刑務所の中に、“受刑者が一般客の髪を切る” 美容室があることを知っていますか?
全国の女子刑務所の数ヶ所で現在も営業を行う「塀の中」の美容室をモデルに描かれた小説「塀の中の美容室」(桜井美奈/双葉文庫)が、WOWOWで連続ドラマ化(全7話・第1話無料放送)されます。そして受刑者が一般客の髪を切る美容室の美容師役を奈緒さんが務めることが決定。さらにポスタービジュアル、放送日時が解禁されました。
*製作著作:WOWOW
本作の舞台は、女子刑務所の中にある “あおぞら美容室” 。美容師・小松原葉留は、様々な事情を抱えた一般のお客様たちの想いに寄り添うように、彼女たちの言葉に耳を傾けながら丁寧に髪を切っていきます。葉留自身が様々な人たちとの出会いを通し、自らが犯した罪、そしてこれからの人生とどのように向き合っていくのかを描く物語。
本作の主人公で “あおぞら美容室” の美容師・小松原葉留を演じるのは「東京サラダボウル」(NHK)をはじめ、ドラマ・映画、CM等、活躍が目覚ましい奈緒さん。本作では過去に罪を犯し、刑務所に収容されている受刑者かつ美容師という難役に挑戦。出演にあたり、原作のモデルとなった岐阜県の笠松刑務所を訪れ、そこで実際に働く美容師の所作などを丁寧に役に落とし込みドラマ内で表現、さらに美容指導のもと練習を重ね、自身でカットやヘアアレンジにも挑戦している点が注目です。
このたび解禁されたポスタービジュアルは奈緒さんが絶妙な表情で主人公・葉留を体現し、作品を象徴するカットとなっています。
*製作著作:WOWOW
原作は「読書メーター 読みたい本ランキング」第1位を獲得、2020年には小説を原作にした同名コミックが刊行され、第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞する等、小説、コミック共に高い評価を受けています。原作者の桜井美奈氏は、連続ドラマW-30「殺した夫が帰ってきました」に続いてWOWOWで2クール連続の実写ドラマ化。
脚本は『風の電話』『エゴイスト』の狗飼恭子氏。監督は「団地のふたり」(NHK)を手掛け、第61回ギャラクシー賞テレビ部門大賞を受賞した「連続ドラマW フェンス」他、数多くの作品のメガホンを握る松本佳奈氏。音楽は椎名林檎さんをはじめ多岐にわたるアーティストのスタジオワークに数多く参加、映画『すばらしき世界』の音楽を務めた林正樹氏が担当します。
第一報解禁にあたり、主演・奈緒さん、原作・桜井美奈氏からコメントが到着しました。
奈緒さん(小松原葉留役)コメント
松本監督とご一緒するのは2回目で、監督をはじめ心から信頼、安心できる方たちとこの題材で物づくりができることに大きな期待を持って現場に入りました。実際に笠松刑務所を訪れた時、厳しさが芯にありながら、とても穏やかな刑務官の皆さんのことが印象に残っています。立て直そう、やり直そうとしたときに、大きく包み込み、見守ってくれる人がそばにいることのありがたさを強く感じました。
私にとって刑務所は、空では繋がっているけれど、私たちが生きる日常とは塀で区切られている場所だったのですが、実際に今作で演じることで携わることができる場所なんだと思いました。
今回の作品は実在する場所だからこそ伝えられることがあると思います。ひとつの物語として楽しんでいただくことはもちろんですし、「こういう美容室があるんだ」と知ることで、私たちができることはなんだろうと考え、自分の生活により身近に感じてもらえると思います。是非沢山の方に見ていただきたいです。
原作・桜井美奈氏 コメント
小説を発売した当初は、自分の物語が誰かの心に届くのか、不安な気持ちを抱えていました。そんな中、多くの読者の皆さまに温かく受け入れていただき、感想や応援のお言葉をいただけたことは、大きな支えとなりました。そしてコミカライズ、さらには映像化という展開につながり、とてもありがたく思っています。撮影現場では、実在する「塀の中の美容室」が丁寧に再現され、主演の奈緒さんが演じる葉留の姿に、小説の登場人物がそのまま形になったような印象を受けました。
作品に真摯に取り組んでくださるスタッフの皆さまの姿に、深く感謝しております。
表現の形式は変わっても、物語の本質が変わらずに伝わり続けていることを、嬉しく感じています。
引き続き、多くの方に届いていくことを願っています。
【原作「塀の中の美容室」(双葉文庫)】
『ご』と入力すると『ゴメン』と出てきて……『ゴメン。今日も仕事でダメになった』の一文ができあがる――。激務が続く番組制作会社で働く芦原志穂。彼女は今日も恋人にデートのキャンセルを告げるメールを打っていた。最近では「次はいつ会えそう」というメールすら届かない。そんな中、志穂は上司からの命令で、刑務所の中の美容室を取材することになるのだが――。彼女たちは、なぜそこに髪を切りにいくのか。刑務所の中で営業を行う美容室を舞台にした、感動の連作短編集。
【桜井美奈 プロフィール】
2013年、『きじかくしの庭』で第19回電撃小説大賞〈大賞〉を受賞してデビュー。21年に刊行した『殺した夫が帰ってきました』が大ヒット。そのほかの著書に『落第教師 和久井祥子の卒業試験』『嘘が見える僕は、素直な君に恋をした』『私が先生を殺した』『私、死体と結婚します』『復讐の準備が整いました』などがある。
本作は、法務省矯正局の協力のもと、実際の刑務所内で撮影を行うなどリアルを追求、一つ一つの描写を細部まで丁寧に描き出しています。
ひとりの受刑者と、社会を生きる女性たちの人生が交錯する、感動必至のやさしくてあたたかな「再生」の物語。WOWOWにて2025/8/22(金)午後11:00~放送・配信スタートです。
今後解禁される実力派キャスト陣の情報にも、ご期待ください!
連続ドラマW-30「塀の中の美容室」2025年8月22日(金)午後11時~WOWOWにて放送・配信スタート!
ストーリー
女子刑務所の中に、“受刑者が一般客の髪を切る” 美容室がある。
鏡の前に立つ美容師は重い罪を犯した者。
小松原葉留(奈緒)は、美容室担当の刑務官・菅生冬子に連れられ、今日も刑務所内に存在する “あおぞら美容室”に向かう。葉留は刑務所所長の保坂が受刑者たちへのある思いを込めて作ったその美容室の唯一の美容師で、一般客の髪を切っている。
常に刑務官の監視下にあり、様々な決まりごとがある塀の中の美容室。ここの美容室に立てるのは美容技官・加川美沙らの指導により刑務所内で美容師免許を取得したごく一部の受刑者。
そしてそんな美容室を訪れる様々な事情を抱えた一般のお客様たち。幅広い年代の女性たちはなぜ、そこで髪を切るのか。優しい面持ちで物静かな葉留は彼女たちの想いに寄り添うように、耳を傾けながら丁寧に髪を切っていく。
刑期も満了に近づく中、罪は刑期を終えれば償えるのか自問自答を続ける葉留……ある日、自身が犯した事件により、加害者家族になってしまった姉の小松原奈津が客として美容室を訪れ――。
ひとりの受刑者と、社会を生きる女性達の人生が交錯する、やさしくてあたたかな「再生」の物語。
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連続ドラマW-30「塀の中の美容室」
放送日時:8月22日(金)午後11時スタート(全7話)/
毎週金曜 午後11時~ [第1話無料放送] 【WOWOWプライム】【WOWOWオンデマンド】
原作:桜井美奈「塀の中の美容室」(双葉文庫)
監督:松本佳奈
脚本:狗飼恭子
音楽:林正樹
主演:奈緒
プロデューサー:高嶋ともみ 荒川優美 山本章 松浦ちひろ
制作協力:日活
制作プロダクション:ジャンゴフィルム
製作著作:WOWOW
番組特設サイト
https://www.wowow.co.jp/drama/original/heinonaka/
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