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阿部進之介さん、藤井道人監督、山田孝之プロデューサー6年間の想いが結実。映画『デイアンドナイト』全国公開に感無量!
2019年01月27日(日曜日)

俳優の山田孝之さんが一切作品に出演せず、裏方に徹した初の全面プロデュース映画『デイアンドナイト』が1/26(土)ついに全国公開初日を迎え、企画・主演の阿部進之介さん、共演の安藤政信さん、清原果耶さん、藤井道人監督、山田孝之プロデューサーによる舞台挨拶がシネマート新宿にて行われました。

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本作は「人間の善と悪」をテーマにした完全オリジナル作品で、家族のいのちが奪われ、自らの善悪に翻弄される人々の葛藤を描き出します。

完成までの6年という長い道のりに阿部さんは「藤井監督と『どうしようか?』というところから始まり、孝之が入ってくれて、ゼロからみんなで話し合っていく中で安藤さんや清原さん、そしてスタッフの皆が集まってくれました」と振り返り「ロケ地を決めたり、ゼロから作品を作る過程を経験したことで、自分にとって大切な作品という気持ちも芽生えました。道のりは長かったけれど、一つの作品を観客に届けるとはこういうことだと体感し、とても感無量です」と、大きな糧を得た様子。

プロデューサーとして初めて映画を制作した山田さんは、ロケ地交渉、脚本開発、キャスティングなど映画制作実務に深く関わり「脚本の開発に時間を割いたし、脚本会議が終わって外に出たらもう朝だったということも思い出深いです。秋田県に行って市長に会って話をしたり。でも撮影が始まると、あっという間に今日まで来たという感覚。感無量です」とシミジミ。

藤井監督も「準備期間は長かったけれど、ジェットコースターのような日々。自分の人生の中でもターニングポイントになる作品だと改めて感じます」と感無量の表情を見せました。

児童養護施設のオーナー・北村役の安藤さんは「僕は映画俳優ですから、愛のあって尖ったセンスのある映画に出られたことが嬉しい」と喜び、「ゼロから作るという苦悩を分かち合っていないから、孝之たちに比べたら自分は何もやっていません」と続けると、山田プロデューサーからすかさず、本作PRのためテレビ番組に出演したことを感謝される場面も。

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主題歌も担当する清原さんは「月日をかけて作ってきたものの中に、主題歌としても映画の力になれるのは嬉しい」としつつも「レコーディングの時は、くよくよしっぱなし。声も出ないし、思ったように歌えなくて悩みました」と舞台裏を紹介。

藤井監督は「この曲がエンディングで流れることによって、この映画を救ってくれたと思った」と感動し、阿部さんに楽曲を聴かせた際には「泣きそうになっていたので...可愛いなぁと」と暴露。当の阿部さんは「清原さんが役として歌っているので、自分も演じた明石の気持ちになってしまって」と照れた様子をみせました。

また俳優の山田さんがプロデューサーを務めたことについて阿部さんは「役者がどうやったら役に集中できるかに重きを置いた配慮があって、それは役者の気持ちが理解できていないとできないこと。『自分だったら』ということを全部やってくれて、集中しやすい現場でした」と、同じ俳優ならではの気配りを明かし「役に入り込むことを知っている人間がプロデューサーとして現場にいてくれるだけで、それが心のよりどころになりました」と感謝。

安藤さんも「現場にはほぼ毎日いてくれて、僕らの芝居も見ていてくれました。孝之は芝居のうまい人なので、見られるとプレッシャーもかかるけれど、それが力になって『もっとやってやるぞ!モニターで見ていてくれ!』というテンションになりました」と山田プロデューサーの存在がいい起爆剤になったよう。

阿部さんや安藤さんからの全幅の信頼に、当の山田プロデューサーは「間近で俳優さんたちの本気の芝居を見て、とても感動しまして、俳優って素晴らしいな、カッコいいな、これからは自分ももっと自信を持って俳優だと言っていこうと思いました」と照れ隠し。これに阿部さんは「僕の芝居が終わった帰り道に、『プロデューサーとして役者って素晴らしいと思った』と言ってくれて、嬉しかったです」と山田プロデューサーの素顔を明かしました。

最後に阿部さんは「答えを出さないことを大切にした映画です。なので、皆さんがそれぞれ感じたものが『デイアンドナイト』になる。人それぞれ見方によって感じ方は違うはずなので、大切な人とこの映画について話し合うきっかけになれば嬉しいです」とアピール。藤井監督も「大切な人と語り合えるような作品にしようと、丁寧に作り上げたつもり。沢山の答えがある作品です」と思いを込めました。


映画『デイアンドナイト』 全国公開中!


愛する家族のいのちが奪われたとしたら、あなたなら、どうするだろうかー。
ぜひ劇場でご覧いただき、大切な人と語りあってみてください。


善と悪はどこからやってくるのか。
父が自殺し、実家へ帰った明石幸次(阿部進之介)。父は大手企業の不正を内部告発したことで死に追いやられ、家族もまた、崩壊寸前であった。そんな明石に児童養護施設のオーナーを務める男、北村(安藤政信)が手を差し伸べる。孤児を父親同然に養う傍ら、「子供たちを生かすためなら犯罪をも厭わない。」という道徳観を持ち、正義と犯罪を共存させる北村に魅せられていく明石と、そんな明石を案じる児童養護施設で生活する少女・奈々(清原果耶)。しかし明石は次第に復讐心に駆られ、善悪の境を見失っていく----。

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©2019「デイアンドナイト」製作委員会


映画『デイアンドナイト』関連ニュース

主題歌配信開始
主題歌PV予告解禁
秋田県先行公開初日の模様
女子中高生試写会の模様
鹿児島県凱旋イベントの模様
「FRI"DAY AND NIGHT" SHOW」開催決定
コラボポスター完成
主題歌決定
広島国際映画祭の模様
場面写真解禁
完成報告会見の模様
公開日決定


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『デイアンドナイト』

★2019年1月26日(土)全国公開、19日(土)秋田先行★

善と悪はどこからやってくるのか。

企画・原案:阿部進之介

脚本:藤井道人 小寺和久 山田孝之

監督:藤井道人

プロデューサー:山田孝之 伊藤主税 岩崎雅公

出演:阿部進之介 安藤政信 清原果耶

©2019「デイアンドナイト」製作委員会



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