ディーン・フジオカさん主演『海を駆ける』初日にインドネシアキャストも駆けつけ、3カ国語による舞台挨拶!
2018年05月26日(土曜日)

  

映画『海を駆ける』が本日5/26(土)公開初日を迎え、テアトル新宿に豪華キャスト陣が集結。主演のディーン・フジオカさんはじめ、太賀さん、鶴田真由さん、阿部純子さん、セカール・サリさん、深田晃司監督による舞台挨拶が行われました。

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映画『海を駆ける』は、『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門の審査員賞を受賞した、今や世界の映画人が注目する深田晃司監督の最新作。2011年東日本大震災後に大学研究チームの震災復興リサーチに参加した深田監督は、2004年スマトラ島沖大震災で津波による壊滅的な被害を受けつつも復興を遂げた街バンダ・アチェを訪れた際、本作のアイデアを想起。自然は時に豊かに美しく、時に脅威となり人を飲み込み、また人間の生活は自然と共にあるという様を、インドネシアの美しい海、そして国籍や宗教を越えて育まれる若者たちの友情を通して描くファンタジーです。

初日舞台挨拶では、最初の一言を、それぞれ映画での役柄の言語で挨拶することに!ディーンさんの流暢なインドネシア語に、会場からは歓声があがりました。そして、インドネシアから来日したセカールさんは、せっかくなので日本語で、深田監督はインドネシア語でご挨拶。インドネシア・スマトラ島のバンダ・アチェにて全編ロケ撮影した本作について、撮影時の思い出や公開初日を迎えた想いなどを語っていただきました。


― まずは一言ご挨拶

ディーン 自前で通訳します。(インドネシア語で)皆さん、こんにちは。私はラウです。っていうフェイントをかけながらも、ディーン・フジオカでした。今日はここで皆さんに会えて嬉しく思います。ありがとうございます。

太賀 (インドネシア語で)こんにちは。私の名前は太賀です。今日は観に来てくださってありがとうございます。(ディーンさんから「太賀」って言ってなかったよ?とツッコまれると)太賀マンジャと言いました。マンジャとは"甘えん坊"という意味です。インドネシアでは、あだ名で"太賀マンジャ"と呼ばれていました。

鶴田 (インドネシア語で)こんにちは。鶴田真由です。映画の中ではたくさん喋っていますが、もうすっかり忘れてしまいました(笑)。

阿部 (英語で)みなさん、こんにちは。サチコを演じました阿部純子です。本日はお越しいただきありがとうございます。今日はドキドキしているのですが、ディーンさん、深田監督、皆と一緒に初日を迎えられてとても嬉しいです。最後までどうぞ、よろしくお願いします。

セカール (日本語で)みなさん、こんにちは。私はセカール・サリです。どうぞよろしくお願いします。

深田監督 (インドネシア語で)おはようございます。私は深田晃司です。ありがとうございます。最後に「テレマカシ」と言いましたが「ありがとうございます」という意味です。現地でたくさんつかった単語です。

アディパティ・ドルケンさんからはビデオメッセージ
Hi guys! I hope you enjoy the movie, and for Koji and team, good luck guys!
(日本語訳)劇場の皆さん、映画楽しんでもらえると嬉しいです。深田監督、チームの皆さん、映画の幸運を祈ります。

太賀 (ビテオを見て)短かっ(笑)!マディパディは寝起きですかね(笑)?

ディーン 髪型がだいぶ変わってますね!元気そうで良かったです。こちらには日本を代表する太賀マンジャがいますからね。現場では、インドネシアのスタッフのみんなが「まずあそこのキャスティング会社の人に会った方が良いよ」とか「インドネシアでどうやったら太賀マンジャが成功するか」を真面目に考えていて、太賀マンジャはマスコット的存在でした。

太賀 ちょっとでもいけるんじゃないかと思った自分を反省していますが、まずは日本でがんばろうと(笑)!!

深田監督 この映画がインドネシアで公開されたら、たぶん太賀くんオファーされますよ!

太賀 そういえば、ご飯の食べ方も、最初ディーンさんに教えていただいたんですよ。4フィンガーではなく3フィンガーで食べるんですよね。

ディーン 慣れてくるとノールックで話しながら食べてましたね。

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― レインストッパーについて

ディーン 日本でレインストッパー業をやったら、絶対成功すると思いますよ(笑)!普段はコーヒーを飲んで、タバコをすってるだけなのですが、雨雲が近づいてくると弟子と二人で来て、彼らが祈っていると雨雲がなくなっていくんです。

阿部 本当に雨が降らなかったですよね。

ディーン クランクインする前は1週間雨が降ってたのですが、撮影を開始した途端、ずっと雨が降らなかったんですよ!

深田監督 本当にクランクインしたら降らなくなって、クランクアップしたら大雨が降ってきて!スピリチャルなことは信じないけど、これは信じた方が徳だなと思いました。

ディーン 『海を駆ける』はスピリチュアルの塊ですよ(笑)!


― 去年の8月頃に行われた撮影時を振り返り、撮影スタイルの違いで大変だったことや面白い発見、印象深い思い出は?

太賀 海を駆けるシーンですかね。このシーン、実は海の中に橋があるんです!本番前に服は濡れてはいけないので、ある程度の緊張感を持って撮影する段階だったのですが、橋に入る前に海にズッコケてダイブしちゃって、ずぶ濡れになったのが印象に残ってますね(笑)。

深田監督 海を駆けるシーンを最初の段階から書いていて、初稿の時からこのタイトルだったのですが、どうやって走らせるかというのをスタッフと議論していました。最初はルームランナーで走ってもらって合成しようかと思ったのですが、色々試した結果無理だな...と。そこで実際に40mくらいの橋を作ってもらいました。海が満ちて橋が隠れたくらいのところで走ってもらって。だから満潮になってしまうとダメなんですよ。30分くらいのタイミングを狙って撮影し、このシーンはCGは使ってない生の映像です!

ディーン インド洋で海に向かって走って行くと周りが全部海なので、今思っても不思議な景色、体験でした。振り返って頭から海に突っ込むことをやったのですが、耳や鼻に水が全部入っちゃって、衝撃でしたね。鼻から塩水を入れるのって耳鼻科であるじゃないですか。結構スッキリしましたね(笑)。

鶴田 息子と二人でご飯を食べているシーンが、結構好きです。こういうシーンで、家族の絆や他人には見せないリラックスした感じが良いですよね。

阿部 海のシーンですごく忘れられないシーンがあって、砂浜を歩いていて勢い余って海につっこんでしまって、海におぼれかけて...監督はカットをかけてくださらなくて「そのまま続けて下さい」という感じで...(笑)。あのシーンは焦りました(笑)。

セカール クリスとサチコが勘違いをしてしまうシーンで、それが誰のせいかというとタカシのせいなんですね(笑)。タカシがその後登場するのですが、タカシの表情を見るとおかしくて、笑いを堪えるのが大変でした。

太賀 顔を見るたびに笑いが止まらなかったですもんね。

セカール 自分に「笑わない笑わない」と言い聞かせてました。自分が笑いだしたら、またクリスがビンタされる羽目になるので(笑)。


― 最後に一言

ディーン この作品は、観た人それぞれの価値観や人生観が問われる作品だと思います。違う意見がエクスチェンジされる、そんなキッカケになる映画だと思います。日本、インドネシア、中華圏、フランスのみならず、この作品が海を越えて駆けていけるよう、是非皆さん応援をお願いします。

深田監督 いつもいい映画は何かと考えると、鏡のような映画が良いと思っています。観た人それぞれのインドネシアに対する考え方があぶり出されてくる映画になっていれば良いなと思います。バンダ・アチェに初めて行ったのは2014年で、そこから7年たって今日に至ります。バンダ・アチェで17万人の方が亡くなった災害のことを、3.11に津波が来た直後の日本人の私が聞いたときに、津波の被害にあっている人はどこの国にもいるし、世界はバラバラなようだけど繋がっているともいえると、当時思いました。この映画を世界のたくさんの方に観てもらって、色々と感じてもらいたいと思います。


映画『海を駆ける』テアトル新宿、有楽町スバル座ほか全国にて絶賛公開中!


本作は5/26現在、24スクリーンで公開中。またインドネシア、フランス、中国、台湾での公開も決定しています。人間の存在や生き方を深く見つめてきた深田晃司監督が、津波シンポジウムで訪れたアチェで現地の人々に触れアイデアを想起した心揺さぶる美しきファンタジー『海を駆ける』を、ぜひ劇場でご体感ください。


ストーリー
インドネシア、バンダ・アチェの海岸で倒れている謎の男が発見される。片言の日本語やインドネシア語を話すが正体は不明。その謎の男にラウ(=インドネシア語で「海」)と名付けて預かることになった、災害復興の仕事をしている貴子と息子のタカシたち。その周辺で謎の男・ラウは様々な不思議な奇跡と事件を巻き起こしていく―。果たしてラウは何者なのか...


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映画『海を駆ける』関連ニュース

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外国人特派員イベント
予習上映イベント
完成披露イベント
予告解禁
製作発表記者会見
公開決定


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『海を駆ける』

★2018年5月26日(土)公開★

世界待望!深田晃司×ディーン・フジオカ 心揺さぶる美しきファンタジー!

監督・脚本:深田晃司

出演:ディーン・フジオカ 太賀 阿部純子 アディパティ・ドルケン セカール・サリ 鶴田真由

©2018"The Man from the Sea"FILM PARTNERS



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