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『日活向島撮影所跡地』に行ってみました

2012.09.04

 日本活動写真株式会社が創立した翌年の大正2年(1913年)、前身の1社であった吉沢商店の目黒グラスステージを閉鎖、その機能を引き継ぐ形で開業した日活向島撮影所。隅田川のほとりに当時最新鋭のグラスステージを建造しました。

 後に現代劇を中心とした撮影所となったこの撮影所は大正12年の関東大震災で大きなダメージを受けて廃止となるまでに様々な作品を製作、日本における「近代映画スタジオ発祥の地」とされています。
 そんな、日活向島撮影所跡地に行ってみました。

 撮影所跡地へはいくつかのルートがありますが、今回のスタート地点は今最もホットな名所「東京スカイツリー」。

 下から見ると圧倒される高さです。今年オープンということは、十年後、スカイツリー10周年の年が日活110周年。スカイツリー100周年の年に日活200周年を迎えます。これからも共に周年事業を祝え続けられますのでどうぞ、末永くよろしくお願いいたします(笑)!

 それでは早速撮影所跡地に向かいましょう。東京スカイツリー・イーストタワー側の出口(押上駅側)を出ると、すぐに公共バス・タクシー乗り場があります。

 ここは、スカイツリー開業に合わせて運行を開始した、墨田区内循環バス「すみまるくん、すみりんちゃん」の基点になっています。
 撮影所跡地の近郊に向かうのは北西部ルート。今回乗ったバスは1台だけ運行している電気バス(日本初の営業運転)の「すみりんちゃん」でした。

 20分ほど乗車し、14番「白髭橋病院」で下車。


 バス停から隅田川方向(西側)へ5分ほど歩くと、隅田川沿いに設けられた東白髭公園があります。日活撮影所の跡地はこの公園に一部を囲まれた形になっている「旧・堤通小学校」の場所。
 しかし、現在小学校は取り壊され、中学校を建設中。そのため、外周が工事用の壁で囲われてしまっています。

 隅田川堤防沿いの道路も、白壁で囲まれていますが、一部分だけ壁が透明アクリルパネルになっている箇所があります。

 まさにここが、日活撮影所跡地に立てられた「近代映画スタジオ発祥の地」の碑がある場所。
 アクリルパネルと鉄柵越しになってしまうため、少々見づらい状態になってしまっていますが、碑には当時のグラスステージのイラストが描かれています。

 碑の部分の工事壁を透明パネルにしていただいたおかげで、工事中でも碑が見ることができるのは嬉しいです。
 中学校は平成25年に完成することですので、その際にまた改めて訪れたいですね。

 この通りや、東白髭公園からも東京スカイツリーを眺めることが出来ました。


 ぜひ皆様も、東京スカイツリー見物のついでに、「近代映画スタジオ発祥の地」にも足を運んでみてください。

●その他のルート
 JR日暮里駅⇔JR亀戸駅(都バス・里22系統)にて「白髭橋東」停留所下車徒歩約5分
 東武スカイツリーライン鐘ヶ淵駅より徒歩約15分(または循環バス乗り換え)








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全国のコミュニティチャンネルで日活作品『泣かせるぜ』放送!

2012.08.31

 チャンネルNECOを放送している、下記ケーブルテレビ局のコミュニティチャンネルで、日活作品『泣かせるぜ』が放送されます!
 下記ケーブルテレビ局を通じてチャンネルNECOをご視聴いただいている方はもちろん、コミュニティチャンネルが見られる環境にある方は、ぜひご覧ください。

放送局、放送日時一覧(初回放送日時順)

ケーブルテレビ局名放送日時
㈱ジュピターテレコム                     
【J:COMチャンネルHD】   
1日(土)20:00~
10日(月)14:30~
24日(月)20:00~   

J:COMチャンネルHDの詳しい情報はこちら↓
 

★東京スカイツリータウンR内のJ:COMコンセプトショップ J:COMWonder Studioでは、
9月8日(土)、9日(日)に「日活オールタイムベスト展」を開催します。
詳しくはこちら!



ケーブルテレビ局名放送日時
イッツ・コミュニケーションズ㈱3日(月)10:00~
10日(月)10:00~
17日(月)10:00~
24日(月)10:00~   
㈱テレビ岸和田3日(月)18:00~
10日(月)18:00~
17日(月)18:00~
24日(月)18:00~
近鉄ケーブルネットワーク㈱3日(月)19:00~
10日(月)19:00~
17日(月)19:00~
24日(月)19:00~
ひまわりネットワーク㈱8日(土)15:00~
16日(日)09:00~
㈱ベイ・コミュニケーションズ8日(土)19:00~
9日(日)19:00~
10日(月)19:00~
松阪ケーブルテレビ・ステーション㈱  9日(日)09:00~
9日(日)21:00~
10日(月)09:00~
10日(月)21:00~
丹南ケーブルテレビ㈱9日(日)15:00~
10日(月)22:00~
11日(火)10:00~
㈱長崎ケーブルメディア10日(月)14:00~
17日(月)19:00~
22日(土)14:00~
23日(日)09:00~
㈱エヌ・シィ・ティ10日(月)21:00~
15日(土)20:00~
22日(土)20:00~
滑川中新川地区広域情報
事務組合(Net 3)
10日(月)22:30~
17日(月)22:30~
24日(月)22:30~
となみ衛星通信テレビ㈱10日(月)26:00~
14日(金)26:00~
21日(金)26:00~
28日(金)26:00~
シーシーエヌ㈱11日(火)25:00~
(株)山梨ケーブルサービス22日(土)20:00~
㈱ケーブルテレビ富山20日(木)22:00~
21日(金)22:00~
ジャパンケーブルネット(株)(JCN)22日(土)22:00~


【放送作品紹介】
チャンネルNECO presents
日活創立100周年記念
『泣かせるぜ』
(1965年・日活・94分・カラー)


出演:石原裕次郎 浅丘ルリ子 渡哲也 太田雅子 川地民夫 井上昭文

監督:松尾昭典
脚本:小川英 中西隆三
音楽:嵐野英彦
    主題歌=テイチクレコード「泣かせるぜ」作詩:滝田順 作曲:鶴岡正義 歌:石原裕次郎

保険金詐欺が仕組まれた怪船に乗り込み、そのからくりを暴いていくサスペンス・アクション。
大海原を舞台に、豪快な演技を見せる裕次郎と、デビュー間もない渡哲也が初共演。
海の男の慕情と哀愁を歌った石原裕次郎の大ヒット曲も必聴。






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株式会社ジェイティービー様の記事を掲載しました(~"2012" with anniversary~)

2012.08.27

 2012年は日活以外にも様々な企業・団体が周年記念を迎えます。
 お互いに周年記念をお祝いしたいと考え、各企業のご担当者に取材を行う「~"2012" with anniversary~」。
 第四回目は旅行会社の株式会社ジェイティービーさまにお伺いしました。外国のお客さまを日本にお迎えすることが目的で創立されたJTB。現在では旅を通じて様々な形の「交流文化事業」を進められています。

ぜひ、ご覧下さい:https://www.nikkatsu.com/100th/2012anniversary/jtb

大進ラベル印刷株式会社様の記事を掲載しました(~"2012" with anniversary~)

2012.08.21

 2012年は日活以外にも様々な企業・団体が周年記念を迎えます。
 お互いに周年記念をお祝いしたいと考え、各企業のご担当者に取材を行う「~"2012" with anniversary~」。
 第三回目は「日本におけるシール印刷業」の100周年として大進ラベル印刷株式会社さまにお伺いしました。知っているようで知らない「シール」と「ラベル」の違い...皆さんはご存知でしたか?

ぜひ、ご覧下さい:https://www.nikkatsu.com/100th/2012anniversary/seal

川崎市民ミュージアムで「日活創立100周年記念資料展」を開催します!

2012.08.03

 8/4(土)~11/4(日)まで、川崎市民ミュージアムにて、実際に撮影で使用した小道具や「嵐を呼ぶ男」のドラムセット、さらに浅丘ルリ子さんなど当時の女優さんが実際に着用した衣装を中心とした展示を行います。

 また、9月から日活創立100周年記念特集上映も企画しておりますので、詳細が決まりしだいHPで告知いたします。
 日活100年の歴史を体験できる貴重な機会ですので、是非足をお運びください。

<「日活創立100周年記念資料展」>
8月4日(土)~11/4(日)
川崎市民ミュージアム アートギャラリー1
入場料:無料
http://www.kawasaki-museum.jp/
 






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西武鉄道株式会社様の記事を掲載しました(~"2012" with anniversary~)

2012.08.03

 2012年は日活以外にも様々な企業・団体が周年記念を迎えます。
 お互いに周年記念をお祝いしたいと考え、各企業のご担当者に取材を行う「~"2012" with anniversary~」。
 第二回目は西武鉄道株式会社さま。鉄道会社ならではの楽しそうなイベントが盛りだくさんです

ぜひ、ご覧下さい:https://www.nikkatsu.com/100th/2012anniversary/seibu

「日活映画 100年の青春」特集上映決定

2012.07.20

 世界巡回上映の凱旋帰国特集として、創立月の9月に「日活映画 100年の青春」と題した特集上映が決定しました。

 公式ページを開設しました。
https://www.nikkatsu.com/100th/seishun/

WOWOWで「日活100周年記念特集」放送

2012.07.13

WOWOWで、日活映画が大特集されます!

 今年没後25年を迎える石原裕次郎の出演作30本一挙放送を始め、日活アクションを彩った俳優別の特集、ロマンポルノや、「戦争と人間」3部作など、名作の数々をお届けします。

 皮切りとなる7月16日は、WOWOW視聴者が選んだ裕次郎映画ベスト5を、裕次郎の足跡を振返る特別番組「石原裕次郎アワー2012」と共に放送します!

 ぜひご覧ください。


<放送スケジュール>
7月16日(月・祝)午前9:00~
 ・「視聴者が選ぶ裕次郎映画」ベスト5
 ・石原裕次郎アワー2012
      http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/101483/#content

7月・8月 石原裕次郎30作品一挙放送
        http://www.wowow.co.jp/pg_info/wk_new/006892.php

8月 日活ロマンポルノ特集
        http://www.wowow.co.jp/pg_info/wk_new/007093.php
 
9月・10月(予定) 小林旭~永遠のマイトガイ
 
11月(予定) 宍戸錠特集・赤木圭一郎特集
 
12月(予定) 高橋英樹特集・渡哲也特集
 
今冬(予定) 「戦争と人間」3部作一挙放送
 
 
 






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フィルムセンターで日活100周年特集決定!

2012.07.12

8月14日(火)~12月23日(日・祝)、東京国立近代美術館フィルムセンター展示室にて、
展覧会「日活映画の100年 日本映画の100年」が行われます!

“目玉の松ちゃん”、裕次郎から現代まで、日本映画史を形作った波乱万丈の一世紀が
6つの章に分けて紹介されます。

第1章 日活参上!―向島の時代
第2章 京都―"目玉の松ちゃん"から時代劇全盛期へ
第3章 多摩川―リアリズムを求めて
第4章 復活―"アクション"と"青春"の日々
第5章 模索―ロマンポルノの時代
第6章 現代の日活


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また、「"日活史"を学ぼう!」と題し、日本映画史の専門家たちによるギャラリー・トークも行われます。

8月 上田学氏(早稲田大学演劇博物館招聘研究員)
9月 紙屋牧子氏(早稲田大学演劇博物館招聘研究員)
10月 佐藤千紘氏(恵泉女学園大学非常勤講師)
11月 板倉史明氏(フィルムセンター主任研究員)
12月 鈴木義昭氏(映画史研究家、ルポライター)

※詳細は後日ホームページなどでお知らせいたします。

 *****

さらに関連企画として、11月6日(火)~2013年2月3日(日)
フィルムセンター大ホールにて映画上映も行われる予定です。

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貴重で興味深い資料が盛りだくさんですので、ぜひこの機会に足をお運びください。

フィルムセンター公式サイト:http://www.momat.go.jp/FC/NIKKATSU100/index.html






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ヤンマー様の記事を掲載しました(~"2012" with anniversary~)

2012.07.11

 2012年は日活以外にも様々な企業・団体が周年記念を迎えます。
 お互いに周年記念をお祝いしたいと考え、各企業のご担当者に取材を行う「~"2012" with anniversary~」がスタート。
第一回目はヤンマー株式会社さま。「ヤンマー」の社名の由来、ご存知ですか?

ぜひ、ご覧下さい:https://www.nikkatsu.com/100th/2012anniversary/yanmar

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