映画『Cloud クラウド』公開記念特番をオンライン特別公開!黒沢清監督と菅田将暉、初タッグの裏側を捉えたメイキングシーンや未公開本編映像も。各界豪華著名人からの絶賛コメントも到着!
2024.09.21(土曜日)

黒沢清監督が主演に菅田将暉さんを迎え、初タッグで贈る映画『Cloud クラウド』の公開を来週9/27(金)に控え、<公開記念ナビ番組>をYouTubeで特別公開!あわせて、豪華各界著名人から絶賛コメントも到着しました。


©2024「Cloud」製作委員会


本作は、“誰もが標的になりうる” 日常と隣り合わせの恐怖を描いたサスペンス・スリラー。

転売で稼ぐ主人公・吉井良介を菅田将暉さん、吉井の謎多き恋人・秋子役を古川琴音さん、吉井に雇われたバイト青年・佐野役を奥平大兼さん、ネットカフェで生活する男・三宅役を岡山天音さん、吉井が働く工場の社長・滝本役を荒川良々さん、そして吉井を転売業に誘う先輩・村岡役を窪田正孝さんが演じています。

このたびYouTubeで特別公開された映像は「映画・チャンネルNECO」で放送[9/20(金)~10/13(日)]される映画『Cloud クラウド』公開記念ナビ番組。

菅田将暉さんの出演が決まった際に「小躍りしたほど嬉しかった」と当時の心境を明かす黒沢監督や、撮影現場で印象に残った演出として「怖い扉の開け方をレクチャーしてくれた」と振り返る菅田さんと黒沢監督の対談インタビューを軸に、奥平さん、古川さん、岡山さん、荒川さん、窪田さんらキャストたちとの本編共演シーンや撮影現場のメイキング映像が展開される貴重な映像に。


そして、豪華著名人から本作へのコメントが到着!

『富江』シリーズや『うずまき』など傑作ホラーを多数手がける漫画家の伊藤潤二さん、作家の岩井志麻子さん、Netflixドラマ「地面師たち」が話題の映像ディレクターの大根仁さん、「たべる牧場ミルク」などのパッケージデザインをする傍ら、ゾッとする話・ほっこりする話などフォロワーから寄せられた体験談をマンガ化し注目を集めるイラストレーターのしばたまさん、映画感想TikTokerのしんのすけさん、声優の高森奈津美さん、精神科医の名越康文さん、映画評論家の蓮實重彦さん、ミステリ作家の深町秋生さん 、スリラー・ホラー映画好きとしても知られる俳優の松本穂香さん、『新感染 ファイナル・エクスプレス』や世界的なヒットとなったNetflix作品『寄生獣 -ザ・グレイ-』を手がける韓国の映画監督のヨン・サンホさんなど各界さまざまな分野の著名人が、それぞれ絶賛コメントを寄せています。

▼著名人の皆さんのコメント(敬称略/五十音順)

伊藤潤二(漫画家)
黒沢清監督のフィルターを通過した役者達が皆、感情移入を拒絶する薄気味の悪い存在となって、私たちは先の読めない不安の迷宮を心地よく漂います。
 
岩井志麻子(作家)
「真面目な悪者」に対抗する人々は何かと考えてみたが、「邪悪な普通の人」で合っているのか。自分も後者かと思わされたのが怖い。
 
大根仁(映像ディレクター)
無人島に1人の監督の映画しか持っていけないとしたら、僕は間違いなく黒沢清を選ぶのですが、その理由は作品数が多いということ。
でも、その監督の一作しか選べないとしたら、「復讐 運命の訪問者」か「回路」か「Cloud クラウド」か、さんざん迷って「Cloud クラウド」を選びます。
最新にして最先端で濁っている。素晴らしいとしか言い様がありません。

しばたま(イラストレーター)
一時も心が安まらない作品!
そこかしこに潜む憎悪が形になっていく様が不気味で恐ろしかった。
自分もどこかの誰かに…と怖すぎる妄想がずっと止まらない!

しんのすけ(映画感想TikToker)
観る前には戻れない!日々誰かを抹殺しようとするSNS社会の闇を、鬼才・黒沢清純度100%で描く。
これは想像力が欠如した人々の物語。登場人物の誰にも共感したくない映画に出会えて、僕は幸せです。

高森奈津美(声優)
みんな違ってみんなヤバい。
観終わった後に今まで地獄の浅瀬でちゃぷちゃぷ遊んでただけだった事に無事気付けました!

名越康文(精神科医)
魂を置き忘れてきた人間は平気で人を追い詰め傷つけてしまう。でも彼らこそ、本当は丸腰なのだ。
 
蓮實重彦(映画評論家)
途方もなく面白い。
菅田将暉は、素晴らしいという言葉にはおさまりがたい存在感をあたりに行きわたらせている。

深町秋生(ミステリ作家)
今年の邦画で一番面白かった。
誹謗中傷や暴言が忌々しいほどまかりとおる現代社会を痛烈に描いた狂気の怪作。
黒沢清の黒々しい才気とユーモアが大爆発を起こしていた。

松本穂香(俳優)
誰がまともで誰がまともじゃないのか。そんな風に見始めた自分がバカらしくなるほど、全員しっかり不気味でした。
人間って怖い、だから面白い。人間臭さが溢れているのに、どこか現実離れしていて、その世界観にガッツリと心を掴まれてしまいました。
 
ヨン・サンホ(映画監督)
黒沢清監督の新作「Cloud」は、人間社会の欠陥から生じる亀裂の中に深く切り込んでいる。
この映画は、観客を一瞬で原初的な恐怖に叩き落とす最近のスリラー映画とは全く異なる質感を持っており、非常に濃密な方法で、「我々が毎日接している日常の集団性」から、「極端な狂気の集団性」の世界に導く。
主演の菅田将暉は本作で、黒沢清監督の独創的で明確な映画の色を完璧に表現している。それは単に「芝居が上手い」ということではなく、それ以上の意味として、映画を俳優が支配していると言える。
黒沢清監督が設計し、菅田将暉が表現した映画「Cloud クラウド」は日本のジャンル映画の歴史上、一つの指標となる作品と言えるだろう。


第97回米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品、【主演:菅田将暉×監督・脚本:黒沢清】 がおくる、“誰もが標的になりうる” 日常と隣り合わせの恐怖を描くサスペンス・スリラーを、ぜひ映画館でご体感ください。

映画『Cloud クラウド』2024年9月27日(金)TOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショー!

ストーリー
吉井良介(菅⽥将暉)は、町⼯場に勤めながら“ラーテル”というハンドルネームを使い転売で⽇銭を稼いでいた。医療機器、バッグにフィギュア……売れるものなら何でもいい。安く仕⼊れて、⾼く売る、ただそれだけのこと。転売の仕事を教わった⾼専の先輩・村岡(窪⽥正孝)からの“デカい”儲け話にも⽿を傾けず、真⾯⽬にコツコツと悪事を働いていく。吉井にとって、増えていく預⾦残⾼だけが信じられる存在だった。そんな折、勤務先の社⻑・滝本(荒川良々)から管理職への昇進を打診された吉井は、「3 年も働いたんだ。もう⼗分だろう」と固辞し、と、その⾜で辞職。郊外の湖畔に事務所兼⾃宅を借り、恋⼈・秋⼦(古川琴⾳)との新しい⽣活をスタートする。地元の若者・佐野(奥平⼤兼)を雇い、転売業が軌道に乗ってきた⽮先、吉井の周りで不審な出来事が重なり始める。徘徊する怪しげな⾞、割られた窓ガラス、付きまとう影、インターネット上の悪意――。負のスパイラルによって増⻑された憎悪はやがて実体を獲得し、狂気を宿した不特定多数の集団へと変貌。その標的となった吉井の「⽇常」は急速に破壊されていく……。


©2024「Cloud」製作委員会

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映画『Cloud クラウド
監督・脚本:黒沢 清
主演:菅田将暉
出演:古川琴音 奥平大兼 岡山天音 荒川良々 窪田正孝
赤堀雅秋 吉岡睦雄 三河悠冴 山田真歩 矢柴俊博 森下能幸 千葉哲也 松重豊
製作幹事:日活 東京テアトル
配給:東京テアトル 日活
©2024「Cloud」製作委員会
公式X/Instagram @
cloudmovie2024
公式ハッシュタグ #映画クラウド

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