赤木圭一郎のもうひとつの魅力!
赤木のナイーブさが最も良く出た傑作!
21歳の若さで夭折した伝説のスター、トニーこと赤木圭一郎。その墓石に刻まれているのがこの『錆びた鎖』の主題化「若さがいっぱい」。
和製ジェームス・ディーンとして、「渡り鳥」シリーズの斉藤武市監督が、赤木のために企画した青春アクション。港町横浜で港湾労働者と元気いっぱいに働く主人公・赤木。焼酎をあおり、豪快に笑う、その屈託のないキャラクターが魅力。港湾労働者の元締めだった社長である父・小沢栄太郎の死をめぐる謎、後継者となった兄・小高雄二の苦悩。赤木に惚れ込んだという斉藤監督によるサスペンスフルなドラマ運びが秀逸。出生の秘密に悩み、青春の怒りをぶつける赤木のフレッシュな演技が見もの。アクションスターとは一味違う、もうひとつの赤木圭一郎。赤木を語る上ではずせない名作、それが「錆びた鎖」(佐藤利明:娯楽映画研究)
■作品情報
昭和35年作品
* 監督:斎藤武市
* 脚本:秋元隆太
* 出演:赤木圭一郎/小高雄二/小沢栄太郎/笹森礼子
■DVD情報
* 高画質デジタルニューマスター仕様
* DVN-58/カラー/95分/シネマスコープ
/ドルビーデジタル・モノラル/¥3,990(税込)
《 特典映像》
* フォトギャラリー
* 秘蔵撮影スナップ
* 劇場用予告篇
* 主題歌・挿入歌デジタル収録
* 監督撮り下しインタビュー ~赤木圭一郎の可能性や事故の話など、
監督の愛情溢れるお話の数々。
