映画『私はいったい、何と闘っているのか』完成披露上映会に主演・安田顕はじめ"スーパーウメヤ"の個性豊かな店員役キャストが集結!
2021.10.25(月曜日)

12/17(金)全国公開映画『私はいったい、何と闘っているのか』の<完成披露上映会>が10/25(月)テアトル新宿で行われ、主演の安田顕さんはじめ、ファーストサマーウイカさん、金子大地さん、伊集院光さん、李闘士男監督が舞台挨拶に登壇されました!

本作を手掛けるのは、『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(2018)はじめ、『神様はバリにいる』(2015)などヒット作を排出する奇才・李闘士男(り・としお)監督。原作は、Twitterフォロワー数約100万人を誇り、芸人・役者・作家と多才なジャンルで活躍するつぶやきシローさんで、2016年に発売された自身の著書「私はいったい、何と闘っているのか」が初の映画化となります。

現実と理想はほど遠くとも、日々を地道に戦い続ける主人公。あなたも、私も、みんな「いったい何と闘っているのか」!? 笑ってしまうほど不器用で、カッコいいヒーローとは真逆。だけど彼はきっとあなたの横にも、もしかするとあなた自身かも?

そんな主人公を務めるのは、ドラマ、映画、舞台と様々な分野でひっぱりダコの個性派俳優・安田顕さん。李監督とは『妻ふり』以来の再タッグで、本作では、仕事や家族のために七転八倒する中流階級の中年男の日常を切り取った喜劇を、体当たりで演じています。

また、シリアスものからコメディまで見事に演じ分ける実力派女優・小池栄子さん、若くしてMCから女優まで幅広い活躍を見せるマルチタレントの岡田結実さん、昨今のバラエティには欠かせない存在となったファーストサマーウイカさん、おなじみ伊集院光さん、その他にもSWAYさん(劇団EXILE)、金子大地さん、菊池日菜子さん、小山春朋さん、田村健太郎さん、伊藤ふみおさん(KEMURI)、白川和子さんら多彩なジャンルの才能が顔を揃え、脇を固めます。さらにウルトラ寿司ふぁいやーによる書き下ろし主題歌「今すぐアナタを愛したい」が映画をさらに盛り上げます!


地元に愛されるスーパー "ウメヤ" 新宿に仮設オープン!?

舞台挨拶は、まず主演の安田顕さんが「今日はありがとうございます。観客の皆様で満席、マスコミの皆様も沢山フラッシュを焚いていただければと思います。」と安田節とともに感謝の気持ちを述べ、スタート。


この日は、安田さん演じる主人公・春男が勤めるスーパーの店員役メンバー集結ということで、本日だけの "スーパーウメヤ新宿店" 仮設オープンも兼ね、お祝いの花輪が舞台に並べられました。

李監督が2度目となる安田さんとのタッグについて「春男は頑張れば頑張るほど、空回りしてしまう。そんな頑張れば頑張るほど、カッコよく見えない人がいいなと思ったんです。」とコメントすると、会場からは笑いが。李監督は慌てて「その様がチャーミングに見える方は誰かと考えた時に安田さんがいるじゃないか!と思ってオファーしたんです。」と付け加えました。

安田さんは「非常にありがたいお言葉。私は面白いことを言おうとして言えるタイプじゃない。結果的に面白くなっちゃったねで、なんとなくやってきた人間なんですよ。よく気づいてくださいましたね!」と、監督との絆を感じさせました。

続いて共演者の印象について聞かれた安田さんは、金子さんについては「とにかくギャップがすごい!イケメンだけでご飯を食べていない!役者の幅が広い!役に取り組む姿勢で出来上がったキャラクターが劇中にもふんだんに出てくる。非常に目立ちます!」と、その存在感を称賛しました。

伊集院さんについては「役者としての共演は初めてでした。すごく短い時間での参加だったんですが、演じられた役柄が作中の根底に流れているんです。"単価"が良かったですね!!」と独特な表現で共演を振り返りました。

それを受けて伊集院さんも「本当に得したな!と思いました。しかも参加させていただいた撮影日が(一年前の)今日(10月25日)なんです!」と奇跡的なエピソードを明かし、周りからも驚きの声が!また「圧巻のダンスシーンにも是非ご注目ください!」と架空の注目シーンを挙げて、笑いを誘いました。


ファーストサマーウイカさんとの初共演については、ウイカさんがパーソナリティを務めるラジオ番組「オールナイトニッポン0」に安田さんが生電話したエピソードを明かし、「それもあって初めてな感じがしなかった。お歌だったり、タレント活動だったり多彩でいらっしゃいますが、バックボーンに役者さんがあるので、初共演な気がしなかった」とコメント。

ウイカさんは撮影中のエピソードについて「実際のスーパーで撮影していて、バックヤードも小汚くて、、ごめんなさい!!小汚いとか言って!リアルってことです!」と持ち前のトーク力でピンチを笑いに変えました。


続いて、主人公・春男を慕う、やる気ほとばしる熱血キャラを演じた金子さんは「松岡修造さんくらい熱い男を演じてほしいと言われました。初めての経験でしたが、思い切ってできました。そしてそんなキャラがいてもおかしくない世界観だなと思いました。」と、監督演出の裏話を披露し、作中で一番近い役どころは誰かと問われると「春男ですかね。人に気を遣いますし、それが思いやりとしてあるけど、ズレちゃいますね」と素の一面を明かしました。


また作中序盤で春男が機転を利かせて切り抜けたピンチにちなみ、【最近パニックになった出来事】について問われると、安田さんは「今作の演出で本当にお酒を飲んだシーンがあります。監督の粋な計らいでした。」と嬉しいパニックを挙げました。

すると伊集院さんは「このイベント前の出来事なんですが、主演の安田さんがイベントの想定質問を誰よりも真剣に見てたんですよ。他のみんなはリラックスしてたのにパニクちゃって、、と思ったら、本番は誰よりも普通に話してるんですよ!」と暴露話に発展。安田さんは「やり直しきかないと思ったら、緊張しちゃって(笑)」と繊細な一面を見せました。

最後は安田さんが「もし時間があれば、もちろんマスクをつけてですが、映画を観た後にお店で食べ物を食べたり、一杯二杯飲んだりといった、そんなささやかな日常がみなさまに訪れるといいなと思います。本日はありがとうございました。」と締めくくり、盛り上がりの熱が冷めやらぬままイベントは幕を閉じました 。


映画『私はいったい、何と闘っているのか』2021年12月17日(金)全国公開!


日々闘いながらも、どこか空回りしてしまう春男。"でもやるっきゃない!"と、熱いメッセージを投げかける本作。共感度MAX&わかりみ深過ぎ、心と体にそっと寄り添う令和の"喜怒哀楽"サプリメント・ムービーの公開を、お楽しみに!


ストーリー
伊澤春男、45歳。勤続25年の地元密着型スーパーウメヤ(大原店)の万年主任。それでも信頼する上田店長の「春男はこの店の司令塔」という言葉が、今日もやる気を掻き立てる! 
たまの休みは、息子の少年野球の熾烈なレギュラー争いのために考えた"差し入れ作戦"。またある時は長女の彼氏に父親の威厳を見せつけるための名酒"ナポレオン"作戦。
そして仕事では、念願の店長昇進への妄想と現実の狭間で喜んだり落ち込んだりの繰り返しの日々。一見平凡に見えても、彼の脳内は今日も戦場と化す―。
甘えも嫉妬も憤りも悔しさもすべてを強がりのオブラートに包み込み、日常を戦うこの中年サラリーマンは、束の間、なじみの食堂で哀愁に浸りながらいつものカツカレーを全力で喰らい尽くす―。
愛する妻や子供たちとのかけがえのない生活と、夢にまで見た店長昇格への長く険しい戦いの果てに待っていた予想外の結末とは...。



©2021 つぶやきシロー・ホリプロ・小学館/闘う製作委員会


映画『私はいったい、何と闘っているのか』関連ニュース

公開日ほか決定
映画化決定

 

『私はいったい、何と闘っているのか』

★2021年12月17日(金)公開★

心と体にそっと寄り添う令和の"喜怒哀楽"サプリメント・ムービー!

監督:李闘士男

原作:つぶやきシロー「私はいったい、何と闘っているのか」(小学館刊)

脚本:坪田文

出演:安田顕 小池栄子
岡田結実 ファーストサマーウイカ SWAY(劇団EXILE) 金子大地 菊池日菜子 小山春朋 田村健太郎 佐藤真弓 鯉沼トキ 竹井亮介 久ヶ沢徹 伊藤ふみお(KEMURI) 伊集院光 白川和子