映画『私はいったい、何と闘っているのか』プレミア試写会に、安田顕演じる<伊澤春男>の愛すべき"家族"大集結!
2021.11.21(日曜日)

12/17(金)全国公開映画『私はいったい、何と闘っているのか』の<プレミア試写会>が11/21(日)都内で行われ、主演の安田顕さん、小池栄子さん、岡田結実さん、小山春朋さんら伊澤ファミリーに加え、SWAY(劇団EXILE)さん、そしてメガホンを取った李闘士男監督が舞台挨拶に登壇されました!

本作を手掛けた李闘士男(り・としお)監督は、『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(2018)はじめ、『神様はバリにいる』(2015)などヒット作を排出する奇才。原作は、Twitterフォロワー数約100万人を誇り、芸人・役者・作家と多才なジャンルで活躍するつぶやきシローさんで、2016年に発売された自身の著書「私はいったい、何と闘っているのか」が初の映画化となります。

現実と理想はほど遠くとも、日々を地道に戦い続ける主人公。あなたも、私も、みんな「いったい何と闘っているのか」!? 笑ってしまうほど不器用で、カッコいいヒーローとは真逆。だけど彼はきっとあなたの横にも、もしかするとあなた自身かも?

そんな主人公を務めるのは、ドラマ、映画、舞台と様々な分野でひっぱりダコの個性派俳優・安田顕さん。李監督とは『妻ふり』以来の再タッグで、本作では、仕事や家族のために七転八倒する中流階級の中年男の日常を切り取った喜劇を、体当たりで演じています。

また、シリアスものからコメディまで見事に演じ分ける実力派女優・小池栄子さん、若くしてMCから女優まで幅広い活躍を見せるマルチタレントの岡田結実さん、昨今のバラエティには欠かせない存在となったファーストサマーウイカさん、おなじみ伊集院光さん、その他にもSWAYさん(劇団EXILE)、金子大地さん、菊池日菜子さん、小山春朋さん、田村健太郎さん、伊藤ふみおさん(KEMURI)、白川和子さんら多彩なジャンルの才能が顔を揃え、脇を固めます。さらにウルトラ寿司ふぁいやーによる書き下ろし主題歌「今すぐアナタを愛したい」が映画をさらに盛り上げます!


アットホームな雰囲気も束の間、原作者の映画未鑑賞が発覚!いきなり映画公開危機?まさかの再撮?笑いと感動のプレミアイベントで会場は最高潮!

まずは主演の安田顕さんが「本日はお集まりいただきありがとうございます。いつも直接足を運んでいただいていると思うと、すごく緊張しますが、上映後ということで少し楽な気持ちでお話できると思います。どうぞよろしくお願いいたします。」と緊張しながらも感謝の言葉を述べ、プレミアイベントはスタート。

家族の大黒柱である、父親・春男を演じた安田さんは共演キャストについて「助かりました、、!(家族を演じるということで)短い時間でコミュニケーションを取って、輪を作っていくということが大事なんですが、そういう部分を小池さんが引っ張ってくださいました。」とコメント。

一方で「お昼ご飯を(家族役の)子供たちのところにわざわざ椅子を持って行って食べるんですが、特に何も話すこともない(笑)また椅子を持って自分の部屋に戻るという、謎のコミュニケーションを取っていました。」と笑いを誘いました。


また「安心したのは、休憩中に長女役の岡田さんがお姉ちゃんのように次女役の菊池さんや長男役の春朋くんと接して、輪を作っていたんです。お父さん(安田)は相変わらず黙ってるんだけど(笑)『みかん食べる?』と間が空くと、自分が持ってきたみかんを周りに勧めていました(笑)」と、役に溶け込むように現場の雰囲気を作っていた岡田さんたちに感謝しました。

春男を支え、伊澤家のムードメーカーである妻・律子を演じた小池さんは明日11月22日が"いい夫婦の日"であることにちなみ、理想の夫婦像について問われると「やっぱり何があっても一番の味方でいてあげることじゃないですか?」とコメント。「律子は春男に色んなことがあっても、とやかく言わずに信じて、一番の味方でいるっていう女性。なので、今回演じてみて、私も一回り良い女房になれたらなと思いました。」と語りました。その回答に大きく頷く小学生の小山さんに監督がツッコミ、会場は大きな笑いに!


また、主人公・春男のように最近、不満や妄想が頭の中で炸裂した出来事を聞かれた長女・小梅役の岡田さんは「春男って誰かに似てるな~と思ったら、兄だったんです!本当に何も喋らなくて!年々何を考えているのか分からなくて、、、でもどんどんミステリアスになって好きになっていくんです!この前も一緒に家族でご飯に行って、兄が何も喋らなかったので『何考えてるんだろう、、!』って炸裂してたんですが、やっぱりお兄ちゃんのこと好きだなと思いました!」と、ほっこりする家族のエピソードを披露。


小梅の彼氏役を演じたSWAYさんは、家族でも「これは許せない!」といったことはあるかと問われると「やりたいこと、興味があることを全部否定されると悲しいですね。心配されながらも後押ししてほしいですね。僕の時はヒップホップミュージックということですごく悪そうな恰好から入って、『何その恰好?』と親に言われましたが、否定はされなかったですね。」と振り返りました。


慣れない舞台挨拶で心臓バクバクだという、長男・亮太を演じた小山さんは撮影中も緊張したか問われると「リハーサルとか含めて、あまり話さないということで、その人の性格とか事細かいことは分からないので接し方で緊張しましたが、撮影が進むにつれて仲良くなれたんじゃないかな。」と小学生とは思えない貫禄ある所感を語ると、安田さんは「あなたがいてくれるだけで監督の機嫌が良くなる。やること全てをニコニコ見てましたよ。」と、小山さんの愛されキャラぶりを称えました。


続いてMCより「原作者・つぶやきシローさんが試写に呼ばれていない」という事実が明かされることに、、!

安田さん「私もSNSで見た気がする。。」、李監督「前代未聞ですよ!原作者が観ていないということは、この後公開できるか分かりません!撮り直さないといけないかもしれない!」と、まさかの再撮影を示唆すると場内からは笑いとどよめきが!さらに小池さんの「キャスティングも変わるかもしれませんよね(笑)」という言葉に、笑いのボルテージは最高潮に!

盛り上がった場を仕切りなおしたところで、春男が定食屋のカツカレーを食べて発散していたことにちなみ、実際に行っている発散方法について問われると、安田さんと小池さんはともにお酒を呑むことだと意見が一致。「この間、朝の3時半に仕事が終わって、そのまま8時出発だったけど呑んだもんね」と、安田さんからパワフルすぎるエピソードが、、。小池さんも「呑まないとその日がリセットされた感じがしないですよね。」と話し、お酒が多忙な生活の癒しとなっていることをうかがわせました。

そして、ここで安田さんから小池さんへ「皆さん!昨日は映画で素晴らしい妻・お母さんを演じてくださった小池栄子さんの誕生日です!おめでとうございます!」と、バースデーソングの生歌唱と花束をプレゼント!


小池さんが「感動します。家族に祝ってもらえるのは嬉しいですね。本当に大好きな作品になったので、続編とかどうなんですかね...?」と監督に問うと、すかさず安田さんが「続編の前に再撮影するかどうかでしょ」とツッコミ、場内は再び笑いに包まれました。

最後は安田さんが「1日が思い通りに上手くいったことって、私ないんです。小さいことですぐくよくよしたり、あーだこーだ考えることが、皆さんもあると思うんです。思い通りにいかない、でもそれでもいいじゃないか!と。もっともっと素敵なことが起きてるよ!ということを気づかせてくれる映画だと思っています。今日はありがとうございました!」と締めくくり、盛り上がりの熱が冷めやらぬままイベントは幕を閉じました。


日々闘いながらも、どこか空回りしてしまう春男。"でもやるっきゃない!"と、熱いメッセージを投げかける本作。共感度MAX&わかりみ深過ぎ、心と体にそっと寄り添う令和の"喜怒哀楽"サプリメント・ムービーの公開を、お楽しみに!


映画『私はいったい、何と闘っているのか』2021年12月17日(金)全国公開!


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ストーリー
伊澤春男、45歳。勤続25年の地元密着型スーパーウメヤ(大原店)の万年主任。それでも信頼する上田店長の「春男はこの店の司令塔」という言葉が、今日もやる気を掻き立てる! 
たまの休みは、息子の少年野球の熾烈なレギュラー争いのために考えた"差し入れ作戦"。またある時は長女の彼氏に父親の威厳を見せつけるための名酒"ナポレオン"作戦。
そして仕事では、念願の店長昇進への妄想と現実の狭間で喜んだり落ち込んだりの繰り返しの日々。一見平凡に見えても、彼の脳内は今日も戦場と化す―。
甘えも嫉妬も憤りも悔しさもすべてを強がりのオブラートに包み込み、日常を戦うこの中年サラリーマンは、束の間、なじみの食堂で哀愁に浸りながらいつものカツカレーを全力で喰らい尽くす―。
愛する妻や子供たちとのかけがえのない生活と、夢にまで見た店長昇格への長く険しい戦いの果てに待っていた予想外の結末とは...。


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映画『私はいったい、何と闘っているのか』関連ニュース

完成披露上映会の模様
公開日ほか決定
映画化決定

 

 

『私はいったい、何と闘っているのか』

★2021年12月17日(金)公開★

心と体にそっと寄り添う令和の"喜怒哀楽"サプリメント・ムービー!

監督:李闘士男

原作:つぶやきシロー「私はいったい、何と闘っているのか」(小学館刊)

脚本:坪田文

出演:安田顕 小池栄子
岡田結実 ファーストサマーウイカ SWAY(劇団EXILE) 金子大地 菊池日菜子 小山春朋 田村健太郎 佐藤真弓 鯉沼トキ 竹井亮介 久ヶ沢徹 伊藤ふみお(KEMURI) 伊集院光 白川和子