長久允監督初長編作品『ウィーアーリトルゾンビーズ』ベルリン国際映画祭にて日本映画初となるスペシャル・メンション賞(準グランプリ)受賞の快挙!
2019年02月16日(土曜日)

  

第35回サンダンス映画祭「コンペティション部門」にて日本人初の快挙となる審査員特別賞・オリジナリティ賞を受賞し、第69回ベルリン国際映画祭では「ジェネレーション部門14plus」オープニング作品に選出された『ウィーアーリトルゾンビーズ』が、同映画祭にて"日本映画初"となるスペシャル・メンション賞(準グランプリ)を受賞しました!

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『ウィーアーリトルゾンビーズ』は、2017年に第33回サンダンス映画祭【ショートフィルム部門】で、日本映画初のグランプリを獲得した長久允監督の長編デビュー作。異例の早さで本年の第35回サンダンス映画祭から招待を受けた本作は、見事日本人初の快挙となる審査員特別賞オリジナリティ賞を受賞し、出席した多くの関係者から絶賛の声をいただきました。

そんな世界中から大注目の本作が、さらに世界三大映画祭の一つであるベルリン国際映画祭「ジェネレーション部門14plus」のオープニング作品に選出され、先日行われたヨーロッパプレミア上映には長久允監督と主演・二宮慶多さんが登壇し、満席の会場から熱い拍手で迎えられました。

ベルリン国際映画祭は社会派の作品が集まる傾向があり、毎年世界各国から選りすぐられた作品が世界に向けて発信され、受賞作品の多くは世界的な興行で成功を収めています。近年は若手の新人監督発掘に力を入れ、同映画祭から輩出される監督は常に注目を集めるなか、本映画祭に"正式招待"された長久監督に世界中から大きな期待が寄せられていました。

授賞式は現地時間2月15日(金)[日本時間16日(土)]に行われ、見事本作が"日本映画初"となるスペシャル・メンション賞(準グランプリ)を受賞!授賞式で本作が発表された瞬間、会場は熱い拍手に包まれました。

今回受賞したスペシャル・メンション賞とは同部門の準グランプリにあたる賞で、7名のティーンエイジャーの審査員によって作品が選出。ベルリン国際映画祭「ジェネレーション部門14plus」長編作品として本賞を受賞したのは、日本映画として初の快挙です!

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選出理由についてYouth Juror氏コメント
In this film, various camera perspectives and editing techniques defy narrative conventions. Surreal and real images coincide in this work of art. As the plot advances, the characters reach a new level. Sound effects, music and visual elements support the video-game-like structure. With this Special Mention, we would like to honour a film with an extraordinarily distinctive style.
「訳:様々なカメラの視点と編集の技法が、これまでの映画では観たことのないものだった。シュールな画とリアルな画が融合している芸術作品だ。ストーリーの進行に沿って、主人公たちが新たなレベルに進んでいくゲーム的構造を、音、音楽、そして映像が演出している。素晴らしく独特のスタイルを持つこの作品を表彰する」

この結果に長久監督は「ベルリン映画祭、会場のみなさん、ここにいるチームのみんな、そして家族へ、ありがとうございます」と感謝を英語でコメント。続いて今回の受賞に関して「(ティーンの鑑賞が可能な)ジェネレーション部門で評価されたことが非常にうれしいです。なぜならこの映画はかつてティーンだった自分や、今ティーンの人を救うために作ったからです」と感激を語りました。

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先日のサンダンス映画祭では日本映画初である審査員特別賞オリジナリティ賞受賞し、1993年カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞したジェーン・カンピオン審査員からは「この映画はとってもクレイジーで、とても革新的で、すごく新しい!」、プログラムディレクターを務めたキム・ユタニ審査員からは「この作品は、独創的で、これまで観たことのない映画。長久允は天才だ」と、革新的かつオリジナリティ性を高く評価された本作。

また、ベルリン国際映画祭でのヨーロッパプレミア上映時には、観客から「面白くて、騒がしくて、カラフルで。ところどころメタファーが散りばめられているのに興味が惹かれた」「様々な感情がバラエティ豊かに表現されていて最高。こんな映画に出会うことが、私が映画を楽しむ理由の一つ」「死というテーマは誰しもの中にある。この映画はすべての人と関わりがある作品だと言える」と、サンダンスとはまた違った視点からの熱いコメントが多く寄せられました。

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今回の受賞もあわせ、海外メディアにさらに多く取り上げられ、世界各国の映画会社からオファーの問い合わせが殺到中の本作。

サンダンスで観客賞を受賞した『THE GUILTY ギルティ』や、『新感染』など日本でも話題となった良質の作品を多く手がけるフランスの映画配給会社 ARP Sélectionが本作を高く評価、『万引き家族』『この世界の片隅に』など幅広いジャンルの日本作品を多数配給している香港最大手の映画配給会社 Edko Films Ltd. 、『あん』『そこのみにて光輝く』など作家性の高い日本映画や『婚約者の友人』『私はあなたのニグロではない』など世界各国の良質な作品を配給している台湾のJoint Entertainment International Inc.、そして中国の映画配給会社といった4カ国で、『ウィーアーリトルゾンビーズ』の配給が異例の速さで決定しています。

さらに、北欧・ヨーロッパ・南米・アジアといった世界中の映画祭からのオファーも続々決定しており、海外からの絶大なる支持と熱い視線を受け、今後の各国映画祭での展開にも期待がかかります!

ベルリン国際映画祭では、これまで441本の日本映画が上映されており、黒澤明監督、今井正監督、今村昌平監督、宮崎駿監督、園子温監督など数多くの監督や俳優が賞の受賞を経験。長久允監督も、この名だたる監督たちと同じく本映画祭の歴史に名を刻む結果となりました。そして何よりも、初監督作品であるにもかかわらず、世界から圧倒的オリジナリティが評価された長久監督の才能は、計り知れないものがあります。本作の日本公開は、本年6月を予定。世界中の映画祭で大絶賛された本作は、本国でどのような旋風を巻き起こすのか?本作に、ご注目ください!


映画『ウィーアーリトルゾンビーズ』 2019年6月 全国公開!


両親が死んだ。悲しいはずなのに泣けなかった。
彼らはゴミ捨て場でとびきりのバンドを組むと決めた。こころをとりもどすために。

火葬場で出会ったヒカリ(二宮慶多)、イシ(水野哲志)、タケムラ(奥村門土)、イクコ(中島セナ)は両親を亡くしても泣けなかった。ゾンビのように感情を失った少年少女たちはこころを取り戻すために、もう誰もいなくなってしまったそれぞれの家を巡リ始める。冒険の中でたどり着いたゴミ捨て場で、結成したとびきりのバンド、その名も"LITTLE ZOMBIES"。そこで撮影した映像が話題となり、社会現象となるまでに大ヒット。しかし、小さなゾンビたちは予想もしない運命に翻弄されていく。嵐のような日々の中で、4人が最後に見つけたのはー?

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©2019"WE ARE LITTLE ZOMBIES"FILM PARTNERS


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『ウィーアリトルゾンビーズ』

★2019年6月全国公開★

サンダンス映画祭グランプリ監督と、感情をなくした4人の13歳。2019年、新時代の才能による、映画革命。

脚本・監督:長久允

出演:二宮慶多 水野哲志 奥村門土 中島セナ
佐々木蔵之介 工藤夕貴 池松壮亮 初音映莉子 村上淳 西田尚美 佐野史郎 菊地凛子 永瀬正敏

©2019"WE ARE LITTLE ZOMBIES"FILM PARTNERS



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