続 東京流れ者 海は真赤な恋の色
ぞくとうきょうながれものうみはまっかなこいのいろ

渡哲也のヒット曲「東京流れ者」の映画化。南国高知を舞台に、殺し屋や悪の組織に敢然として挑み、男の意気地をみせる哀愁のロマンアクション。

「不死鳥」の異名をもつ哲は東京から高知へ流れてきた。町のキャバレーで美しい踊り子・サリイに友人の秀について尋ねるが、彼女は何も知らないと言う。哲は波止場で秀と落ち合う約束になっていたのだ。と、その時、危険な気配を感じた哲が外へ逃れ出ると、拳銃を持った黒い影が追ってきた。左腕にかすり傷を負いながらも酒造所に逃げ込んだ哲は、安太郎という老人に救われた。それから哲は安太郎の紹介により波止場で人夫として働きながら秀を待った。一方、哲を狙った黒い影は行方を捜しまわっていた。その正体は殺し屋の健で、彼は哲と秀が潰したヤクザの組の追手だった。哲が波止場で美しい娘の節子と知り合った頃、復讐のために燃える凄腕の殺し屋がとうとう哲の居場所を突き止める。

日本
製作:日活 配給:日活
1966
1966/11/9
カラー/73分/シネマスコープ・サイズ/7巻/1996m
日活
【高知県】高知市(浦戸湾、高知港、高知駅、高知公園、高知城、高知空港)/室戸市(室戸岬)