『極道大戦争』は、「ヤクザヴァンパイアに噛みつかれた人間は、次々とヤクザ化してしまう」という奇想天外、予測不可能な完全オリジナルストーリーで、三池崇史監督が自身の原点回帰と位置づけ、初心に戻って挑んだ"三池節"炸裂、完全無敵の極道エンターテインメント。

この日大ヒット祈願に姿を現したのは、市原隼人さん、成海璃子さん、高島礼子さん、KAERUくんby三元雅芸さん、三池崇史監督の5名。季節を先取りした華麗な浴衣姿で登場し、ヒット祈願の鏡開きを行い、盃を組み交わしました。

さらにカンヌも熱狂した、ゆるキャラの最後の刺客・KAERUくんが、スゴ技アクションを披露！劇中でKAERUくんを動かした俳優・三元雅芸さんによるホンモノのアクションが実演されました。

― いよいよ公開が迫り、心境はいかがですか？カンヌ際映画祭でも大絶賛されましたが、海外からのこの評価をどのように感じますか？

市原　気持ちが入りすぎて、ドラを強くたたきすぎました。手が痛いです。カンヌでも大絶賛されて素直に嬉しい。早く皆さんに見てもらいたいとうずいています。この映画でカエルのファンになりました。カンヌでの評価も監督の力あってこそ。三池組はすべてのボルテージが本当にすごかったです。

三池監督　誰も見たことが無くて驚いたんじゃないか。カンヌの観客は厳しいから本当に嬉しいです。

― 成海さん、先ほどのKAERUくんの演舞をはじめてご覧になっていかがでしたか？また撮影時印象に残っているエピソードなどあればお教えください。

成海　合図のドラが小さくなってしまってごめんなさい。撮影のときは上手くできたんですけど...。撮影中は、ほとんど市原さんと二人でした。ドラを鳴らすシーンも撮影当日にやってくれと言われたり、驚くことが多い現場でした。

市原　カエルがいる時点でビックリですよね。ヤクザでヴァンパイアだわ、カエルはいるわで、こんな台本見たことないと思いました。

― 高島さんは、主演作"極妻"シリーズ以来の極道映画で、若頭役をつとめられたとのことですが、オファーを受けたとき、どのような心境でしたか？

高島　三池監督の作品ならと、脚本を見る前に「ぜひお願いします」と言いました。台本を読んだときに私が演じるであろう役が見当たらなくて。なんと男性の名前の役だったんですよ。三池作品なら女が演じる若頭もアリだなと思って受けさせていただきました。

― 三池監督、撮影中、キャストの皆さんはどんな様子だったでしょうか？それぞれの方の現場での印象をお聞かせください。

三池監督 市原さんは全国のみなさんが思っているとおり。アクションで怪我をしても常に男気溢れる感じで。生まれ変わったら市原隼人になりたい。でもアツすぎて家族が迷惑かな（笑）？成海さんは本当にキュート。しかも堂々としていてカッコイイ。高島さんに関しては、今回いろいろやっちゃいましたので。出してはいけないものをほぼ全部出していますのでぜひ劇場でチェックしてほしいです。

― KAERUくんはカンヌ映画祭にも参加して友達ができたとか？だれと友達になったの？

KAERU （「くまもん」との2ショット写真見せる）

MC　すごい２ショットですね！いま話題ですし！ところで、KAERUくんにライバルはいるのかな？

KAERU　（「ふな○しー」と手書きパネル）

MC　おお！！！さすが！ゆるキャラ最後の刺客！！！くまもんじゃないんですね？ふな〇しーと戦ったら勝てるかな？

KAERU　（「ハーフハーフ」と手書きパネル）

MC　おお！？！？ ちょっと古い上に、その話題、結論でちゃったし！！まさかの真央ちゃんでした。

―　それでは最後に、映画のヒットを願って、皆様から一言ずつこれから映画をご覧になる方へメッセージをお願いします。

市原　いよいよ封切りとなります。ヤヤン・ルヒアンさんとのアクションは必見ですし、とにかく唯一無二の世界観です。絶対に楽しんでもらえると思います。

成海　観た方がどう思うのか予想がつかないので、多くの方に観て欲しい。日本映画初のMX4D上映もあるのでアトラクション感覚で楽しめると思う。私も楽しみです。

高島　お客様一人一人にそれぞれ楽しんでもらえる部分が必ずある映画です。ぜひ観ていただきたいです。

三池監督　成海さんも言っていたMX4D、本当に凄いです。日本映画史上最大に無駄にエネルギーが費やされた作品。観ないと損をすると思う。同日公開のマッドマックスと2本立てなんかも大変なことになると思う。若い世代に、自分達が知らない世界を映画で感じられるんだと言うことを劇場で体感してほしいです。

映画『極道大戦争』 6月20日（土）TOHOシネマズ新宿ほか全国公開！

カンヌ国際映画祭 監督週間正式招待作品 ―― 噛まれたら、みんなヤクザ。
未曾有のヤクザ感染。生き残るのは、誰だ。

予想のはるか上をいく奇想天外な展開を、ぜひ劇場でお楽しみください！

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