映画『前科者』公開御礼舞台挨拶に有村架純、磯村勇斗、マキタスポーツが登壇!続々と届く賞賛の声に有村架純も「大満足です!」
2022.02.14(月曜日)

映画『前科者』の公開御礼舞台挨拶が2月11日(金・祝)に都内劇場で行われ、主演の有村架純さん、共演の磯村勇斗さん、マキタスポーツさん、そして岸善幸監督が登壇しました!

映画『前科者』の公開御礼舞台あいさつが2月11日(金・祝)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、保護司の阿川佳代を演じた主演の有村架純さん、佳代の中学時代の同級生で刑事の滝本真司を演じる磯村勇斗さん、滝本の上司で相棒刑事・鈴木充を演じるマキタスポーツさん、岸善幸監督が登壇し、共演者たちの印象や撮影の裏側などについて語りました。

「ビックコミックオリジナル」で連載中の人気コミック「前科者」を有村架純さんが主演し、連続ドラマ&映画という形で実写化した本作は、"前科者"たちの更生、社会復帰を目指し、保護司が奮闘する姿を描き出した感動作です。WOWOWで放送されたテレビドラマ版では主人公の佳代が、保護司として成長していく姿が原作に準じて描かれていましたが、今回の映画版では、テレビドラマの3年後の世界をオリジナルストーリーで描き出しています。


© 2021香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会

映画上映後、大勢の観客で埋まった劇場にやってきた有村さんは、「公開から少ししかたっていないですけど、これまでこの映画に出会ってくださった方の声を聞くと、いろいろと考えさせられる話だったのか、いろんな感想を聞くことができました。この作品に参加することができてよかったなと思います」とあいさつ。磯村さんも「本当にたくさんの方に見ていただき、とても嬉しく思うのと、こうやって舞台挨拶ができるということで、感謝をしています」と続けました。

周囲からの評判も良いとのことで、有村さんは「すごく良かったよというのは、自分の知り合いや友達から連絡が来ましたし、素晴らしい演者の皆さんの熱量がすごく心に届いたと言ってくださるファンの方もいらっしゃいました。やはり心に刺さるような作品が皆さんに届いたら嬉しいなと思っていたので、もう大満足ですね」と笑顔を見せました。

有村さん演じる阿川と、磯村さん演じる滝本。中学時代の同級生である二人は互いに好意を抱きながらも、とある事件がきっかけで疎遠になってしまう。今回の劇場版では、そんな二人が、意図せずに再会することになります。岸監督も「これは演出的に意識したことなんですけど、2人は本当は離れたくないのに、どうしてもその2人の間にできてしまった大きな出来事が2人を引き離してしまう。そういう感情を引きずりながら、有村さん演じる佳代が保護司の道を選ぶ。一方で磯村さん演じる刑事が、犯人を追う側を選択する。その再会というのが肝になるなと思ってまして。あの2人の出会いの、最初からおしまいまで、傷を抱えた者同士の表情が、僕はすごく好きで。そこはまた劇場で改めて見ていただけたら」と呼びかけました。

一方の有村さんも「とても悲しい出会いだなと思いました。決して交わることが許されないような関係性だったので。せつないなと思いましたね」としみじみ。磯村さんも「コンビニから出てきて、(阿川の保護観察対象者となる森田剛さん演じる)工藤について話した時に、阿川が泣き崩れる姿が、すごいもう迫力で。現場で過呼吸になっちゃって、崩れ落ちるんですが、そこで阿川と真司との心の距離感が見えたので。びっくりしちゃったんですけど、そこからこの世界に一気に入ることができました」と有村さんとの共演を振り返りました。

「ひよっこ」、そして本作と共演してきた二人は今後、どんな作品で共演したいのか。そんな質問に有村さんが「バディものとか。磯村くんとふたりで戦っていくような物語がいいですね。弁護士とか」と返答すると、磯村さんは「喜劇をやりたいね」と返答。そんな二人の会話を聞いた会場からは期待を込めて、大きな拍手が鳴り響いていました。

そしてその後、鈴木刑事を演じるマキタスポーツさんが会場に駆けつけました。マキタさんのキャスティングについて「あまり、刑事っぽくない二人にしたいなと思って」と語る岸監督に、マキタさんも「わたしは前科者顔ですからね。それがキャスティング的に裏切りだったということですね」としみじみ。現場でもマキタさんはムードメーカーだったようで、有村さんも「現場での雰囲気は楽しいおじさんでした」とクスクス笑い。番組の企画で、マキタさんがNiziUのダンスを練習していた様子をこっそりと撮影していたとのことで、「マキタさんは初日、踊りの練習をされていたので、わたしの(スマホの)データフォルダに入っています」と笑顔を見せました。だが、相棒を演じた磯村さんが「普段はこういうファンキーな感じなんですけど、芝居で事情聴取をしている感じは緊迫感があって。カツを入れるスイッチがある。その時はこの人、本物なんじゃないかと思うほどで。僕もピリッとするんです」と役者としてのマキタスポーツさんを絶賛するひと幕もありました。

2月13日が有村さんの誕生日ということで「こうやってこの作品が多くの人に届いて、公開御礼舞台あいさつができたのも、座長としてしっかりと演じてくれたからだと思います。そんな有村架純ちゃんが生まれたすばらしき日を僕たちで祝いたいなと思います」という磯村さんの呼びかけで、サプライズで誕生日を祝福。磯村さんからは「やっぱり先輩の俳優さんは、人柄がいい人が多くて。そういう人たちが生き残っていると思うんで。心を磨いていけたら。でも架純ちゃんはもう心がキレイなんで。デビルにだけはならないように」とメッセージ。マキタも「本当にまっすぐで綺麗な感じがある人なので、そのままでいてほしいですし、歯と膝を大事にしてください。お金とか愛とかじゃないですよ。歯と膝が大事です」と年長者ならではのアドバイス。その言葉を受けた有村さんは「29歳はどうしたいというのは考えていないですけど、今は30歳が楽しみなんで。そこに繋がる1年になれば」と意気込んでいました。

そして最後のメッセージを求められた有村さんは「まだ公開が続くので。これから新しく出会う方が増えればなと思います。この作品を観ることで、人に寄り添うこと、優しくしたいという気持ちが、少しでも皆さんの中で芽生えてくださったら。まずは身近な人を守れるように。世界が広がるように、皆さんの思いが大きくなってくださったらうれしいです」と呼びかけました。

映画『前科者』は全国の劇場で絶賛公開中!映画の3年前を描いたWOWOWオリジナルドラマ「前科者 -新米保護司・阿川佳代-」はWOWOWオンデマンド、Amazon Prime Videoで見逃し配信中です。

映画『前科者』大ヒット公開中!
ドラマ版:WOWOWオンデマンド、Amazon Prime Videoで見逃し配信中!

ストーリー
罪を犯した者、非行のある者の更生に寄り添う国家公務員、保護司。保護司を始めて3年の阿川佳代(有村架純)は仕事にやりがいを感じ、様々な「前科者」のために奔走していた。そんな中、佳代が担当している物静かな工藤誠(森田剛)は更生を絵に描いたような人物で、佳代は誠が社会人として自立する日は近いと楽しみにしていた。しかし、誠は忽然と姿を消し、再び警察に追われる身に。一方その頃、連続殺人事件が発生。捜査が進むにつれ佳代の壮絶な過去や、若くして保護司という仕事を選んだ理由もが次第に明らかになっていき――。


© 2021香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会


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© 2021香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会

映画『前科者』

★2022年1月28日(金)公開★

緊迫のサスペンスのその先に深い感動が待つ本格社会派エンターテインメント

監督・脚本・編集:岸善幸

原作/香川まさひと・月島冬二「前科者」(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載)

出演:有村架純 磯村勇斗 若葉竜也 マキタスポーツ 石橋静河 北村有起哉 宇野祥平 リリー・フランキー 木村多江/森田剛