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日活撮影所に『嵐を呼ぶ男』ドラムセットと『太平洋ひとりぼっち』ヨット展示!


施設のリニューアルが進んでいる日活撮影所(東京都調布市)。

この度、その俳優控室棟に、
・『嵐を呼ぶ男』で実際に使用されたドラムセット
・『太平洋ひとりぼっち』で使用されたヨット「マーメイド号」のミニチュア
の展示を始めました!

「嵐を呼ぶ男」ドラムセット 「太平洋ひとりぼっち」マーメイド号
1957年に公開された井上梅次監督『嵐を呼ぶ男』。
当時、映画館の扉が閉まらなかったという逸話がある、正に嵐を呼んだ作品です。
「おいらはドラマー、やくざなドラマー」と歌いながらドラムを叩く名シーンで石原裕次郎は一躍国民的スターになりました。
ドラムは、実際に石原裕次郎も得意としていた楽器だったとか。

『太平洋ひとりぼっち』は、小型ヨットを駆って太平洋横断に成功した青年の手記を基に、1963年に市川崑監督が撮ったスリルとユーモア溢れる青春冒険映画。
設立して間もない石原プロの第1作目の映画であり、アクションヒーロー役の印象の強い石原裕次郎が、関西弁を喋るヨット青年を好演し話題となりました。
ヨットをこよなく愛したといわれる裕次郎、この作品に込める情熱もひとしおだったのはないでしょうか。


日活撮影所は、1954年に完成し、その広さや設備などから「東洋一の撮影所」「白亜の殿堂」と称えられました。
60年近く経った今でも、この撮影所から、映画をはじめテレビドラマ、CM、PV等多くの映像作品が生み出されています。

3月より、名称を「日活撮影所」から「日活調布撮影所」に変更。
”映画のまち調布”の一員として、地域に根ざし、より映画や撮影所に親しんでもらう企画を行っていく予定です。


※俳優控室棟を含み、日活調布撮影所内は一般の方の立ち入りはできません。
なお「ぬくもりステーション」では『ビルマの竪琴』等の展示をご覧いただけます。







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