製作当時から現在...ロマンポルノを支える女優陣が《ロマンポルノ誕生45周年イベント》で一堂に会す!
2016年11月21日(月曜日)

  

日活が1971年に製作を開始した「日活ロマンポルノ」。その第1弾として11/20に封切られ、社会現象にもなった『団地妻 昼下りの情事』から45周年を迎えた同日11/20、本作を上映する記念イベントが行われ、新旧ロマンポルノの女優陣による舞台挨拶が新宿武蔵野館で行われました。

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*45th ROMAN PORNO REBOOT*

登壇ゲストは、1971年公開『団地妻 昼下りの情事』で主演を務めたロマンポルノの女王・白川和子さん、ロマンポルノの隆盛期を代表する女優・風祭ゆきさん、さらに今回のリブートプロジェクトで製作された新作ロマンポルノ主演女優陣、芦那すみれさん(『ジムノペディ』)、間宮夕貴さん(『風に濡れた女』)、井端珠里さん(『牝猫たち』)、冨手麻妙さん(『ANTIPORNO』)、飛鳥凛さん(『ホワイトリリー』ら、1971年の製作当時から現在までロマンポルノを支える女優陣が一堂に会しました。白川さんと風祭さんはシルバーとゴールドの衣装、新作出演の女優陣はそれぞれの作品カラーにあった衣装を身にまとい、華やかな舞台挨拶となりました。

レジェンド・白川和子さんと風祭ゆきさんが感無量!気鋭女優陣が<初体験>を大告白!

白川 45年前、大変な思いで撮影してきました。辛いことのほうが多かったけど、映画の火を消したくない一心で頑張ってきました。先日、NHK(BSプレミアム「アナザーストーリーズ」)でロマンポルノが特集されているのを見て、一滴のしずくが大河になったんだなと、今になってようやく思うようになったんです。今日は私の話より、若い女優さん方のお話を聞きたくてきました。それにしても皆さん若くて美しいですね、45年経つとこうなるのよ(笑)。

風祭 私がロマンポルノに出ていた時代は、白川さんたちが頑張ってくれたおかげで明るいイメージが広がっていましたが、それでも当時、映像で濡れ場をやることにかなり抵抗がありました。出演を断ろうとしていたら、大島渚監督から「役者なんて肉体労働。体操みたいに1、2、3って動けばいいんだよ。主役やらなくてどうするの?」と言われて、ロマンポルノ出演を決心したことを覚えています。今になって考えると、あの時決心して本当に良かったです。

今回のプロジェクトでは、1988年のロマンポルノ終焉から28年ぶりに新作が制作されました。それに紐づけて、新作に出演された女優陣には今回<初めて経験したこと>を皆さんに発表してもらいました。

芦那 私は行定勲監督の『ジムノペディに乱れる』に出演しました。長編映画の出演は今回が初めてで、濡れ場の経験も初となります。本編に、板尾(創路)さん演じる古谷と立ち食いそば屋でそばを食べるシーンがあるのですが、撮影中に監督から「のれんの下から見える足に表情がほしい」と言われ、試行錯誤しました。結果、少し動きを付けるだけで大きく表現を変えることができるとわかり、素晴らしい経験をさせて頂いたと思っています。

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©2016日活


間宮 私は塩田明彦監督の『風に濡れた女』に出演しました。アクションシーンが多い作品だったのですが、なかでも初めてだったのは自転車で海に突っ込むシーンです。自転車で海に突っ込むのも人生で初めてでしたし、撮影日数が少ないためミスが許されないのでスタッフから「絶対失敗するなよ」と、とてつもないプレッシャーを感じて...あんなに緊張した撮影も初めてでした(笑)。

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©2016日活


井端 私は白石和彌監督の『牝猫たち』に出演しました。この作品では初めて縄で縛られる経験をしました。撮影には本物の"女王様"が来てくれて、人生でもめったにできない経験なのでちょっと楽しみだったんです。監督からは気持ち良かったら気持ち良い表情をしてもいいし、感じるままに演技して良いよと言われていたのですが、やってみたらすごく痛くて...(泣)。あまりにも痛すぎて待機中に泣いていたら、現場にいた白川和子さんが優しく抱きしめてくれて...。白川さんが優しすぎてまた涙が出ました。

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©2016日活


冨手 私は園子温監督の『アンチポルノ』に出演しました。園監督に初めて会ったときに「お前、脱げるか?」と聞かれて、「脱げます!園監督の作品で脱ぎます!」と言ったのを監督が覚えていてくれて、今回の作品に呼んでいただきました。監督は厳しいので、クランクイン前に何度も何度も全編通したリハーサルを繰り返し、クランクインする頃には完璧な状態で仕上げていきました。いざ本番を迎えてリハーサル通りに演じたら、監督から「リハーサル通りにやってんじゃねえよ!つまんねえだろ!」と怒られました(笑)。あんなにビックリしたのは初めてです(笑)。

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©2016日活


飛鳥 私は中田秀夫監督の『ホワイトリリー』に出演しました。私の初めては、女同士のラブシーンです。リハーサルでは緊張してしまい、うまく演じられなくて泣いてしまうほど大変でした。ただ今では女同士のラブシーンに慣れてしまうと、女同士のほうが良いかもって思っています。なんというか、女性の方が男の人より肝がすわっているというか...(ここで登壇者一同大きくうなずく)。女って強いんだなって思いました。

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©2016日活


それぞれの個性が炸裂するエピソードで、大いに盛り上がった舞台挨拶。最後は白川さんの「本日舞台挨拶に来てみて、辛い経験もしたけれど、続けてきて本当に良かったと思いました。こんな若くて素敵な方々にロマンポルノのファンになっていただいて、出演したことに誇りを思っている姿を見ると、とてもうれしく思います。私はもうお役御免ですね!」との言葉で締めくくられ、白川さんの目は涙でうるんでいました。

イベント後には、ヒラリー・クリントンほかハリウッドセレブの間で大流行中の"マネキンチャレンジ"に登壇者全員で挑戦し、シュールな撮影過程に和気あいあいとした笑い声が響き、楽しいイベントとなりました。


ロマンポルノ新作11/26(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開!


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