映画『20歳のソウル』神尾楓珠、佐野晶哉、池田朱那、佐藤浩市が【20歳の特別試写会】で、今を生きる若者たちに真剣回答でエールを贈る!
2022.05.10(火曜日)

音楽に人生を捧げた一人の青年の感動の実話を映画化した『20歳のソウル』公開を5/27(金)に控え、本日5/10(火)映画にちなみ20歳のお客様を招待した【20歳の特別試写会】が都内で開催され、神尾楓珠さん、佐野晶哉さん(Aぇ!group/関西ジャニーズJr.)、池田朱那さん、佐藤浩市さん、秋山純監督が上映前舞台挨拶に登壇。20歳のお客様から寄せられた様々な質問、相談に答えました。

千葉県船橋市立船橋高校に代々受け継がれている応援曲「市船 soul」。 その楽曲は、市船を勝利へ導く神応援曲としてSNS上で話題になりました。

そして、その名曲誕生の裏側には、20歳という若さで短い人生の幕を閉じた、浅野大義(たいぎ)さんという青年がいました。仲間・恋人・家族、そして音楽を愛し、また、沢山の人々から愛された大義さん。「大義の魂に音楽を聴いてもらおう」顧問・高橋先生の呼びかけに、彼の告別式には164人の吹奏楽部員が集まりました。

そこで奏でられたのは「市船soul」。

これまで仲間の背中を押し続けてきた「市船soul」が、大義さんを天国へと送り出したのです。彼が残した音楽は後輩たちに受け継がれ、いまも彼の魂とともに生き続けています。

そして2022年、この感動の実話が映画化。いま最注目の若手俳優・神尾楓珠さんが主人公・浅野大義を演じ、さらに佐藤浩市さん、尾野真千子さんをはじめとする豪華俳優陣がアンサンブルを奏でます。


©2022 「20歳のソウル」製作委員会
 


神尾さん演じる主人公・浅野大義さんが作曲し、今なお市立船橋高校の吹奏楽部に受け継がれている楽曲「市船ソウル」に乗ってキャスト陣が登場すると、会場は大きな拍手に包まれました。

既に20歳を過ぎている神尾さん、佐藤さん、秋山監督には「20歳の頃の思い出」について、現在ちょうど20歳の佐野さん、池田さんには「20歳を迎えての心境」を尋ねると、61歳の大先輩である佐藤さんは「ちょうどこの世界に入ってまもなくの頃で『青春の門』という映画の撮影を九州の山の中でしてまして、若山富三郎さんや諸先輩方に祝っていただきました」と40年以上前の思い出をふり返りました。

秋山監督は20歳の時に、佐藤さんが出ていたドラマ『青が散る』を見て「この世界に入りたいなと思った」と明かし「その佐藤浩市さんといま、こういう仕事をさせていただいているのは夢みたいです」と感慨深げに語りました。

一方、ちょうど20歳の佐野さんは、20歳を迎えた瞬間について「家族で迎えました。友だちとどこか行こうかな? と悩んでたけど、気づいたら11時くらいで、家族で迎えたいなと。お父さん、お母さんとリビングでテレビを見ながら、気づいたら日をまたいでて『20歳になってるわ』『おめでとう』とテレビを見続けてました ……(笑)」と明かしました。

あらためて20歳を迎えた心境を尋ねると「まだ20歳になって2か月くらいですが、前回、浩市さんと久しぶりにお会いしたときに『20歳になりました』と言ったら『撮影の時は19歳だったのか?嘘つけ!』と言われ(笑)、楓珠くんにも、池田さんと同い年だということにビックリされましたし、年上に見られがちなので ……(苦笑)」と、20歳に見てもらえないという悩みを吐露し、笑いを誘いました。そして「まだ(20歳になってから)メンバーとご飯に行ったり飲みに行ったりできてないので、早く仲のいい人たちとご飯に行けるようになったらいいなと思っています」と語りました。

華やかな着物姿で登壇した池田さんは、20歳の誕生日を迎えた瞬間は「次の日が早かったので寝てました」とのこと。そして「去年、20歳になったのですが『私より佐野さんのほうが年下だったんだ ……(笑)』ってビックリしたんですけど ……(笑)」と語り、「私自身、まだ全然子どもで『大人になったんだ』という自覚を持ちながら、今後は理想の女性に近づけるようになりたいなと思っています」と決意を口にしました。

トークコーナーでは、事前にお客様から寄せられた質問や相談の書かれたカードを箱から登壇者の面々が引いて回答。

トップバッターの神尾さんは「20歳になると大人の仲間入りと言われますが、子どもの頃から変わっていないことはありますか?」という質問に「笑顔がカワイイ」と答え「笑ったら、昔のままだねってよく言われます」とニッコリ。この答えに会場からは拍手がわき起こり、佐野さんも「100点ですね(笑)!」と称賛。


また、池田さんは「20年生きてきて、一番おいしかった食べ物は?」という質問に「牛タンです。厚切りじゃなく、ペラペラの薄いのをあぶって食べるのが好きです!」と即答。

同じ質問に、神尾さんは「お母さんのオムライスです」とまたも“神回答”を見せ、これに触発されたのか、佐野さんも負けじと「おばあちゃんの豚汁が大好きです」と答えると、佐藤さんから「好感度上げようとしてるな?」とツッコミが飛ぶ一幕も。そんな佐藤さんは、20代の半ばに映画『敦煌』の撮影で半年にわたり中国で過ごしたことに触れ「(日本に)帰って来て食べた、タマゴかけご飯がうまかったですね」としみじみと語りました。


続いて「これまで付き合ったことがありません。不安です。どうすればいいでしょうか?」という20歳の相談に対し、佐藤さんは「焦らなくても、付き合った時が付き合った時でいいんです!いずれ『あぁ、このために私は待っていたんだ』という人が現れます!」と力強くアドバイス。神尾さんも「『好きになろう』と思わなくても、『この人、いいかも』と思った人とうまく行くんじゃないかと思います」と無理に誰かと付き合おうと焦る必要は全くないと説きました。


佐野さんは「まだ付き合ったことないんですか?じゃあ、俺と付き合う(笑)?」と呼びかけ、会場からは黄色い歓声が!質問者も「お願いします!」と即レスし、一部始終をにこやかに見守っていた池田さんはこの回答に「120%カッコよかったです(笑)」とうなずきました。


 

また「10代の頃に気づけなかったけど、 20代になって新しく好きになったことや趣味を教えてください」という質問に、秋山監督は20代でテレビ局で働き始め、1日5食の生活で1年余りで40キロも体重が増えたことを告白。「10代には10代、20代には20代、50代は50代で、日々、楽しいことが見つかるものです」と語り、自身はおいしいものを食べることで日々、幸せを感じているとし「(本作の)船橋市のロケでは、焼肉屋はほぼ全部制覇しました」と明かして笑いを誘いました。


神尾さんは「意外と10代の頃のほうが、やりたいことがいっぱい あった気がします。なかなか『これやろう』と思えることを行動(に移すこと)が難しいですね」と悩みつつ、これから新たにやってみたいこととして「スカイダイビングをやってみたい」と明かしました。

この神尾さんの答えに、佐野さんは「スカイダイビングはしたくないです(苦笑)。僕は大阪で激辛とかジェットコースターとか、罰ゲーム的なロケが多くて、スカイダイビングは天候が悪くて一度、免れてるので、このまま飛ばずにやり過ごしたい…」となぜか「やりたくないこと」を答え、会場は笑いに包まれました。

池田さんは「(20歳になって)飲み会ができてないので、何年後になるかわからないけど、大勢で飲み会をしたいです」とコロナ禍における若者の思いを代弁。

佐藤さんは「凡庸な答えですが『絶対にこんなことやらないよ』ってことをやるようになるものですよね。僕もゴルフなんて、20歳の頃は『あんなのスポーツじゃない、絶対にやるわけない』と言ってたのに、いまはそれしかないです(笑)」とユーモアと含蓄にあふれたアドバイスを、20歳の若者たちに贈ってくれました。

イベントの最後は座長の神尾さんが「この映画の主人公の浅野大義くんは、20歳でこの世を去ってしまいましたが、命の煌めきを感じれるような、そして観終わった後に大義くんが背中を押してくれる感覚になるような作品だと思います。20歳のみなさんに、届くものがあると思います」と、等身大の映画であることを呼びかけ、舞台挨拶は幕を閉じました。

映画『20歳のソウル』2022年5月27日(金)全国ロードショー!

名門吹奏楽部の絆が生んだ、希望と感動の実話。公開まであと少し。楽しみにお待ちください!


★★〆切間近★★
日活公式サイトではムビチケプレゼントCP実施中(2022/5/15〆切)

https://www.nikkatsu.com/present/


ストーリー
浅野大義は市立船橋高校吹奏楽部に所属する男の子。担当はトロンボーン。活発で優しく、そして真っすぐな大義は、いつも周囲を明るく照らし、そして大義自身も部員たちに支えられ、青春を謳歌していた。なにより特別な存在である顧問・高橋健一先生に大きな影響を受け、心身共に成長していった。大義は、野球の強豪校でもある市船・野球部のために、オリジナル応援曲の作曲に挑戦。作曲の難しさと葛藤しながらも 高橋先生からの叱咤激励もあり「市船soul」が誕生する。そして、いざ試合で演奏されるとたちまち得点を呼ぶ〝神応援曲″として呼ばれる様になる。高校を卒業した大義は、高橋先生の様な教師を志し音楽大学へ進学、夢に向かってキャンパスライフを過ごしていた。そんな中、ある日突然、大義の身体に異変が襲う。診察の結果、大義の身体は癌に侵されていた...。


©2022 「20歳のソウル」製作委員会


映画『20歳のソウル』関連ニュース

完成披露試写会の模様
1日警察署長イベントの模様
ポスター&予告解禁
追加キャスト発表
佐野晶哉が映画初出演
尾野真千子出演決定
公開決定

 

『20歳のソウル』

★2022年5月27日(金)公開★

「俺の音楽は生き続ける」市船 吹奏楽部による感動の実話、ついに映画化!

企画・監督:秋山 純

原作:中井由梨子
「20歳のソウル 奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド」(小学館 刊)
「20歳のソウル」(幻冬舎文庫)

脚本:中井由梨子

出演:神尾楓珠
尾野真千子 福本莉子 佐野晶哉(Aぇ!group/関西ジャニーズJr.)前田航基 若林時英 佐藤美咲 宮部のぞみ 松大航也 塙宣之(ナイツ) 菅原永二 池田朱那 石崎なつみ 平泉成 石黒賢(友情出演)/高橋克典