映画『20歳のソウル』福本莉子、高橋克典、平泉成、塙宣之、石黒賢ら13名<追加キャスト>発表!2022 年初夏 全国ロードショー!
2021.10.19(火曜日)

神尾楓珠さん主演映画『20歳のソウル』の追加キャストと、2022年初夏全国ロードショー決定が発表されました!


©2022「20歳のソウル」製作委員会

千葉県船橋市立船橋高校に代々受け継がれている応援曲「市船 soul」。 その楽曲は「ソウルが流れると点が入る!」「市船のチャンステーマ」など、市船を勝利へ導く神応援曲としてSNS上で話題になりました。

そして、その名曲誕生の裏側には、癌により20歳という若さで短い人生の幕を閉じた、浅野大義(たいぎ)さんという青年がいました。

本作は、「市船soul」を作曲した一人の青年・浅野大義さんと、市船吹奏楽部の絆が生んだ奇跡を辿った原作「20歳のソウル 奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド」(小学館刊)および「20歳のソウル」(幻冬舎文庫)の映画化作品です。

生前、市船の吹奏楽部員だった大義さんは、野球部を応援する曲を作りたいと「市船soul」を作曲。完成したその楽曲は、運動部員たち、一緒に青春を過ごした吹奏楽部の仲間たちを勇気づけ、さらには病にかかった彼自身にも生きる力を与えた曲になりました。

大義さんの告別式には、吹奏楽部顧問・高橋健一先生の「大義のために演奏しよう」という呼びかけに、164名もの市船吹奏楽部OBが集まり、奇跡の1日だけのブラスバンドを結成。「市船soul」を演奏して大義さんを送り出しました。

大義さんの母・浅野桂子さんは、告別式での出来事を朝日新聞に投稿。その記事は静かな反響を呼びました。記事を読んだ原作者・中井由梨子氏は、桂子さんに直接取材をし、大義さんの物語を小説化。そして、映画化に繋がりました。


主人公・浅野大義の恋人役に福本莉子。高橋克典は9年ぶりの映画出演!

神尾さん演じる主人公・浅野大義の恋人・宮田夏月役に、福本莉子さんの出演が決定しました。福本さんが演じるのは、音楽大学に進学した大義と交際をしていた宮田夏月。病と闘う大義を励まし、最後まで傍にいて支えました。

福本さんは、第8回「東宝シンデレラ」グランプリを受賞。その後、昨年公開された映画『思い、思われ、ふり、ふられ』での演技が話題となり、現在放送中のドラマ「消えた初恋」(テレビ朝日)にも出演し、いま最も注目されている若手女優の一人です。

また、大義の主治医・星野拓朗役に9年ぶりの映画出演となる高橋克典さん、祖父・浅野忠義役に平泉成さん、吹奏楽部の仲間・秋田豪役に前田航基さん、田崎洋一役に若林時英さん、他に塙宣之さん、石黒賢さんらの出演も発表されました。


追加キャストの皆さんからコメントも到着です!

宮田夏月役:福本莉子さんコメント

初めて脚本を読んだ時、大義くんと同じ20歳の自分自身を重ねて涙が止まりませんでした。
そして大義くんの言葉や懸命に生きる姿に沢山の勇気を貰いました。
今も実在している方を演じるのは初めてのことで不安もありましたが、監督指導のもと現場に来てくださったご本人の雰囲気や自分が実際にその場で感じたことを大切に演じさせて頂きました。
大義くんが繋いでくれたご縁がこの映画を通してより沢山の人に広がることは、また1 つ大義くんが起こした奇跡のように思います。


©2022「20歳のソウル」製作委員会

 

秋田豪役:前田航基さんコメント

20 歳のソウル!
熱い部活生活、熱い友情。
1 人の男とその生き様に魅せられた沢山の若者たちが紡いだ本当の物語です。
本当の友達とは何か、命を燃やして生きるとは何か、大切だけど、つい忙しい日常の中で忘れてしまう事を思い出して頂けると思います。見てくださった皆さんの生きる活力になれたら幸いです。


田崎洋一役:若林時英さんコメント

この作品のオファーをいただいた時「なにかしらの楽器を演奏してもらいます」とプロデューサーさんから事前に聞いており、 僕と体積がほぼかわらないユーフォニウムの担当になった時、トランペット担当の前田航基君を羨ましく思ったのは内緒です。
管楽器を演奏したことがなかったので、撮影前から楽器練習の時間を作ってもらい、猛練習して撮影に挑ませていただきました。
この作品を通して「市船soul」が皆さんにとどきますよう願っております。


ユッコ役:佐藤美咲さんコメント

今回、母校の映画に出演させて頂く事となり、とても嬉しいです。
初めて演技をさせて頂いたのですが、秋山監督や脚本の中井さんを始め、キャストの皆様、スタッフの方々、高橋先生、市船吹奏楽部の皆さんのお陰で最後までやり切ることができました。
人間は皆、人生の終わりがあるように、何事にも終わりがあります。
だからこそ辛くても頑張れたり、今を楽しむことができると思います。
この映画を見て今をどう生ききるのか考えるきっかけになればと思います。


ミナさんコメント

この作品が初めての映画出演になるのですが、監督からは「演技しなくていい、自然な感じで」と言っていただきました。最初は戸惑いましたが、お話していくうちに緊張を解いてくださいました。
撮影前に市船高校吹奏楽部のみなさんと一緒に、練習に参加させていただいたのですが、部員の高い意識と絆を感じとても感動しました。私は小中学校で吹奏楽部に所属していたのですが、あまりのレベルの違いに驚きました。映画を観ていただき、ひとりでも多くの人の心にこの作品の想いが届いたら嬉しいです。


滝沢翔役:松大航也さんコメント

僕はこの作品で、応援団の中に入って「市船soul」を演奏させていただきました。
その時の曲の力強さは本当に凄かったです。
この曲がどんな思いで作られ受け継がれているのか、観ていただく皆さんの心に何かを伝えることが出来るのではないかと思います。


浅野千鶴役:池田朱那さんコメント

浅野千鶴役を演じさせていただきます、池田朱那です。
とても強い愛に包まれた家族、恋人、先生、そして仲間たちのお話です。
私自身、大好きな兄がいるので、このお話が実話だという事で胸が締め付けられる思いを共感しました。
いま家族や友達と過ごせる毎日が、好きなことをやれる事が、どれだけ幸せなことなのか改めて感じられる素敵な作品です。 ぜひ、大切な人とご覧いただきたいです。


黒木まどか役:石崎なつみさんコメント

3 年前、図書館でたまたま手に取った本がこの「20 歳のソウル」でした。
白や黒の本の列にぽつんと、鮮やかな青空色の本。その日のことは今でも鮮明に覚えています。
誰かのために自分の人生を全うする、その大義くんの生き様に衝撃を受けました。
若いからすごいとかそういうことではなく、ただ純粋にその真っ直ぐさがかっこいいと思った。
そんな大義くんが生き続けるこの作品に携われたこと、大義くんをサポートする看護師として共に生きられること、 こんなに幸せなことはありません。
どうか皆さまの心の一部に、大義くんが生き続けますように。


浅野正義役:菅原永二さんコメント

浅野大義くんの作った「市船soul」は今もこの先も演奏され続けるでしょう。
大義くんの音楽にのせた想いは、魂は生き続けるということだと思います。
是非劇場に足をお運びいただき、その想いを感じていただけたらと思っております。


浅野忠義役:平泉成さんコメント

脚本を読んで、孫を想うおじいさんの心情に共感しました。
僕も大義さんのおじいさん同様、実際の孫の写真を山ほど撮っていて、おじいさんの気持ちがとてもよく分かります。おじいさんにとって可愛くてたまらないお孫さんだったんだなと。
この作品は、何か所も胸にジーンとくるシーンがたくさんあります。
映画を観て泣きたい方、何度でも感動して泣ける作品です。ぜひ映画館でご覧ください。


消防隊員役:塙宣之さんコメント

原作を読んでとても感動していたので、出演のお話を頂いた時はすごく嬉しかったです。
消防隊員の役だったのですが、臨場感のあるシーンが撮れました。
佐藤浩市さんも少しだけの絡みでしたがすごく優しく接して頂きました。
演技は自信があまり無いほうなのですが、今までの役者人生の中で会心の演技ができたと思います。
ぜひご覧頂ければと思います。


木村貴教役:石黒賢さん(友情出演)コメント

人は亡くなった後にどんな生き方をしたのか伝わる事があり、告別式にたくさんの仲間が集まった事が、大義さんの人となりを物語っているんだろうなと思いました。
コロナ禍で、会いたいに人に会えない状況になり、一期一会、今が大事なんだと、当たり前の事を改めて感じる様になりました。
本作を観て、今、相手と向き合う事の大切さを改めて感じていただけると嬉しいです。
こういう時代だからこそ意義がある作品だと思います。


星野拓朗役:高橋克典さんコメント

僕は彼に病気を告知し、最後まで見届ける医師を演じさせていただきました。
やるせない、胸が締め付けられるお話ですが、主人公の勇気と、病と向き合い精一杯生ききる姿に、逆に力を与えられます。彼の人生に伴走するような気持ちで共に感じていただけたらと思います。


  
浅野大義さんが残した音楽の傍らには、家族、吹奏楽部顧問・高橋健一先生、そして恋人、仲間の存在がありました。実際の「市船soul」は、市船吹奏楽部の後輩たちに受け継がれ、今も生き続けています。

コロナ禍で思うように青春を過ごせないすべての学生たちへ、そしてかつて青春を過ごしてきた大人たちへ。本作で描かれるのは、今だからこそ届けたい涙と笑顔が溢れる感動の物語です。公開まで、引き続きご注目ください。


映画『20歳のソウル』2022年初夏 全国ロードショー!


ストーリー
浅野大義は市立船橋高校吹奏楽部に所属する男の子。担当はトロンボーン。活発で優しく、そして真っすぐな大義は、いつも周囲を明るく照らし、そして大義自身も部員たちに支えられ、青春を謳歌していた。なにより特別な存在である顧問・高橋健一先生に大きな影響を受け、心身共に成長していった。大義は、野球の強豪校でもある市船・野球部のために、オリジナル応援曲の作曲に挑戦。作曲の難しさと葛藤しながらも 高橋先生からの叱咤激励もあり「市船soul」が誕生する。そして、いざ試合で演奏されるとたちまち得点を呼ぶ〝神応援曲″として呼ばれる様になる。高校を卒業した大義は、高橋先生の様な教師を志し音楽大学へ進学、夢に向かってキャンパスライフを過ごしていた。そんな中、ある日突然、大義の身体に異変が襲う。診察の結果、大義の身体は癌に侵されていた...。


©2022「20歳のソウル」製作委員会

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映画『20歳のソウル
出演:神尾楓珠 佐野晶哉/尾野真千子/佐藤浩市
原作:中井由梨子
「20歳のソウル 奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド」(小学館 刊)
「20歳のソウル」(幻冬舎文庫)
監督:秋山 純
脚本:中井由梨子
制作プロダクション:プロジェクトドーン
配給:日活
©2022「20歳のソウル」製作委員会
公式twitter:@20soul_movie


「20歳のソウル」書影 左)幻冬舎 右)小学館


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