映画 『赤い季節』が10/13(土)に公開初日を迎え、キャスト・監督による初日舞台挨拶が行われました。
『赤い季節』は、元THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、そして現在はThe Birthdayのフロントマンとして日本のロックシーンを牽引し続けているチバユウスケさんのソロプロジェクト、SNAKE ON THE BEACHの楽曲にインスパイアされて生まれた、音楽と映像とがかつてない形で融合した新たなる青春映画です。
公開初日舞台挨拶には、新井浩文さん、村上淳さん、新居延遼明さん、風吹ジュンさん、能野哲彦監督が登壇されました。
― まずは一言ずつご挨拶をお願いします。
新井 ツイッターで“来てください!”とお願いしましたが、こんな満席になって、ホントありがとうございます。
村上 皆さん、本当にありがとうございます。楽しんで行ってください。
新居延 はじめまして。映画で剛役をやらせていただきました新居延遼明です。爆弾ジョニーでボーカルをやっています。よろしくお願いします。
風吹 陽子役の風吹ジュンです。先日「チューボーですよ」に出たのですが、(堺)正章さんから“音がイイ!すごく音がイイ!”と・・・い・た・だ・き・ま・し・たっ!(お客さま、登壇者爆笑)
村上 いただきましたっ!☆みっつ!!
風吹 そう!☆みっつ(笑)!今日は皆さん、ホント楽しんでいって下さい。よろしくお願いします。
能野監督 こんなにたくさん集まっていただき、本当にありがとうございます。来年で50歳になるのですが、この年で新人と呼ばれるのもちょっと気恥ずかしくもありますが、でも頑張って・・・とはあまり言いたくないのですが、魂込めて作りましたので、ぜひ最後まで楽しんでいただければありがたいなと思っています。
― 能野監督が“とにかく新井さんをカッコよく撮る”ということをテーマにして撮影に挑んだとお聞きしましたが、いかがでしたか?
新井 オブラートに包んだ言い方をしてくださいましたが、能野さんは“観た女性の方が「抱かれたい」と思うような新井にしたい”と言っていたので、今日観てもらった後・・・抱けたら良いんじゃないでしょか(笑)?
MC 手ごたえのほどは?
新井 それは分からないですよ(笑)。ウチから“スゲーぜ!”というのはないので、皆さんに判断していただきたいと思います。
MC 監督、本当にカッコイイですよね?
能野監督 カッコイイと思います。ただ、作り終わって思ったのは、もしかすると女性ファンよりも男性のファンが増えるかもなと。
新井 あの・・・能野さん、元々ウチ男のファンの方が多いんです!
― アクションシーンなど激しいシーンがたくさんありましたが、ご苦労された点はありましたか?
新井 2週間で撮影した作品なので、すごくタイトなスケジュールの中、精神的にキツイところはひとつもなかったのですが、体力的には“眠たい”というのがありまして、キツかったのはそこだけでした。1回だけ“本当に事故るからやめましょう”とお願いして、能野さんが短くしてくれました。居眠り運転したら危ないですからね。
― 村上さんは以前から監督とお付き合いがあったそうですが、監督が映画を撮るということで出演のオファーが来た時いかがでしたか?
村上 22、3歳からの付き合いですが、本気だなと思いました。まさか能やんが撮ると思いませんでしたけど。能やんというのは、能野さんの僕の普段の呼び方ですが、普段僕は監督のことは“監督”と呼びますよ!能野さんとは付き合いが長いので、能やんて呼びますけど。
MC 初監督作品というのは人生に1度しかないわけですが、それに出演できるというのはいかがでしたか?
村上 嬉しいですよ。能やんが映画を撮るということについては、公式ガイドブックにきめ細かく書いてあるので、ぜひぜひお読みいただければと思います。ガイドブックには主題歌のギターのTAB譜もついていますし、たまらない一冊になっています。
― 新居延さんは映画初出演ということですが、ライブが終わった後に監督から声をかけられたそうですね?
新居延 そうですね。能野さんが初めて爆弾ジョニーのライブをみにこられていて、ライブが終わった後の打ち上げの居酒屋で隣にいた能野さんに“オマエ、映画やってみないか?”と話を持ちかけられたので“ハイ、やりたいです!”と言ったら、そのまま今に至ります。
MC そうなんですか!撮影現場はいかがでしたか?
新居延 僕は右も左も何も分からないので、とにかくやることを全部全力でやるしかなくて。でも映画の現場で思ったのが、音楽も映画も表現するということには共通点があるなということです。そういうことを、僕は今までもわりと色々と映画を観ていたのですが、実際に自分が現場に入ってみて、改めて感じました。
MC 初めてとは思えないような存在感をスクリーンでも発揮していらっしゃいますよね。
新居延 ありがとうございます!
新井 でも映画のお客様はシャイだから、普段遼明がライブで接している“ワーッ!”というお客様とは違って、今遼明はアウェイな感じがしていると思います(笑)。大丈夫?
新居延 は、はい!
MC 風吹さんは、とってもステキなシャツをお召しになっていますね!
風吹 気づいていただいて、ありがとうございます!ハンズまで行ってプリントして自分で作った『赤い季節』のシャツです。(お客様拍手)これだけでも気持ちが伝わると思います!
― 風吹さんが能野監督の作品に出演すると決めた決め手は、どういったところだったのでしょうか?
風吹 キャスティングでした。どういったものが出来るのかな?という期待感で最初お会いしたのですが、現場で監督がワンカットごとに踊るようにハシャぐんですよ。それがとっても素敵で、今までみたことのないリアクションだったので、きっと良いものになっていくんじゃないかという期待は現場の空気から感じ取ることが出来ました。脚本は、読みきれないかと思うほど(笑)のとっても厚い分量で想いがこもっていましたので、これをどう切り取るのかということを監督とよくお話しました。
MC 素敵な俳優さんたちとの共演はいかがでしたか?
風吹 皆さん素敵ですが、衣裳着ちゃうとみんな別人ですから現場は殺気がすごいですよね。楽しかったのは泉谷さんなのですが、結構たくさん撮ったにも拘わらずバッサリカットされてたりして、結構大胆な演出ぶりでしたねぇ(笑)。でも、監督は本当に悔いのないようにしっかり撮影されたと思うので、きっと皆さん楽しめるものになっていると思います。
― 能野監督は音楽業界でお仕事をなさってきて、初めて長編映画撮られましたが、音楽業界と映画業界の違いを何か感じられましたか?
能野監督 時間や人との関わり方など違うところはいっぱいありますが、“モノを作る”という点では同じだと思います。僕はずっと音楽畑でやっていて、ライブハウスとかコンサートが大好きなのですが、同じように映画も映画館で観るのが大好きなので、その“思い”がこういう場所でうまく届くといいなと思っています。もちろん観た人それぞれの受け取り方があるとは思いますが、こうやって劇場にたくさんの方に来ていただいて、本当にありがたいなと思っています。
☆ここでメッセージを2通ご紹介☆
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今日公開ですね。私は札幌ですが、楽しみ!――中村竜也
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そして、もう1通はThe Birthday ツアー中のチバユウスケさんから!
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映画『赤い季節』とうとう公開ですね。
おめでとうございます。
観に来た皆さんも、ぜひ楽しんでいってください。
音楽もハマッてると思うので、そこもよろしく。
とにかく楽しんで。
SNAKE ON THE BEACH チバユウスケ
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― では、最後に新井さんから一言お願いします。
新井 色々な感想があると思いますが、面白いと思った方は、友達やご家族に薦めて、また遊びにきて下さい。今日は映画館に観に来て下さいまして、ありがとうございました。
★10月13日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国順次公開!★
『赤い季節』
新たなるロック・ムービーに豪華個性派俳優たちが集結!
監督:能野哲彦
出演:新井浩文 村上淳 新居延遼明 田口トモロヲ 永瀬正敏 泉谷しげる 風吹ジュン
© 2012「赤い季節」製作委員会
★現在公開中の日活ラインナップもご期待下さい★