映画『女子高生に殺されたい』公開記念舞台挨拶に田中圭、南沙良ほか登壇!“他人に理解されない”驚きの行動とは!?
2022.04.02(土曜日)

映画『女子高生に殺されたい』の公開記念舞台挨拶が4月2日(土)に新宿バルト9で行われ、主演の田中圭さんをはじめ、南沙良さん、河合優実さん、莉子さん、茅島みずきさん、細田佳央太さん、さらに城定秀夫監督が登壇しました!

『ライチ☆光クラブ』『帝一の國』などの鬼才・古屋兎丸さんの画業 20 周年記念作品として発表され、衝撃的な内容かつ圧倒的な読み応えで話題を呼んだ同名コミックが、遂に禁断の映画化!女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人の9年間に及ぶ、前代未聞の “自分”殺害計画を描く本作『女子高生に殺されたい』。主人公・東山春人を『総理の夫』『そして、バトンは渡された』『あなたの番です 劇場版』など話題作への出演がつづく、田中圭さんが演じます。

この度、4月1日(金)からの全国公開を記念し、4月2日(土)に、主演の田中圭さんをはじめ、南沙良さん、河合優実さん、莉子さん、茅島みずきさん、細田佳央太さん、さらに城定秀夫監督と豪華キャスト・スタッフ7名登壇による公開記念舞台挨拶が実施されました!

初日となったイベント前日に劇場で本作を友人と観たという田中さんは「(友人たちに)めちゃくちゃ評判が良かったです。何が嬉しかったって、友達みんなが、全部を褒めてくれたんですよ。僕の友達なんで僕のことは一切褒めないんですけど(笑)、『監督凄いよね』とか『映像がカッコイイ』とか、若いキャストみんなお芝居が良いとか。僕はそれが最高に嬉しかったですし、実際、僕がスクリーンで観たのは3回目になるんですけど、冷静に観れば観るほどクスクス笑えますし。みんなに馴染みのある簡単な言葉で言うと、春人は“変態”なんですけど(笑)。それでも『応援したくなった』って言われたのが凄く嬉しかったです。『頑張れ!』と。ヒガシー(春人の劇中での愛称)を応援されるのは、僕的には凄い褒め言葉をいただいたなと思います」と喜びのエピソードを語りました。

さらに「(本作の出来は)自信作どころじゃないです!皆さんが面白いと思ってくれたら嬉しいですし、『何を見せられているんだろう』と思う方もいると思います。でも1つだけ言えるのは、この作品は日本映画の傑作になると思うので、もし今後『最近面白い映画あった?』って聞かれたら『「女子高生に殺されたい」面白いよ』って言えば、皆さん『センス良いね』って言われます」と自信たっぷりに熱弁しました。

南沙良さん、河合優実さん、莉子さん、茅島みずきさん、細田佳央太さんと若手キャストが集結していることでも注目の本作。田中さんと共演して印象に残っていることについて、南さんは「お芝居している中で普段とのギャップが凄いと感じていました。演じている狂気さ、変態さは、普段の田中さんからは想像できないものになっています。役柄的に現場でお話しはあまりできなかったですが、ただ田中さんが朝、現場に入られるときに、寝癖が凄いのは印象的でした(笑)」と当時を振り返りました。

狂気を秘めた田中さんの役柄ですが、南さん演じる真帆も多面的な表情が見られる役どころ。そんな南さんの演技を身近で見た田中さんは「まさに怪演、本当に素晴らしかったです。ちょうど撮影の途中で沙良ちゃんが賞をいただいたというニュースを見て凄いなと思いつつ、実際に現場で衝撃を受けたシーンがあって。『この演技なら(賞を)取っちゃうでしょう!』みたいなハイな感じになりました」と絶賛しました。

河合さんは田中さんについて「完成披露の時に田中さんが年下の方たちとの現場で罪悪感があったと仰っていて、でも現場でそんなことを感じさせない、余裕というか、お忙しい時期だったはずなのに色んな場で和ませたり笑わせてくれたりという姿を見ていました。笑わせる…ナチュラルボーンかもしれないですけど(笑)、高いところに上らなきゃいけないシーンで凄く恐がられていましたが、それを利用しながら良い空気感をつくっていらっしゃった。ご自分でも気づいていないレベルで、空気ができていました」との言葉に田中さんは「本当?良かったぁ」と安堵した様子を見せました。

そのエピソードを聞きながら強く頷く細田さんは「僕もそう感じました。でもその大きな原因は、その前のセリフ事件だったと思います。圭さんが発した言葉をその場にいたみんなが『これ面白い!』と言っていたので、それもあると思いました。あと、お芝居していて凄く汗をかきました。動きがあったというのもありますが、お互いの出しているエネルギー量だったり熱量があって、凄くやっていて楽しかった。キャッキャする楽しいシーンではないんですけど、それでもお芝居していてすごく高揚しました。エネルギー量に凄く感化されました」と振り返りました。

年齢差もあり性別も違うキャストたちとの共演に田中さんは「最初はみんなの目を見るのも恥ずかしいほどで、若くてキラキラしていたので…。しかもしゃべりかけると言ってもなにを話して良いかわからない。役をまとった状態ではもちろんコミュニケーションは取りますし、コロナ禍ということもあってそれに徹するのも良し。と思っていたり。でも、本当に高くて、古い木でできているところでのお芝居があり、狭くて怖いところだったんですけど沙良ちゃんが『田中さん、なにが恐いんですか?』って。きょとんとしていて、肝座りすぎだろって思いました(笑) 」

莉子さんは「2人のシーンが多かったので、その合間に『TikTokってどうやるの? 最近の流行りの音源ってなんなの?』って聞かれたのが印象的でした。私たちの世代にも目線を合わせてくださる田中さんはプロだなと思いました」という裏話も。

茅島さんも「私も2人のシーンがあって、ゴルフの話をしてくださって、少しずつ打ち解けられました」と振り返りました。

莉子さん、茅島さんの話に対し田中さんは「会話の糸口を見つける努力を、プロデューサーとグルになったりして(笑) 僕はTikTokをやらないですけど、プロデューサー発案で映画の宣伝用にみんなでやることになって。みんなは慣れているのかなと思ったけど、めちゃめちゃみんな戸惑っていました」と話し、ホッとしたような表情を見せました。

そんな彼らのエピソードを改めて知った城定監督は「いま改めて知って、感動しました。現場では自然と東山春人先生と生徒たちがリアルにそこにいた。映画としてはリアリティを強く重視はしていませんでしたが、本当の教室のような空気がありました。新人教師がやるように田中さんが努力してくださっていたんですね」と新たな発見を得た様子でした。

イベント終盤では、「女子高生に殺されたい」という主人公の特異な願望にちなんで“誰にも理解されないこと”を披露。

細田さんの「ハンバーガーの包みをキレイに畳んでから捨てる」という回答には、南さんも河合さんも賛同。会場でも実践する人が多数おり、登壇者も驚いていました。

茅島さんの回答は「食について理解されない。外食するときに好きなものしか食べたくないので、お寿司屋さんではイカ、焼肉屋さんではタンを食べ続ける」というもの。それを聞いた田中さんは「じゃあコース料理とか地獄だ。食べたくないもの食べさせられるんだもん。極端ですね」と反応。

莉子さんは「私はお仕事が好きで、休みが要らない人なんです。毎日お仕事やっている方が、自分で充実感が得られる。だからマネージャーさんに『仕事をください』って毎日話しているんですが、このことを話すと周りからあまり理解されないです」と回答。その言葉に対しほかの登壇者が顔を見合わせ、代表して田中さんが「ここで下手な発言をすると、事務所の人が聞いているので…(笑)」と明確なコメントは控えました。

城定監督は「僕も休みがあるとなにして良いかわからないので。だから仕事は詰められるだけ詰めたいタイプです」と莉子さんに共感していました。

河合さんは「理解しがたいくらいの方向音痴かもしれないです。道でコンビニに入って、出たらどの方向から来たかわからないとか、建物の中でも全く覚えられない。あと友達の家とか慣れ親しんだ場所でも、トイレだと思って開けたら収納で驚きました。もう、ちょっと助けてほしいくらいです」と語りました。

南さんは「これは理解してくださる方もいると思いますが、巨大生物が好きで、特に水の中にいる巨大生物が。最近はマッコウクジラが自分の中で来ているんです。家にいるときも、海の強い生物ベスト30とか、そういう動画をずっと観ていて。それをたまに理解してもらえないことがあります」と力説し、開場は自然に笑いに包まれました。

田中さんの回答は「いくらでもありますけど、お話しできることだと、サンダルからサンダルに履き替えることですかね。家からサンダルで出て移動車に乗って、現場についたら現場サンダルに履き替えるんです。履き替える意味がないと(笑)」。これに対し河合さんから「車に乗ったタイミングでなんで履き替えるんですか」という質問がありましたが、「正確には、車の中では裸足。サンダルで行って、降りる時に違うサンダルに履き替える」と田中さん。「なるほど。…いや、なるほどじゃないか」と河合さんが話し、場内からも大きな笑いが起きました。

最後に田中さんから「本日は足をお運びいただきありがとうございました。今から観ていただく『女子高生に殺されたい』という作品は、監督、スタッフ、キャスト、皆の良いところがぎゅっと詰まった、面白くカッコイイ作品になっています。ストーリーも、春人の危険な願望と、9年にも及ぶ”自分”殺害計画という見ごたえのある仕上がりです。どうなってしまうんだろうと話が展開し、伏線回収もあり、面白いサスペンスになっています。みなさんにぜひ楽しんでもらいたいと思いますし、面白いと思った方はみんなに広めてもらえると嬉しいです」と作品の魅力をアピールし、イベントを締めくくりました。

映画『女子高生に殺されたい』4月1日(金)全国ロードショー!

ストーリー
女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人(田中圭)。人気教師として日常を送りながらも “理想的な殺され方”の実現のため、9年間も密かに綿密に、“これしかない完璧な計画”を練ってきた。彼の理想の条件は二つ「完全犯罪であること」「全力で殺されること」。明るく平和な学園内で、静かに着実に男の計画は進んでいく―。


©2022日活

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『女子高生に殺されたい』

★2022年4月1日(金)公開★

高校教師・東山春人 9年間に及ぶ前代未聞の“自分”殺害計画。

監督・脚本:城定秀夫

原作:古屋兎丸
「女子高生に殺されたい」(新潮社バンチコミックス)

出演:田中圭 / 南沙良 河合優実 莉子 茅島みずき 細田佳央太 / 加藤菜津 久保乃々花 キンタカオ / 大島優子