黒沢清監督が、主演に菅田将暉さんを迎えた映画『Cloud クラウド』(9月27日公開)。
本作は “誰もが標的になりうる”日常と隣り合わせの恐怖を描いたサスペンス・スリラー。転売で稼ぐ主人公・吉井良介を菅田将暉さん、吉井の謎多き恋人・秋子役を古川琴音さん、吉井に雇われたバイト青年・佐野役を奥平大兼さん、ネットカフェで生活する男・三宅役を岡山天音さん、吉井が働く工場の社長・滝本役を荒川良々さん、そして吉井を転売業に誘う先輩・村岡役を窪田正孝さんが演じています。
この度、ヴェネチア国際映画祭でのワールドプレミアに続き、第49回トロント国際映画祭での北米プレミアも決定し、さらなる盛り上がりをみせる映画『Cloud クラウド』から、新たなシーン写真6点が解禁されました!!
菅田将暉さん演じる吉井が何者かに銃を突きつけられているシーンや、口をガムテープで塞がれた吉井の周りで、怪しげな男たちが黙々と何かの撮影の準備をしているシーン、そしてこの映画のために免許をとった奥平大兼さん演じる佐野が車を運転するシーンも。
さらに謎の覆面男が吉井の部屋を破壊していくさまを捉えたシーンと、苦悩する吉井と、窪田正孝さん演じる村岡と吉井が、あきらかに穏やかな話ではない話をベンチで語り合う不穏な空気漂うシーンなど、人間が持つ恐怖を炙り出すシーン写真となっています。
©2024「Cloud」製作委員会
また、今作のサントラ&シナリオを収録した「Cloud Book」の発売も決定!!
黒沢清監督が手がけたシナリオと、本作の劇伴を手がけた音楽の渡邊琢磨さんによるサウンドトラックを収録し、スペシャルインタビューも収録した文字と音で観る「Cloud Book」が【数量限定】で9月30日に発売となります。これまで「黒沢清、21世紀の映画を語る」などの書籍も出版してきたboidによる編集・刊行で、デザインを本作のロゴやビジュアルも手がける大島依提亜さんが担当します。
主演:菅田将暉×監督・脚本:黒沢清がおくる、“誰もが標的になりうる”日常と隣り合わせの恐怖を描くサスペンス・スリラー『Cloud クラウド』は、今年9月27日より全国劇場にて公開です。
映画『Cloud クラウド』2024年9月27日(金)TOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショー!
©2024「Cloud」製作委員会
<ストーリー>
吉井良介(菅田将暉)は、町工場に勤めながら“ラーテル”というハンドルネームを使い転売で日銭を稼いでいた。医療機器、バッグにフィギュア……売れるものなら何でもいい。安く仕入れて、高く売る、ただそれだけのこと。転売の仕事を教わった高専の先輩・村岡(窪田正孝)からの“デカい”儲け話にも耳を傾けず、真面目にコツコツと悪事を働いていく。吉井にとって、増えていく預金残高だけが信じられる存在だった。そんな折、勤務先の社長・滝本(荒川良々)から管理職への昇進を打診された吉井は、「3 年も働いたんだ。もう十分だろう」と固辞し、と、その足で辞職。郊外の湖畔に事務所兼自宅を借り、恋人・秋子(古川琴音)との新しい生活をスタートする。地元の若者・佐野(奥平大兼)を雇い、転売業が軌道に乗ってきた矢先、吉井の周りで不審な出来事が重なり始める。徘徊する怪しげな車、割られた窓ガラス、付きまとう影、インターネット上の悪意——。負のスパイラルによって増長された憎悪はやがて実体を獲得し、狂気を宿した不特定多数の集団へと変貌。その標的となった吉井の「日常」は急速に破壊されていく……。
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映画『Cloud クラウド』
監督・脚本:黒沢 清
主演:菅田将暉
出演:古川琴音 奥平大兼 岡山天音 荒川良々 窪田正孝
赤堀雅秋 吉岡睦雄 三河悠冴 山田真歩 矢柴俊博 森下能幸 千葉哲也 松重豊
製作幹事:日活 東京テアトル
配給:東京テアトル 日活
©2024「Cloud」製作委員会
公式X/Instagram @cloudmovie2024
公式ハッシュタグ #映画クラウド
『Cloud クラウド』関連ニュース
*トロント国際映画祭正式出品決定&ノベライズ本発売決定!
*本予告映像解禁&インスパイアソング決定!
*第81回ヴェネチア国際映画祭正式出品決定!
*本ポスタービジュアル&場面写真解禁!
*追加キャスト解禁
*特報映像&ティザーポスター解禁
*メインキャスト発表
*製作&公開決定
★現在公開中のその他の日活ラインナップもご期待下さい★