1968年の女優引退以降も、未だ人気の衰えを知らない芦川いづみさんの魅力に迫った単行本「芦川いづみ　愁いを含んで、ほのかに甘く」が、2019/12/9（月）文藝春秋より刊行されることが決定しました！

清潔で親しみのある美しさと幅広い役をこなす演技で人気を博した、戦後日活の黄金期を代表する名女優・芦川いづみさんは、2018年が「デビュー65周年」にあたり、それを記念して発売された《全10作品DVD》には予約が殺到し、さらには神保町シアター（東京）とシネ・ヌーヴォ（大阪）で行われた《特集上映》では"完売"となる回も続出するなど、その人気ぶりは健在です。

単行本「芦川いづみ　愁いを含んで、ほのかに甘く」は、そんな芦川さんの魅力にビジュアルと読み物の両面で迫る1冊です。

本書には、銀幕デビューのキッカケから映画撮影時の思い出、結婚と引退、そして近況までを語っていただいた、引退後初の「ロング・インタビュー」を所収するほか、日活時代の現存する全スチールから選んだ日活全作品の出演作スチールを収録。

さらに、オールカラーの「ポスター選集」、日活がかつて発行していたファン向けのグラフ誌に掲載された貴重な記事なども掲載する、デビュー65周年を記念した＜完全保存決定版＞です！

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【書名】芦川いづみ　　愁いを含んで、ほのかに甘く
【編者】高崎俊夫（映画批評家／編集者）、朝倉史明（ライター／編集者）
【発行】株式会社文藝春秋
【協力】日活株式会社
【仕様】160P／B5判／定価：本体2,700円＋税（予定）
【発売】2019年12月9日（予定）　
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【本書のおもな内容】

「映画の黄金期が、わたしの青春と重なっているんです。」（本書所収インタビューより）

■芦川いづみさんによるご挨拶文

■《巻頭エッセイ》「芦川いづみふたたび」......高崎俊夫
■《写真ページ》スチール写真集①（1955-59）（『青春怪談』から『男なら夢をみろ』まで）
■芦川いづみインタビュー（インタビュー実施日：2019年4月）
「『硝子のジョニー』では、台本の台詞を色分けして撮影に臨みました」
■《採録》日活グラフ誌「日活映画」掲載記事（当時の誌面をそのまま転載）
記事画像集、「日活スタア"私の履歴書"」、「芦川いづみちゃんへの21の質問」
■《カラーページ》ポスター、スピードポスター、江口寿史（漫画家・イラストレーター）氏コメント＆イラスト（65周年DVD用イメージイラスト）
■《写真ページ》スチール写真集②（1959-68）（『風のある道』から『孤島の太陽』まで）
■《資料編》フィルモグラフィー（映画（松竹時代を含む）、TVドラマ）

＊仕様および内容は予定です。発売までに変更される場合がございます。予めご容赦ください。

＊65周年記念祭の際の江口寿史氏によるイメージイラスト

芦川いづみについて

日活の戦後黄金期を代表する名女優。東京市滝野川区田端町生。1952年、松竹歌劇団付属松竹音楽舞踊学校に入学。翌年ファッションショーに出演中、居合わせた松竹の川島雄三監督に認められ、川島監督の『東京マダムと大阪夫人』（1953）に月丘夢路の妹役でデビュー。1955年日活に移籍した川島監督の推薦で松竹歌劇団を退団し日活に入社。清潔で親しみのある美しさと幅広い役をこなす演技で日活を代表するスターとして人気を得る。「和製オードリー・ヘップバーン」とも呼ばれ活躍した。1968年、藤竜也と結婚して女優を引退。絶頂期での引退により、ファンの間で神格化され、現在でも熱狂的なファンをもつ。

＊『いのちの朝』より　©日活

文藝春秋「芦川いづみ　愁いを含んで、ほのかに甘く」2019/12/9（月）刊行！

日活を代表するスター・芦川いづみさん情報に、引き続きご注目ください！！

＜芦川いづみデビュー65周年記念＞関連ニュース

＊江口寿史氏による《特別イメージイラスト》完成
＊シネ・ヌーヴォ「デビュー65周年記念　芦川いづみ映画祭」5/4スタート
＊「芦川いづみデビュー65周年記念」DVD 2019年5月リリースタイトル決定！
＊「芦川いづみデビュー65周年記念」DVD 2019年4月リリースタイトル決定！

★現在公開中の日活映画ラインナップもご期待下さい★

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