全国の女子刑務所の数ヶ所で現在も営業を行う「塀の中」の美容室をモデルに描かれた小説「塀の中の美容室」（桜井美奈／双葉文庫）を、主演・奈緒さんで連続ドラマ化。そんな、8月スタートの連続ドラマW-30「塀の中の美容室」（全7話・第1話無料放送）のオールキャスト・PR映像が解禁されました。
＊製作著作：WOWOW
私たちは生きてさえいれば、
髪を切るように、いつだって、何度だって生まれ変われる――
本作の舞台は、女子刑務所の中にある “あおぞら美容室” 。奈緒さん演じる主人公の美容師・小松原葉留は、様々な事情を抱えた一般のお客様たちの想いに寄り添うように、彼女たちの言葉に耳を傾けながら丁寧に髪を切っていきます。葉留自身が様々な人たちとの出会いを通し、自らが犯した罪、そしてこれからの人生とどのように向き合っていくのかを描く物語。
このたび解禁されたのは、主演・奈緒さん、そして先日発表されている夏帆さん、成海璃子さん、光石研さん、小林聡美さんに続き、物語を個性豊かに彩り、主人公の葉留が自身と向き合い、変化していく上で重要な人物たちとなるキャスト陣。
取材のために美容室に訪れる新聞記者・芦原志穂役を祷キララさん。ある理由で髪を切ることを決断したヘアモデル・一井彩役を中島セナさん。葉留の姉である奈津（夏帆）との結婚を望んでいる恋人・津田翔太役を上川周作さん。葉留の元交際相手・波沼弘樹役を中島歩さん。
中島セナさん演じる娘・彩とわだかまりはあるものの、それでも娘を支えようとする一井典子役を西田尚美さん。受刑者であり美容師免許の取得を目指す美容科訓練生・佐藤望役を長井短さん。葉留の向かいの単独室の受刑者・二村役を広岡由里子さん。公民館の世話役・曽根を伊勢志摩さん。葉留の母親・小松原亜希役を朝加真由美さん。美容室の常連客となる鈴木公子役を由紀さおりさんが務めます。
さらに主演の奈緒さんと「春になったら」（CX）で親子を演じて以来、約1年半ぶりの共演となる木梨憲武さんの出演も決定しました。
そして本作のPR映像を初解禁。
やさしい雰囲気に包まれながらも、奈緒さん演じる主人公・葉留を中心に刑務所内での生活をリアルに映し出します。
公開された120秒のPR映像では、葉留が犯してしまった罪とどのように向き合うのか、そしてバラエティに富んだ豪華キャスト陣がどのように物語に関わっていくのか、本作がより楽しみになる仕上がりとなっています。
本作は、制作スタッフ、主演の奈緒さんのほか、成海璃子さんと小林聡美さんも原作のモデルとなった岐阜県・笠松刑務所を訪れ、それぞれの役どころに落とし込むなど念入りに準備しました。
そして法務省矯正局の協力のもと、実際の刑務所内で撮影を行うなどリアルを追求、一つ一つの描写を細部まで丁寧に描き出しています。
ひとりの受刑者と、社会を生きる女性たちの人生が交錯する、感動必至のやさしくてあたたかな「再生」の物語に、ご期待ください！
連続ドラマW-30「塀の中の美容室」2025年8月22日（金）午後11時～WOWOWにて放送・配信スタート！
ストーリー
女子刑務所の中に、“受刑者が一般客の髪を切る” 美容室がある。
鏡の前に立つ美容師は重い罪を犯した者。
小松原葉留（奈緒）は、美容室担当の刑務官・菅生冬子に連れられ、今日も刑務所内に存在する “あおぞら美容室”に向かう。葉留は刑務所所長の保坂が受刑者たちへのある思いを込めて作ったその美容室の唯一の美容師で、一般客の髪を切っている。
常に刑務官の監視下にあり、様々な決まりごとがある塀の中の美容室。ここの美容室に立てるのは美容技官・加川実沙らの指導により刑務所内で美容師免許を取得したごく一部の受刑者。
そしてそんな美容室を訪れる様々な事情を抱えた一般のお客様たち。幅広い年代の女性たちはなぜ、そこで髪を切るのか。優しい面持ちで物静かな葉留は彼女たちの想いに寄り添うように、耳を傾けながら丁寧に髪を切っていく。
刑期も満了に近づく中、罪は刑期を終えれば償えるのか自問自答を続ける葉留……ある日、自身が犯した事件により、加害者家族になってしまった姉の小松原奈津が客として美容室を訪れ――。
ひとりの受刑者と、社会を生きる女性達の人生が交錯する、やさしくてあたたかな「再生」の物語。
＊製作著作：WOWOW
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連続ドラマW-30「塀の中の美容室」
放送日時：8月22日（金）午後11時スタート（全7話）
毎週金曜 午後11時～ [第1話無料放送] 【WOWOWプライム】【WOWOWオンデマンド】
原作：桜井美奈「塀の中の美容室」（双葉文庫）
監督：松本佳奈
脚本：狗飼恭子
音楽：林正樹
出演：奈緒
夏帆 成海璃子 光石研 小林聡美
祷キララ 中島セナ 上川周作 中島歩 西田尚美
長井短 広岡由里子 伊勢志摩 木梨憲武 朝加真由美 由紀さおり
プロデューサー：高嶋ともみ 荒川優美 山本章 松浦ちひろ
制作協力：日活
制作プロダクション：ジャンゴフィルム
製作著作：WOWOW
番組特設サイト
https://www.wowow.co.jp/drama/original/heinonaka/
【原作「塀の中の美容室」（双葉文庫）】
『ご』と入力すると『ゴメン』と出てきて……『ゴメン。今日も仕事でダメになった』の一文ができあがる――。激務が続く番組制作会社で働く芦原志穂。彼女は今日も恋人にデートのキャンセルを告げるメールを打っていた。最近では「次はいつ会えそう」というメールすら届かない。そんな中、志穂は上司からの命令で、刑務所の中の美容室を取材することになるのだが――。彼女たちは、なぜそこに髪を切りにいくのか。刑務所の中で営業を行う美容室を舞台にした、感動の連作短編集。
【桜井美奈 プロフィール】
2013年、『きじかくしの庭』で第19回電撃小説大賞〈大賞〉を受賞してデビュー。21年に刊行した『殺した夫が帰ってきました』が大ヒット。そのほかの著書に『落第教師 和久井祥子の卒業試験』『嘘が見える僕は、素直な君に恋をした』『私が先生を殺した』『私、死体と結婚します』『復讐の準備が整いました』などがある。
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