ジャルジャル・福徳秀介さんによる小説デビュー作を映画化した『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』がついに全国公開し、大ヒット上映中です。
本日4/26(土)には公開記念舞台挨拶が行われ、冴えない毎日を送る主人公の大学生・小西を演じた萩原利久さん、小西が恋に落ちるヒロイン・桜田花を演じた河合優実さん、小西のバイト仲間・さっちゃんを演じた伊東蒼さん、小西の唯一の友人・山根を演じた黒崎煌代さん、そして大九明子監督が登壇。
公開した今だからこそ話せる撮影秘話や、ついに公開を迎えた今の気持ちを明かしました。
満員御礼で迎えたこの日、小西役の主演・萩原さんは「約半年間宣伝取材を通して、この映画と常に一緒にいたような感じがしていたので、僕の中ではあまり感じたことのない、やっとこの日を迎えたという感覚がとても強いです。宣伝稼働を通して、どんどん本作を観ていただきたい欲がふつふつと強くなっていく感覚があって、こうして沢山の方々に観ていただけるのもそうだし、一人でも多くの方に届いてくれたらというのが今の気持ちです」と念願の封切りに感慨無量な様子を見せました。
ネット上では早くも絶賛評が並び、これに大九監督は「桜が咲くように温かい感想が届いています。それを読んで幸せな気持ちにさせていただきました。この時期に観た方は大正解!映画館を出た後に劇中の彼らが生きていた世界線を生きていただけるわけですから」と呼び掛けました。
本作では、自分の身を守るために小西は傘を持ち、桜田(河合)はお団子頭にすることで武装しており、それがチャームポイントにもなっています。
©2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会
それにちなんで自身のチャームポイントを発表することに。「僕は手かな?」と大きな左手をかざす萩原さんは「この手は人に褒めていただく機会が多いです。指が長くて手が大きい。それが良いらしいです。バスケットボールが掴める手です」と自らの顔を左手ですっぽりと覆ってみせました。
桜田役の河合さんは「内面でも良いですか?」と照れつつ、「しっかりしていそうと凄く言われるけれど、色々な事を忘れちゃいます。物も忘れるし、自分が何を喋ったのかも忘れちゃう。小さい頃から治らないので、それを自分のチャームポイントだと思って生きています」と。
さっちゃん役の伊東さんは「私はえくぼのようなものが口の両側にあって、その理由がわからない。どうして出るのかと思って皮膚科に行ったら『蕁麻疹だ』と言われました。違うとは思うけれど、消えたことがなくて…。知っている人がいたら教えて欲しいです」と謎のえくぼに困った様子。
山根役の黒崎さんは「私は眉毛!濃いとずっと言われます。それに声。小学生の頃から低いままで、下がっていきました」と低音イケボで明かしました。
GW突入ということで、つづいては小西と桜田のように休日に行ってみたい理想のデート場所を妄想。
萩原さんは「この時期はバスケとサッカーが熱い。最近、映画館でライブビューイングをしている事を知ったので、行ってみたいです」と趣味デートを提案。河合さんは「GWではないかもしれないけれど、打ち上げ花火を特等席で見たい。冬のイルミネーションのキラキラよりも好きです」とロマンチック。
伊東さんは「私もGWではないですが、夏祭りや夏フェスに行って屋台で美味しいものを食べたい。屋台めがけて行きたいです!」と食いしん坊な回答。黒崎さんは「僕はオールシーズン居酒屋…やはり遊園地にしますっ」と急に恥ずかしがって笑わせました。
そして本作は、香港国際映画祭、ウディネ・ファーイースト映画祭など海外映画祭への出品が決定!
海外に羽ばたいて行くことに大九監督は「とても光栄です。私は映画を作るときに年齢、性別、ボーダラインを考えずに自分が面白いと思うものをシンプルに紡ぐようにしています。国境を超えて色々なところで観ていただけるのは監督冥利に尽きること。作品が海を越えるのは、この仕事をしていて良かったなと思わせてくれます」とグローバルな広がりに期待を込めました。
最後に主演の萩原さんは「観ていただいた方々それぞれに色々な感想があると思います。見え方、感じ方は人それぞれ人の数だけあるのではないかと思います。自分の状況によっても感想が変わる映画だと思うので、そのような感想の変化までも楽しんでいただきたいです。今日観た感想を大事に取っておいて、また映画を観た時に違った楽しみ方が出来るのではないかと思います」とアピール。
そして司会者から「今日の空はいかがですか?」と尋ねられると、萩原さんはニコニコと天井を見上げて「一番好きです!凄く良い天気!」と満面の笑みで宣言しました。
テアトル新宿、テアトル梅田の先行公開を経て、いよいよ全国公開した本作。スクリーンから目が離せなくなる、今話題の俳優陣のお芝居をぜひ映画館でご堪能ください!
映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』大ヒット公開中!
思いがけない出会いから始まった、最高純度のラブストーリー
思い描いていた大学生活とはほど遠い、冴えない毎日を送る小西。学内唯一の友人・山根や銭湯のバイト仲間・さっちゃんとは、他愛もないことでふざけあう日々。ある日の授業終わり、お団子頭の桜田の凛々しい姿に目を奪われた。思い切って声をかけると、拍子抜けするほど偶然が重なり急速に意気投合する。会話が尽きない中、「毎日楽しいって思いたい。今日の空が一番好き、って思いたい」と桜田が何気なく口にした言葉が胸に刺さる。その言葉は、奇しくも、半年前に亡くなった大好きな祖母の言葉と同じで、桜田と出会えた喜びにひとり震える。ようやく自分を取り巻く世界を少しだけ愛せそうになった矢先、運命を変える衝撃の出来事が二人を襲うー。
©2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会
『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』関連ニュース
*キャラクター映像解禁
*『今日空』×ジャルジャルアイランド特別コラボ
*本編映像一部解禁
*安齋肇描き下ろしイラスト&アザービジュアル解禁
*萩原利久&河合優実<メイキング写真>解禁
*プレミア舞台挨拶の模様
*萩原利久&河合優実<新場面写真>解禁
*河合優実<新場面写真>解禁
*萩原利久<新場面写真>解禁
*本予告&本ビジュアル解禁
*公開日決定&新場面写真解禁
*豪華共演陣解禁
*追加キャスト&2種の初映像解禁
*TIFFコンペティション部門出品決定
*公開決定
★2025年4月25日(金)全国公開★
思いがけない出会いから始まった、最高純度のラブストーリー。
萩原利久
河合優実 伊東蒼 黒崎煌代
安齋肇 浅香航大 松本穂香 / 古田新太
原作:福徳秀介「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」(小学館刊)
監督・脚本:大九明子
配給:日活