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日本を代表する俳優&監督らが絶賛!北原里英さん主演映画『サニー/32』全国公開初日に、過酷なロケでの"女優覚醒"を語る!
2018年02月18日(日曜日)

降り積もる雪と吹きすさぶ海風というで極寒の新潟で行われた撮影から1年、映画『サニー/32』が遂に2/17(土)全国公開初日を迎え、キャスト・監督による初日舞台挨拶が行われました。

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4月にNGT48ならびにAKB48グループからの卒業コンサートを控え、卒業後は女優業を本格スタートさせる北原里英さんの主演映画『サニー/32』は、日本映画界を席巻した白石和彌監督の『凶悪』(13)から5年、ピエール瀧さんとリリー・フランキーさんの"凶悪"コンビが、北原さん演じる主人公・藤井赤理を"サニー"と呼び拉致・監禁することから始まる予測不能のジェットコースタームービー。"サニー"とは「犯罪史上、もっとも可愛い殺人犯」と呼ばれ、ネットなどで神格化して世間を騒がせた11歳の少女の愛称で、ピエール瀧さんとリリー・フランキーさんは、その熱狂的信者を演じています。

上映終了後の興奮冷めやらぬ場内に、主演の北原里英さんはじめ、ピエール瀧さん、リリー・フランキーさん、門脇麦さん、そして先日行われた「第60回ブルーリボン賞」において《監督賞》を受賞された白石和彌監督が姿を現すと、場内は盛大な拍手と歓声に包まれました。

北原さんが「この話が生まれてから3年半かかった分だけ愛情がある作品。ようやく初日を迎えてうれしい反面、さびしい気持ち」と公開初日の素直な気持ちを語れば、白石監督も「大切な作品であり、渾身の一本!」と本作への溢れる気持ちを口にしました。

また、サニーの熱狂的信者・柏原役を演じた瀧さんは「(鑑賞後の)みなさんの頭に"?"がついているのが心地いい」と笑顔で語り、二人目のサニーとして登場し物語を急展開させるキャラクターを演じた門脇さんは「撮影は短い日数だったのですが濃い時間を過ごせました」と述懐。

柏原とともに赤理を誘拐する小田役を演じたリリーさんは、劇中で北原さんの顔を舐めたり殴ったりする瀧さんから「どっち(のシーン)がファンに嫌われますかね?」との相談を受け、「どっちもじゃない!?」と答えたエピソードをリリー節で披露し、笑わせました。

国民的アイドルを拉致・監禁するシーンから始まる本作を最初に鑑賞した際の気持ちについて「何かねじ込まれた感がある映画」と語った瀧さんと、「ネットの中にいる"アイドル"という偶像であったものを妄想して、それを実現させるとこのくらい間抜けになる。そこがリアル」と感想を述べたリリーさん。

さらに昨年2月に新潟・長岡で行われた過酷な環境下での撮影を振り返り、ピンクのアイドル衣装で極寒の雪道を駆け抜けた北原さんをねぎらうと、「僕らは何枚も着込んでも乳首がたっていたのに」(リリー)、「逆に、あんな衣装をもってくるあの二人(柏原&小田)センス、ヤバいよね(笑)」(瀧)と軽快なトークを繰り広げ、北原さんやお客様からは終始笑いが沸き起こっていました。

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©2018『サニー/32』製作委員会


そんな過酷な環境下での撮影を振り返った北原さんは、拉致・監禁から逆転する"キタコレ"シーンについて触れると「まる1日かけたので、体力も精神力も使いました。普段は人に罵声を浴びせることはないのですが、途中から楽しく気持ちよくなっていました」と女優としての"覚醒"を笑顔で語りました。

また話が先週の新潟・長岡での先行公開に及ぶと、すでに鑑賞した地元の方から「知っている景色が多いことがうれしい」との反響をもらったことや、新潟県庁を訪問した際には県知事にも喜んでもらえたと語った北原さん。

一方「観ていただいた方々から"最高"と言っていただいた」と作品への手ごたえを感じ、嬉しそうに語る白石監督にはリリーさんが「監督はカーリングの審判やった直後に、平昌から駆け付けたんですよ」と開催中の平昌オリンピックに絡めた愛のあるイジリをし、白石監督がタジタジになる場面も。。

最後は全員から一言ずつメッセージ。白石監督は「ずっとやりたい企画が形になって、(脚本家の)髙橋泉さんと一緒に作品に込めた想いを藤井赤理という人物、それを演じた北原さんに託せてよかった」と語り、門脇さんも「完成を観て(北原)里英ちゃんが美しくて、すごく気持ちが持ってかれました。特にドローンのシーンが好きで、私も一緒に飛びたくなりました!」と称賛。

さらに瀧さんやリリーさんも「現場での北原さんの振る舞いに、引っ張ってもらった」と、座長・北原里英さんを絶賛。そんな監督や共演者の言葉を受け、北原さんは謙遜しながらも「現代の様々な問題が詰め込まれている作品。深いメッセ―ジや白石監督が作るアイドル映画をぜひ楽しんでほしい」と呼びかけ、全国公開初日舞台挨拶は幕を閉じました。


映画『サニー/32』全国公開中!


ストーリー
冬の新潟の或る町。仕事も私生活も振るわない中学校教師・藤井赤理(北原里英)は24歳の誕生日を迎えたその日、何者かに拉致された。やったのは二人組で、柏原(ピエール瀧)と小田(リリー・フランキー)という男。雪深い山麓の廃屋へと連れ去り、彼女を監禁。柏原は「ずっと会いたかったよ、サニー......」と、そう赤理のことを呼んだ。"サニー"とは――世間を騒がせた「小学生による同級生殺害事件」の犯人の通称。そのいたいけなルックスゆえに「犯罪史上、最もかわいい殺人犯」とネットなどで神格化、狂信的な信者を生み出すことに。この"サニー事件"から14年目の夜、二人の男によって拉致監禁された赤理。赤理は正気を失っていきながらも、陸の孤島と化した豪雪地帯の監禁部屋から脱出を試みるが、それは驚愕の物語の始まりにすぎなかった――。[PG12]

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©2018『サニー/32』製作委員会


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『サニー/32』

★2018/2/9(金)新潟・長岡先行、2/17(土)全国公開★

14年目に動き出した、新たな事件-。サニー、それは"犯罪史上もっとも可愛い殺人犯"と呼ばれた女の子。[PG12]

監督:白石和彌

出演:北原里英 ピエール瀧 門脇麦 リリー・フランキー ほか

©2018『サニー/32』製作委員会



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