RPRプロジェクトのトリを飾る『ホワイトリリー』が封切り!「女優は脱ぐもの」と覚悟を決めた女優陣に囲まれ、中田秀夫監督は積年の思いが実現し感無量!
2017年02月14日(火曜日)

  

中田秀夫監督が初めてロマンポルノに挑んだ最新作『ホワイトリリー』が、ロマンポルノ・リブート・プロジェクトのトリを飾る《第5弾》として2/11(土)に公開初日を迎え、飛鳥凛さん、山口香緖里さん、町井祥真さん、中田秀夫監督による舞台挨拶が新宿武蔵野館で行われました。

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*45th ROMAN PORNO REBOOT*

ロマンポルノの名匠・小沼勝監督の元で、助監督として学んだ中田秀夫監督。初めて監督したロマンポルノ『ホワイトリリー』ではレズビアンの世界に挑み、女同士の究極の純愛を描いています。本作は、2016年に製作開始から45周年を迎えた日活ロマンポルノ・リブート・プロジェクトの一環で製作された作品で、中田秀夫監督のほか塩田明彦監督、白石和彌監督、園子温監督、行定勲監督ら第一線で活躍する監督陣が、完全オリジナルの新作を28年ぶりに撮りおろしたことでも注目され、ついにプロジェクトのラストを飾る本作が封切られました。

『リング』シリーズや『クロユリ団地』など数々のヒット作を生み出し、ジャパニーズホラーブームの火付け役となった中田監督は、本プロジェクトで新作を担当した監督陣の中で、唯一日活で助監督としてロマンポルノの現場を体験されています。

今回、28年越しの願いが叶った中田監督は「昔は武蔵野館のそばに新宿にっかつという劇場があって、そこでスーツを着て研修をした記憶があります。僕の世代は、ロマンポルノに間に合わなかった世代。小沼勝監督や亡くなった神代辰巳監督、田中登監督など僕たちが憧れた先人たち、そして僕と同じく間に合わなかった同世代の思いを背負ってここに立っていると思うと、感慨もひとしおです」と感無量の様子で熱い思いを語りました。

主演をつとめた飛鳥さんは「一年半と少し、この日を待っておりました。私自身この作品に出演することができて本当に良かったと思っています。初日に来ていただいてうれしいです」とご挨拶。

100人以上の中からオーディションで選ばれた飛鳥さんは「オーディション中はずっと不安でした。毎日、オーディションに落ちた方の名前が発表されていき、次は自分かも・・・と戦々恐々とする毎日だったので、出演が決まった時は"中田監督の作品に出演できる!"と、とてもうれしかったです。リハーサルではしっかりお芝居ができるか不安になり泣いたこともあったのですが、現場では他キャストの方が支えてくれたので、安心して臨むことができました」と当時の心境を語りました。

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©2016日活


山口さんは、ここまで肌を露出してラブシーンの絡みを演じるのは初めて。「18歳で仕事を始めて、当時のロマンポルノを知っている大先輩のスタッフさんや俳優さんから"女優は脱ぐもの"と、よくお話しされていました。ロマンポルノの偉大さや出演された女優さんのお話を聞いて"私もいつかは脱ぐんだ"と覚悟はしていました。まさかこの歳でオファーをいただけるとは思っていなかったのですが、チャレンジする機会を与えてもらえて大変光栄です」と語りました。

また、撮影期間中のエピソードに関しては「撮影期間が短くて大変でした。朝から晩まで連日撮影が続いたので、体力的にはとてもきつかったです。スタッフも皆さん疲れているはずなので殺伐とした現場になるのかなと思っていたのですが、中田監督の作る現場の雰囲気がすごく温かくて、素晴らしかったです」と振り返りました。

本作唯一の男性キャラクターとして登場する町井さんは「僕の初めての濡れ場のシーンは、神社での山口さんとのシーンでした。僕は今思い出すと恥ずかしいぐらい逃げ腰で、そんな僕に中田監督がき"そこにはオスとメスしかいないんだ!ガルルルルルルルル!"と気合を入れてくれたのがすごく印象に残っています」とエピソードを披露。

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©2016日活


同じく神社のシーンについて中田監督が「ロマンポルノの撮影を許可してくれる神社が見つかったと制作スタッフから報告を受け、念のため神社の方に説明をしに行ったんです。ロマンポルノの撮影ですが問題ないですか?と。すると、その神社の方が"神様はそんな小さくありません"とおっしゃってくれて感動しました」という秘話を披露し、場内は笑いに包まれました。

最後に飛鳥さんから「皆さんに支えられてこの場に立つことができました。これからこの作品は、もっとたくさんの人に支えられて皆さんのもとに届けられます。これからも『ホワイトリリー』をよろしくお願いします。」とご挨拶。

続けて中田監督は「かれこれ32年前に(日活に)入社をして、今日ここに立つことができてうれしいです。先ほどアンケートしましたら、新作5本コンプリートした方がたくさんいらっしゃいました。日活OBとしては、5本で1本のチームだと思っています。3月からは楽天地シネマズ錦糸町での公開も決定しておりますので、見逃した作品がある方はぜひご覧ください。また日活にはロマンポルノリブートプロジェクト第2弾、第3弾と続けてほしいなと思っています」とメッセージ贈られ、初日舞台挨拶は幕を閉じました。


新宿武蔵野館ほか大ヒット上映中!


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©2016日活


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