一緒に漫画を読んで、一緒に笑って、一緒に泣いて、時には激論を交わし、BLで繋がったふたりが育む年の差58歳の友情と挑戦が描かれます。

うららを演じる芦田愛菜さんは、2010年に「Mother」(NTV)で脚光をあび、以降俳優として数々の最年少記録を塗り替え、数々の映画、ドラマ、CMなどで活躍する国民的俳優。雪を演じる、日本を代表する名優・宮本信子さんは数々の映画賞に輝いた経歴を持ち、近年では『STAND BY ME ドラえもん 2』(20/声の出演)、『キネマの神様』(21)など精力的に活動しています。


芦田愛菜と宮本信子がT字路sの「これさえあれば」を息ぴったりにデュエット!

主人公うららを演じた芦田愛菜さんと、雪を演じた宮本信子さんのふたりが、熱狂的なファンを持つ男女2人のバンド・T字路sの「これさえあれば」をカバー。T字路sによる演奏のもと、「うらら&雪」のコンビ名で歌唱を披露しています。

また、T字路sは、本作では主題歌のみならず音楽全般を担当しました。これまで映画主題歌を提供したことはありますが、映画音楽を制作するのは本作が初。さらに、ギターヴォーカルの伊東妙子さんは、うららの母親役として俳優出演も果たしています。

エンディングを飾る芦田さん、宮本さん、そしてう音楽を担当したT字路sからコメントが到着しました。

芦田愛菜さん: 主題歌のオファーがあったとき、実際に歌ってみた感想

スタッフの皆さんにすぐ後ろで見て頂きながらレコーディングしたので、すごく緊張していたのですが、歌っているうちにだんだん楽しくなりました。
漫画に出会えたうららの気持ちになって、歌えたような気がしています。
この曲を聴いていると雪さんとの二人のシーンが思い浮かぶんです。
素敵な映画のエンディングになったと感じました。


宮本信子さん:主題歌のオファーがあったとき、実際に歌ってみた感想 

二人の歌をエンドロールにしたい!と言われた時は、もうビックリしました。青天の霹靂!責任重大!
とてもむずかしい楽曲でしたが、レッスンを受けて、なんとか本番に間に合いました。
レコーディングは緊張しましたが、先生からの「信子さん、のって、のって~~歌って~~。いつものライブのように!」のお言葉を胸に、楽しく一生懸命歌いました。


T字路s(伊東妙子さん、篠田智仁さん)コメント

ー劇伴を制作したご感想
劇伴音楽の制作はまったく初めてのことでしたが、私達が何より幸せだったのは、この作品をとにかく大好きになったことで、手探りながらも無我夢中で情熱を傾けることができました。
うららも雪さんも愛しくてたまらなく、だからこそ、寄り添い感情移入するところ、逆に俯瞰したり距離を置くところ、シーンによって試行錯誤しました。普段は作らないような曲調、使わないような楽器や音響効果を織り交ぜたりもして、この上なく楽しく充実した、全力の挑戦でした。

ー芦田愛菜さん、宮本信子さんのレコーディングを終えたご感想
うらら(芦田さん)と雪さん(宮本さん)おふたり+おふたりが、今日まで生きて来られたなかで紡がれた物語そのものが乗り移ったような歌声に、歌い出した瞬間にハッとして引き込まれ、歌い終わる頃には胸がいっぱいになりました。
簡単なようで節回しがややこしく歌いにくかったかと思うのですが、こんなにチャーミングに、晴れやかに、凛々しく、表現してくださりとても嬉しく感激しました。
実は10年以上前に作った曲なのですが、この映画のために作ったかのようにぴったりですよね?

―完成した映画を観たご感想
自分達が作った曲が実際に映像に当てはめられると、表情(から感じ取られる心情までも)が、音楽に合わせて変化してゆくように見えて、震えるほどの感動がありました。
傍目には何の変化もないように見えるかも知れない、でも、好きなものが出来ただけで人生はこんなにも動き出し、輝く。
うららを、雪さんを抱き締めたいと思う気持ちは自分自身を抱き締めたい気持ちでもあると感じます。
劇伴制作をしながら何十回観たかわからないけれど、完成した映画はますます愛おしい作品になっていました。たくさんの人に観て欲しいし、何回でも観て欲しいと心から願っています。


河野プロデューサーは「昔から好きなアーチストでしたが、T字路sを聞いていると映画のイメージがどんどん膨らんできて。だったら思い切って音楽を頼んでみようかなと。ボーカルはなくてもそのメロディと音で、この映画を違う場所まで運んでくれるに違いないと。そして映画の最後、エンドロールまで全部ひっくるめて物語が完結するようにしたかったので、どうしようかと悩んでいたら、「これさえあれば」というT字路sの曲があるじゃないかと。“これ”はBLでもいいし、隣にいる誰かでもいい。好きな音楽でも本でも場所でも食べ物でも何でもいい。この物語のためにある曲だと思いました。」とT字路sの起用についてコメントしています。


ムビチケカード4月8日(金)販売スタート!

4/8(金)より特典付き前売り券(ムビチケ)が、メイジャー通販サイトにて販売開始されます。


前売券購入特典として、映画のキャラクターや場面を両面にあしらった「オリジナルクリアファイル」か、劇中で主人公たちが熱狂するBL漫画のキャラクター咲良と佑真(作画:じゃのめ)をあしらった「咲良&佑真のトキメキ🎵バックハグクリアポスター」のどちらかが選べます。

特典付き前売り券は、数量限定ですので、お早めにチェックをお願いします!
 


©2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会

 

年の差58歳のうららと雪が織りなす友情と成長の物語。二人の友情を表したような、息のぴったりとあったデュエットが物語をしめくくります。芦田さんと宮本さんのお二人が、見事“メタモルフォーゼ”し、優しく歌いあげている主題歌にも、是非ご注目ください!


映画『メタモルフォーゼの縁側』2022年6月17日(金)全国ロードショー!


17歳の女子高生と75歳の老婦人。二人をつないだのはボーイズ(B)・ラブ(L)。最初の青春と最後の青春。年の差58歳の友情と挑戦の物語。
うらら、17歳。毎晩こっそりBL漫画を楽しむ女子高生。雪、75歳。夫に先立たれたひとり暮らしの老婦人。
ある日、ふたりは同じ本屋にいた。うららはレジでバイト。雪はきれいな表紙に惹かれて漫画を手にとっていた。それがBLだった。初めての世界に驚きつつも、男子たちが繰り広げる恋物語にすっかり魅了されてしまう雪。そんなふたりがBLコーナーで出会ったとき、それぞれ閉じ込めていたBL愛が次から次へと湧き出した。それからは雪の家の縁側にあつまり、読んでは語りを繰り返すことに。そして二人はある挑戦を決意する。


©2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会

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映画『メタモルフォーゼの縁側
原作:鶴谷香央理「メタモルフォーゼの縁側」(KADOKAWA)
脚本:岡田惠和
監督:狩山俊輔
出演:芦田愛菜 宮本信子 高橋恭平(なにわ男子) 古川琴音 生田智子 光石研 汐谷友希 伊東妙子 菊池和澄 大岡周太朗
プロデューサー:河野英裕 谷戸豊 大倉寛子
製作幹事:日本テレビ放送網
制作プロダクション:日テレアックスオン
配給:日活
©2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会
公式twitter @metamor_movie

 

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