映画『野球部に花束を』の公開を記念して、本日8/13(土)TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われた舞台挨拶に、一年生部員役を演じた主演・醍醐虎汰朗さんはじめ、黒羽麻璃央さん、駒木根隆介さん、市川知宏さん、三浦健人さん、黒田が一目惚れする同級生役の浅野杏奈さん、そして飯塚健監督が登壇。さらに原田監督役を演じた髙嶋政宏さんも、ユニフォームにサングラス姿でサプライズ乱入しました!
本作は、『ドラフトキング』『べー革』など多くの傑作野球マンガを発表し、話題を呼んでいるクロマツテツロウ氏の同名コミックを初映画化。
中学時代の野球部生活に別れを告げ、高校デビューを目指し茶髪に染めて入学した黒田鉄平(醍醐虎汰朗)。夢見たバラ色の高校生活は、うっかり野球部の見学に行ってしまい、あっけなくゲームセット。一緒に入部した桧垣主圭(黒羽麻璃央)たち一年生はコンプライアンス全無視の原田監督(髙嶋政宏)や先輩たちに囲まれ、時代錯誤で圧倒的不条理な野球部の荒波にもまれていく…。
©2022「野球部に花束を」製作委員会
上映後に拍手で迎えられたキャスト・監督一同。全国公開を迎え、主演を務めた醍醐虎汰朗さんは「本日はお越しいただきありがとうございます。楽しんで行きましょう!」と感謝の気持ちを伝え、黒羽麻璃央さんも「野球大好きな僕にとっては至福のような時間を過ごせました。今日という日を迎えられて大変嬉しく思っております。」と話し、さらに飯塚監督も「何度作品を重ねても公開すると特別な思いがあります。今日は楽しんでいってください」と挨拶しました。
改めて公開したことへの気持ちを醍醐さんは「最高です!」と一言。そして「皆さんどうでしたか?」と本作を観たばかりの会場の皆さんへ呼びかけると、会場から大きな拍手が起きました。
野球部に入部する一年生5人組という役どころを演じた醍醐さん、黒羽さん、駒木根さん、市川さん、三浦さんは久々に再会した感想を聞かれ、駒木根さんは「撮影の時はみんな同級生って感じで、本当に部活っていう日々だったので、今日会ってみんな雰囲気がガラッと変わっててなんか照れくさい感じが(笑) あれ?俺だけ?」と全員を見渡し、トークは髪型の話に。
坊主だった撮影の頃にくらべて髪が伸びカラーもしいた一年生メンバーに、思わず黒羽さんが「野球部あるあるです。卒業するとそっちに走ります!」と会場を笑わせました。
また、年齢もバラバラながら同級生役を演じたことについて、市川さんは「坊主で制服だと高校生に見えたんですけど、改めてみると皆さんイケメンで」と話し、またも髪型の話になり、そこで駒木根さんが「髪の毛の話、もういいんじゃない」とツッコミを入れ、チームワークがうかがえる場面も。
そんな撮影現場について飯塚監督は「おじさんばっかりだったので、高校生に見えていたのか分からなかったんですけど、“野球“って不思議なもので一生懸命球を追いかけていると高校生に見えてくるなと思ってました。」と明かしました。
撮影が大変だったシーンとして引退ノックのシーンがあがると、市川さんは「俺が一番疲れてた。みんなすごいなと思って」と明かし、醍醐さんは「最初はみんな大袈裟じゃないのと思ったんですけど、限界でした!立てなくなって、すごかったですよね」と共感し、続けて黒羽さんも「キツかったですけど、より気持ちが入るっていうのはありましたね。」と全員で撮影をふり返りました。
©2022「野球部に花束を」製作委員会
ここで主人公の黒田鉄平(醍醐)が一目惚れする同級生の女子役を演じた浅野杏奈さんも登場!男性陣ばかりだった撮影現場について聞かれると「私自身学生時代はラグビー部だったので、男性の多い現場の雰囲気はすぐ受け入れられたんですけど、皆さんの年齢差がすごかったのでそれには驚きました。でも不思議と教室に入ると皆さん同級生のようで懐かしい高校風景を思い出しました。」と撮影当時を回顧。
それに対し醍醐さんも「田舎っぽい田んぼのあるシーンを背景にみんなで撮影してたら、青春すぎてなんかスポーツドリンクのCMみたいでした。」と現場の雰囲気を振り返りました。すると、浅野さんが「醍醐さんのファンの方にお伝えしたいんですけど・・」と切り出し、「醍醐さん、めっちゃ良い匂いしました。ロケバスで醍醐さん乗られてきた瞬間、ふわっといい香りがして思わず振り向いてしまって。それだけは今日皆さんに伝えたいなと思って。」と野球部には似つかわしくない爽やかエピソードを披露!それを聞いて「何にもつけてないんだけどな、体臭かな、恥ずかしいです(笑)」と醍醐さんも照れながらコメント。
続いて、地獄の野球部の頂点に君臨する原田監督役を演じた髙嶋さんの話題になり、本編で原田監督から愛のビンタを受けた桧垣役の黒羽さんが「思いっきり叩かれると、耳キーンてなるんだなって経験を初めてしました。髙嶋さんも躊躇なくやってくださって嬉しかったです。映画を観てもらえると、僕がガチで驚いてるのがよくわかると思います(笑)」と注目ポイントを明かしました。
飯塚監督も「髙嶋さんはご自分でアドリブ色々出してくれて『野球に狂え!』のシーンも僕からはふわっとしか伝えてなかったんですけど、しっかりやっていただきました。」と裏話が明かされ、そんなアドリブを炸裂させる強烈キャラを演じた髙嶋さんの様子を醍醐さんも「笑うの堪えるのが大変なんです!」とコメント。駒木根さんも「想像もしないような近づき方してくるし、そこ通る?ってくらい狭いところを通ってきたり本当に笑っちゃわないように堪えるのが大変なんです。」と当時の印象を語りました。
現場のエピソードに盛り上がると、駒木根さんが「麻璃央くんだけ野球経験者でフォームも最初から綺麗だったんですが、醍醐くんも才能あって、野球未経験なのにフォームが綺麗すぎて、経験者かと思いました。」とコメントすると、黒羽さんも「(醍醐へ)ぜひ野球を続けてください!みんなで草野球チーム作ってプレイしたいですよね、最初は小学生相手に試合して・・」とトークが盛り上がる中、突如劇中の原田監督の出立ち、リーゼントにサングラスをかけユニフォームを着た髙嶋政宏さんがサプライズ登場!
映画特製の黄金バッドを振り乱し「髪染めてんじゃねえよ!」と劇中さながらのド迫力で乱入!思わぬゲストの登場に驚く一年生キャストたちに、原田監督からひまわりの花束が渡されました。
今までの話を全て聞いていた髙嶋さんは「スタンバイが長い長い!みんなに見つからないように、冷房の効かない部屋でずっと隠れてたんだから。久しぶりにリーゼントやりました。」とコメント。髙嶋さんから花束を受け取った醍醐さんは「いや怖いっすよ!びっくりした、やっぱりめちゃいかついですね。」と話しました。
先日行われたセレモニーピッチに共演者の小沢仁志さんと登場した髙嶋さんは「バッドが重くて全然振れなくて。それに小沢さん始まる前に『当ててやるからな』って言うし顔も怖いしで、本当に怖かったんだから。」と、他のキャストに当日の感想を伝えました。
さらに飯塚監督から出た髙嶋さんのアドリブエピソードについては「監督が撮影始まる寸前に、こそっと僕だけに言ってくるんですよ。『もうちょっとやれます?』って。それで、野球に狂え!のシーンに臨んだんですけど、いつカットかかるかと思いながら一生懸命大声出して喉も痛くて、やっとカットかかったと思ったら『じゃあもう一回!』と言われて、目の前真っ暗になりましたよ。」と原田監督よりスパルタな飯塚監督の現場エピソードを披露しました。
最後に醍醐さんが「今日は台風の中来てくださってありがとうございます。“野球”と聞くと入りづらいと思う人もいるかもしれませんが、観てもらえれば誰でもどこか共感できてクスッと笑ってもらえる作品を作ったつもりです。これからも応援していただけたら嬉しいです!」と挨拶し、舞台挨拶を締めくくりました。
とっても理不尽だけど愛おしい。学生時代に経験する部活あるあるに、思わず頷きたくなる共感度120%の<時代逆行型>青春エンターテイメントをぜひ劇場でお楽しみください!
映画『野球部に花束を』全国公開中!
ストーリー
中学時代の野球部生活に別れを告げ、高校デビューを目指し茶髪に染めて入学した黒田鉄平。夢見たバラ色の高校生活は、うっかり野球部の見学に行ってしまい、あっけなくゲームセット。 新入生歓迎の儀式で早々に坊主に逆戻り、、、練習以前に、グラウンド整備や白線引きにすら怒鳴られる日々。おまけに一目惚れした同級生は、なんと先輩の妹(手を出したら、即死)。そしてヒエラルキーの頂点に立つのは、ヤバい見た目と言動で三年生をも震え上がらせる最恐の監督。強くはない、けど別に弱小でもない。そんな中途半端な並の都立高校野球部で、助け合ったりいがみ合ったりしながらも生き延びていく黒田ら一年生。そして、恐れていたはずの“伝統”に、気がつけば自分たちも染まっていた......。
©2022「野球部に花束を」製作委員会
映画『野球部に花束を』関連ニュース
*メイキング映像“青春PV”解禁
*恐怖の耐久“引退ノック”本編映像解禁
*先輩と二人きりの朝練本編映像解禁
*小沢VS髙嶋、神宮球場で一本勝負の模様
*主将と黒田の握手を捉えた本編映像解禁
*原田監督と一年生部員の本編映像解禁
*予告映像解禁
*先行上映会の模様
*本ビジュアル解禁
*特報&主題歌&場面写真、一挙解禁
*公開日決定&超特報&追加キャスト解禁
*公開決定&キャラビジュアル解禁
★2022年8月11日(木・祝)公開★
世界はこれを青春と呼ぶんだぜ。
監督・脚本:飯塚健
原作:クロマツテツロウ『野球部に花束を ~Knockin' On YAKYUBU's Door~』(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)
出演:醍醐虎汰朗 黒羽麻璃央 駒木根隆介 市川知宏 三浦健人/里崎智也(野球解説者) 小沢仁志/髙嶋政宏