めったに体験できないイベントや見ることのできない施設など、非日常的なエンタテインメントを気軽に楽しめる "ぽけかる倶楽部" ツアーに、日活 "初" となる 【撮影所内 『嵐を呼ぶ男』(1957年)映画鑑賞ツアー&散策】 が登場しました!記念すべき1回目のツアーに、webmasterも参加してきましたので、その模様をちょこ~っとですが、ご紹介させて頂きます。さてさて、撮影所って一体どんなところ???
ぽけかる倶楽部は、現地集合・現地解散型のお手軽日帰りツアーということで、参加者の皆さんは各自、東京・調布市にある日活撮影所に集合します。
ガイドさんは、目印にぽけかる倶楽部の赤い旗を持っていますので、入り口で迷う心配はありません。到着したら、ガイドさんにしっかりお名前を伝えて下さいね。
ところで、"耳がちょっと遠いので、ガイドさんの声が聞こえなかったらどうしよう?" "参加人数が多い場合、後ろの方まで声が聞こえるのかしら?"などの理由で参加を迷われている方がいたら、心配ご無用!お1人おひとりにガイドレシーバーが配られ、使い方もしっかり説明してもらえるので安心です。
◆ガイドレシーバーでガイドさんの声もバッチリ♪
まもなく(2012年)創立100周年を迎える日活ですが、この調布の撮影所が完成したのは、半世紀も前の1954年。当時は、「東洋一」「白亜の殿堂」などと言われ、ここからたくさんの名作が生まれました。
撮影所は、昔も今も俳優さんはじめ映像制作に関わるプロが仕事をする場所で、一般の方が簡単に入所できる場所ではありません。ということで、ツアー開始前には、参加にあたっての心構えや注意事項など、一通りのガイダンスがあります。この約束を守れないと、その時点でその日のツアーは中止という事態にもなりかねないので、その点は注意して下さいね。
では、いよいよツアースタート。いざ、撮影所内へ!
最初に向かったのは、プロ達がチェックをするために使用する試写室。
最後列の席にテーブルとスタンドがあるのにも、しっかり意味があるんですね~。
ツアー開催日には、特別に試写室に昔の映画のポスターパネルや俳優さんが着た衣裳も展示してあります。ここだけは、唯一写真撮影OKになっていますので、記念写真はこちらでどーぞ!
そして、記念すべきツアー1、2回目は、モリコーネが流れる中やってきた!
日活を代表し、謎のガンマン "Mr.佐藤" がご案内!
豊富な知識と、全て自前の衣裳・小道具で参加者を楽しませてくれました。
参加者はこの後、ツアー限定映像と、今ではなかなかスクリーンで楽しむチャンスのない 『嵐を呼ぶ男』(1957年作品)をこの試写室で堪能しました。やっぱり裕次郎さんはカッコいい!永遠の大スターですね。
映画鑑賞を満喫した後は、簡単な撮影所散策。撮影中のスタジオを見学することは出来ませんが、空いているスタジオがあれば、その日のコースに入れてくれます。この日はステージ6を見学。中はどうなっているのかな??
その日の状況によって多少見学コースが変わるようですが、所内はタイムスリップしたような "味" のある空間に、色々なものがあります。ここでご紹介する写真のものは "どこにあるのかな?" と、探しながら歩いても楽しいかもしれません。
次の写真うち、裕次郎さんが主演した、とある作品で使った小道具はどれでしょう?!
さて、撮影所ツアーも終盤。この日は11月後半ということもあって、銀杏の黄葉も見頃でした。
銀杏の木の向こう側にみえるマンションのあたりまで、かつては撮影所だったんです。ここを昔から現在に至るまで、数多くの大スターが歩いてきたのかと思うと、感慨深いものがあります。
そしてツアーの最後は、俳優さんからスタッフまで、多くの人の胃袋を満たしてきた食堂・松喜でのお食事タイム。裕次郎さんのお気に入りだった指定席に座れるのは、早いもの勝ちかな?皆さんの幸運を祈ります(笑)。
◆カレンダーは売店で購入可能!
【日活撮影所内映画鑑賞ツアー&散策】 は、いかがでしたでしょうか?写真だけでは伝わらない、ご自身で体験してこその感動がそこにはあるかもしれません。
【日活撮影所内映画鑑賞ツアー&散策】 完売御礼。
残念ながら限定商品、大好評につき、年内予定されている実施日は全てソールドアウト!