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「生きつづけるロマンポルノ」上映作品決定& 公式フェイスブックページオープン

2012.03.16

(6月追記:全国巡回公開情報はこちらへ)

 日活の長い歴史のなかで最もセンセーショナルで社会に衝撃を与えた作品群である"日活ロマンポルノ"。
その特集上映が、5月12日(土)よりユーロスペースで行われます。

 1971年の製作開始から社会に旋風を巻き起こした"日活ロマンポルノ"は、88年までの17年間、様々な女性の美しさを描き、映画界に衝撃を与え続けました。
 伝統のスタジオシステムと一流のスタッフに支えられた若手クリエイターたちが一定の製作条件のもと自由に映画を作ることができる場として、神代辰巳、田中登、小沼勝、曾根中生、村川透、根岸吉太郎、池田敏春、金子修介をはじめとする多くの名監督を生み出すとともに、その作品の完成度の高さから現在でも国内外で高い評価を得ています。

 今回の「生きつづけるロマンポルノ」特集上映では、リアルタイムで作品に接し、批評し続けてきた蓮實重彦氏、山田宏一氏、山根貞男氏を選者に迎え、"今、観るべき"日活ロマンポルノ32タイトルを厳選。
みずみずしいエネルギーに満ちた傑作が揃いました。

 気になるタイトルや、その他上映に関する情報は、公式フェイスブックページで公開しております。
https://www.facebook.com/100RP
※フェイスブックにログインのうえご覧いただくようになっております。ご了承ください。

ikitudukeru roman porno
©日活

日活創立100周年記念 特別企画
蓮實重彦 山田宏一 山根貞男が選ぶ愛の革命
「生きつづけるロマンポルノ」
5月12日(土)ユーロスペースほか全国順次公開







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NHK BSプレミアム「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本 喜劇編」にて『幕末太陽傳 デジタル修復版』テレビ初放送!【終了】

2012.03.08

 現在、「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本 家族編」を放送しているNHK BSプレミアムで、
4月より「喜劇編」がスタート。
 その第一弾作品として『幕末太陽傳 デジタル修復版』が選ばれました!

 川島雄三監督の代表的傑作を最新のデジタル技術で画像・音声を修復した本作品を、
ご家庭のテレビでも是非お楽しみ下さい!


【放送概要】
『幕末太陽傳 デジタル修復版』
(1957年/2011年・日活創立100周年記念特別上映作品)
放送チャンネル:NHK BSプレミアム
放送日時:4月3日(火)午後9時02分~

詳しくはNHK BS 放送カレンダーをご確認下さい:http://www.nhk.or.jp/bs/t_cinema/calendar.html
山田洋次監督が選んだ日本の名作100本公式サイト:http://www.nhk.or.jp/yamada100/index.html

『幕末太陽傳 デジタル修復版』公式サイト:https://www.nikkatsu.com/bakumatsu/






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日活撮影所に『嵐を呼ぶ男』ドラムセットと『太平洋ひとりぼっち』ヨット展示!

2012.03.01


施設のリニューアルが進んでいる日活撮影所(東京都調布市)。

この度、その俳優控室棟に、
・『嵐を呼ぶ男』で実際に使用されたドラムセット
・『太平洋ひとりぼっち』で使用されたヨット「マーメイド号」のミニチュア
の展示を始めました!

「嵐を呼ぶ男」ドラムセット 「太平洋ひとりぼっち」マーメイド号
1957年に公開された井上梅次監督『嵐を呼ぶ男』。
当時、映画館の扉が閉まらなかったという逸話がある、正に嵐を呼んだ作品です。
「おいらはドラマー、やくざなドラマー」と歌いながらドラムを叩く名シーンで石原裕次郎は一躍国民的スターになりました。
ドラムは、実際に石原裕次郎も得意としていた楽器だったとか。

『太平洋ひとりぼっち』は、小型ヨットを駆って太平洋横断に成功した青年の手記を基に、1963年に市川崑監督が撮ったスリルとユーモア溢れる青春冒険映画。
設立して間もない石原プロの第1作目の映画であり、アクションヒーロー役の印象の強い石原裕次郎が、関西弁を喋るヨット青年を好演し話題となりました。
ヨットをこよなく愛したといわれる裕次郎、この作品に込める情熱もひとしおだったのはないでしょうか。


日活撮影所は、1954年に完成し、その広さや設備などから「東洋一の撮影所」「白亜の殿堂」と称えられました。
60年近く経った今でも、この撮影所から、映画をはじめテレビドラマ、CM、PV等多くの映像作品が生み出されています。

3月より、名称を「日活撮影所」から「日活調布撮影所」に変更。
”映画のまち調布”の一員として、地域に根ざし、より映画や撮影所に親しんでもらう企画を行っていく予定です。


※俳優控室棟を含み、日活調布撮影所内は一般の方の立ち入りはできません。
なお「ぬくもりステーション」では『ビルマの竪琴』等の展示をご覧いただけます。







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