祝・公開!安田顕主演映画『私はいったい、何と闘っているのか』公開記念舞台挨拶に豪華キャスト再集結!
2021.12.18(土曜日)

映画『私はいったい、何と闘っているのか』が12/17(金)公開初日を迎え、主演・安田顕さん、小池栄子さん、岡田結実さん、SWAY(劇団EXILE)さん、菊池日菜子さん、そして李闘士男監督による公開記念舞台挨拶が12/18(土)テアトル新宿で行われました!

作を手掛けた李闘士男(り・としお)監督は、『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(2018)はじめ、『神様はバリにいる』(2015)などヒット作を排出する奇才。原作は、Twitterフォロワー数約100万人を誇り、芸人・役者・作家と多才なジャンルで活躍するつぶやきシローさんで、2016年に発売された自身の著書「私はいったい、何と闘っているのか」が初の映画化となります。

現実と理想はほど遠くとも、日々を地道に戦い続ける主人公。あなたも、私も、みんな「いったい何と闘っているのか」!? 笑ってしまうほど不器用で、カッコいいヒーローとは真逆。だけど彼はきっとあなたの横にも、もしかするとあなた自身かも?

そんな主人公を務めるのは、ドラマ、映画、舞台と様々な分野でひっぱりダコの個性派俳優・安田顕さん。李監督とは『妻ふり』以来の再タッグで、本作では、仕事や家族のために七転八倒する中流階級の中年男の日常を切り取った喜劇を、体当たりで演じています。

また、シリアスものからコメディまで見事に演じ分ける実力派女優・小池栄子さん、若くしてMCから女優まで幅広い活躍を見せるマルチタレントの岡田結実さん、昨今のバラエティには欠かせない存在となったファーストサマーウイカさん、おなじみ伊集院光さん、その他にもSWAYさん(劇団EXILE)、金子大地さん、菊池日菜子さん、小山春朋さん、田村健太郎さん、伊藤ふみおさん(KEMURI)、白川和子さんら多彩なジャンルの才能が顔を揃え、脇を固めます。さらにウルトラ寿司ふぁいやーによる書き下ろし主題歌「今すぐアナタを愛したい」が映画をさらに盛り上げます!


原作:つぶやきシローもついに鑑賞!登壇キャストたちは1年を振り返り、それぞれの「今年の漢字」を発表!

まずは主演の安田顕さんが「観てくださって本当にありがとうございます!やはりメディアのみなさんがいらっしゃいますと、テンションもひときわ上がってしまう自分でございます。本日はよろしくお願いいたします。」と気持ちの高ぶりと共に感謝の言葉を述べ、小池栄子さんら家族を演じた面々が集まったイベントがスタート。

冒頭では原作者であるつぶやきシロー氏が、ついに作品を鑑賞していたことが話題に!原作者でありながら、まだ作品を鑑賞できていなかったことから本日の舞台挨拶に招待されていたものの、恥ずかしいから違う映画館で鑑賞したとのこと!「おもしろいのでぜひ」とお墨付きをもらったことがわかり、李監督はじめ登壇キャストもホッと一安心。

また家族の大黒柱である春男を演じた安田さんは、本作を観た人からの感想について「父と母が観てくれました。役の大・小に関わらず、必ず(自分の出演する作品の)初日に観てくれます。"顕と小池栄子さんはもちろんのことだが、登場人物みなさんがとても素晴らしかったです。周りの方々への感謝と思いやりを忘れることなく、今後も頑張ってください。とってもよかったですよ"といただきました」と、ご両親から届いた声について教えてくれました。


春男を支え、伊澤家のムードメーカーである妻・律子を演じた小池さんは理想の夫像について問われると「春男さんみたいに優しく包み込んでくれる男性がいいです。一生懸命、真面目で家族想いで、それに尽きるんじゃないですかね。」とコメント。それを受けて安田さん自身は優しいかと問われると「いやぁ、結構したたかですけどねぇ」と会場の笑いを誘いました。


長女・小梅を演じた岡田さんは「無理して喋る感じではなくて、本当の家族みたいに喋りたいときに喋っていたのが記憶に残ってますね!」と、家族を共に演じたキャスト達との現場の雰囲気について語りました。加えて「今日はいないんですけど、長男役の(小山)春朋くんが現場にいるだけでマスコットキャラみたいで、みんなどこかしら春朋くんのからだを触ってました(笑)」と、作中でも現場でも愛されキャラの小山さんについて話してくれました。


小梅の彼氏を演じたSWAYさんは、伊澤家役のキャスト達と共演した結婚の挨拶シーンにあった、相手の父親から財布をもらうことについて「(嬉しいかどうがどうかは)くれる相手次第ですよね(笑)。よくお金の縁を引き継ぐとか言いますけど、今回は劇中ではありますけど、安田さんからいただいたので仕事運をいただいたのかなとポジティブに考えてます」と、嬉しそうに話しました。


本作が映画初出演となる次女・香菜子を演じた菊池さんは「初の舞台挨拶で緊張しています、、!みなさんから色んなアドバイスをいただきながら乗り切りました」と、緊張しながらも初映画出演について語りました。小池さんも「本当にすごく一生懸命に勉強していて、みんな可愛がっていました。だから何か自分のアドバイスが役に立てればと、僭越ながら言わせてもらいました」と菊池さんを称えました。


また事務所の先輩である安田さんからのアドバイスについて菊池さんは「私が演技で息詰まった時に"そういう時は一度、目を離して全然関係ないところ、例えばあそこの花瓶とかを見て、頭をスッキリさせてごらん"とアドバイスをもらったおかげで、キャパオーバーを解消できました」と語りました。安田さんは「素晴らしいですね。"初めての舞台挨拶で何も喋れないと思いますけど、よろしくお願いいたします"って言ってたけど、随分喋りますねぇ」と、メンタルの強さに感心していました。

李監督は渾身の1シーンを問われると「安田さんと小池さんが、河原で"バカヤロー"と叫ぶシーンですかね。あそこは原作にもないんです。"バカヤロー"に意味はないんですが、"あの夫婦は大丈夫だよね"と感じることができる、言葉の限界、意味を超える関係が描けたのかなと思います」と語りました。


続いては年末恒例となる「今年の漢字」を、用意されたフリップで発表するくだりになると一斉に、安田さん【闘】、小池さん【穏】、岡田さん【豊】、SWAYさん【感】、菊池さん【新】、李監督【空】と、披露されました。

安田さんの【闘】は本作のタイトル、李闘士男監督の名前の一文字にもかかっており、これしかないとチョイス。小池さんの【穏】は世の中は大変だったが、自分の生活を見直して、穏やかに過ごすことができたからとのこと。

岡田さんの【豊】は本作に出会って以来、仕事や人の巡りが豊かになったとのこと。「一皮剥けました(笑)」と自分で言ったことがツボに入ってしまう場面も。SWAYさんの【感】は、コロナ禍で当たり前だと思っていたものがそうではなかったということを感じ、音楽・映画活動で感動、感謝したということでチョイス。

菊池さんの【新】は、初めての映画や舞台出演で新しいことをインプットしたということ。李監督の【空】は今年1年幻のようで実感がなかった、空白のようだった。そしてそんな中、空を見上げること多かったということが理由と語りました。

さらに「来年こそ実現させたい!」と思うことについて安田さんは「酒量、飲みすぎを減らしたい。。聞きたいですこれ?」と笑いを誘ったうえで「この映画がお正月映画として、たくさんの人に観てもらえたらいいな」と願いを語りました。

最後は安田さんが「本当に今日はお集まりいただき、ご覧くださいましてありがとうございます。"ささいな幸せ""ささやかな日常"そういったものに気づかされる、1~2年だったんじゃないかなと思います。この映画にはそういったものが溢れていると思います。また、ご覧になった一人一人が、それぞれに主役であると感じることができます。老若男女の方に愛してもらえる映画を李監督は作ってくださったと、感謝しております!」と締めくくり、盛り上がりの熱が冷めやらぬまま、イベントは幕を閉じました。


©2021 つぶやきシロー・ホリプロ・小学館/闘う製作委員会


主演・安田顕さんが「老若男女の方に愛してもらえる映画」と自信をみせる本作。なかなか思い通りにいかないことの多い人生でも、今日の日本を、職場を、家庭を支え続けるあなたにエールを贈る、心と体にそっと寄り添う令和の"喜怒哀楽"サプリメント・ムービーを、ぜひ劇場でご覧ください!


映画『私はいったい、何と闘っているのか』絶賛公開中!


ストーリー
伊澤春男、45歳。勤続25年の地元密着型スーパーウメヤ(大原店)の万年主任。それでも信頼する上田店長の「春男はこの店の司令塔」という言葉が、今日もやる気を掻き立てる! 
たまの休みは、息子の少年野球の熾烈なレギュラー争いのために考えた"差し入れ作戦"。またある時は長女の彼氏に父親の威厳を見せつけるための名酒"ナポレオン"作戦。
そして仕事では、念願の店長昇進への妄想と現実の狭間で喜んだり落ち込んだりの繰り返しの日々。一見平凡に見えても、彼の脳内は今日も戦場と化す―。
甘えも嫉妬も憤りも悔しさもすべてを強がりのオブラートに包み込み、日常を戦うこの中年サラリーマンは、束の間、なじみの食堂で哀愁に浸りながらいつものカツカレーを全力で喰らい尽くす―。
愛する妻や子供たちとのかけがえのない生活と、夢にまで見た店長昇格への長く険しい戦いの果てに待っていた予想外の結末とは...。



©2021 つぶやきシロー・ホリプロ・小学館/闘う製作委員会


映画『私はいったい、何と闘っているのか』関連ニュース

プレミア試写会の模様
完成披露上映会の模様
公開日ほか決定
映画化決定

 

『私はいったい、何と闘っているのか』

★2021年12月17日(金)公開★

心と体にそっと寄り添う令和の"喜怒哀楽"サプリメント・ムービー!

監督:李闘士男

原作:つぶやきシロー「私はいったい、何と闘っているのか」(小学館刊)

脚本:坪田文

出演:安田顕 小池栄子
岡田結実 ファーストサマーウイカ SWAY(劇団EXILE) 金子大地 菊池日菜子 小山春朋 田村健太郎 佐藤真弓 鯉沼トキ 竹井亮介 久ヶ沢徹 伊藤ふみお(KEMURI) 伊集院光 白川和子