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衝撃のラストついに解禁!『GANTZ PERFECT ANSWER』 初日舞台挨拶が行われました!
2011年04月23日(土曜日)

『GANTZ』の完結編となる『GANTZ PERFECT ANSWER』が、4月23日(土)いよいよ公開初日を迎えました!

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『GANTZ』Part1は、興行収入ランキングで公開から4週連続1位を獲得。興収34億円突破・観客動員270万人突破という大ヒットを記録しました。そして、続編にして完結編となる本作『GANTZ PERFECT ANSWER』は、累計1,600万部を超えるカリスマコミックスである原作の世界観をそのままに、新たなキャラクター・エピソードを織り交ぜながら展開され、映画版だけのオリジナルラストが用意されています。待ちに待った公開初日を迎え、衝撃のラストがいよいよ解禁!上映終了後の熱気に包まれた会場で、二宮和也さん、松山ケンイチさん、吉高由里子さん、本郷奏多さん、綾野剛さん、田口トモロヲさん、伊藤歩さん、山田孝之さん、そして佐藤信介監督による初日舞台挨拶が行われました。

― まずは、一言ずつご挨拶をお願いします。

二宮 今日は雨の中お集まり頂きまして、ありがとうございました。この結末に向かって、みんなで1年半かけて走り続けてきました。観終わったばかりなのでどう消化して良いか分からないと思いますが、色々と考えて頂きたいと思います。

松山 今日はお越し頂き、ありがとうございます。『GANTZ』は、撮影から公開まで1年半という長いスパンで関わってきた作品で、その間キャストやスタッフの皆さんと宣伝活動など色々とやってきました。初日にこのように満席で観て頂けることを幸せに思っています。

吉高 観終わった後ですよね?どうでした?私もすぐには感想が出ません・・・あ、本日はこのような天気の中お越し下さいまして、ありがとうございます。雨が降ったり、やんだり、風が強く吹いたり・・『GANTZ』みたいですね!(お客様爆笑)

本郷 1年半かけて1つの作品を撮るということは、普通の映画ではまずあり得ないことで、それだけみんなキャストの方も、スタッフの方も、ものすごく愛情を注いで作り上げてきた作品だと思います。やっと皆さんに全部観て頂ける日が来て、本当に嬉しく思っています。今日が初日なので、まだまだこれからも一緒に盛り上げて行って頂けたらと思います。

伊藤 悪天候の中、そして不安な日々が続く中、ここまで来て下さった皆さまに本当に感謝しています。ありがとうございます。スタッフも含めみんなで力を合わせて作り上げた作品なので、多くの方に観て頂けることを望んでいます。応援よろしくお願いします。

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田口 僕ひとりで平均年齢をあげてしまって、申し訳ないですね(笑)。僕が演じた鈴木という役は、Part1では何もしていなかったのですが、今回Part2でようやく活躍します。最初は自分が生き残るために、そしてやがて愛する人のためにと変化していきますが、その人間的な葛藤の中で、このように私たちが普通に生きていることの大切さを少しでも感じ取って頂ければと思います。こういう時ですが、みなさんに映画館に来て楽しんで頂けるよう、これからも映画を作れる世の中であるようにと思います。

綾野 作品の中では、ロン毛でニヤッと笑っていたヤツです。何だコイツ?とならないように、一応説明させて頂きました(笑)。今日皆さんに観て頂いて、初めてようやくスタートが切れると思っています。誰かに襷を繋いで頂けたら幸いです。

山田 一番何だコイツ?という感じの山田ですが、お足元の悪い中・・山田も頑張って来ました(お客様大爆笑)。皆さんご覧頂いたということで、映画のオチは言わずに広めて頂ければと。昨日打ち上げで打ち上げすぎちゃいまして、多少酒気帯びでの挨拶となりますが、そのへんは温かい目でお守り・・お守り?ま、くださーい。(さらにお客様爆笑)

佐藤監督 『GANTZ』は、Part1を撮ってからPart2を撮ったのではなく、全てゴッチャで、この長いストーリーを一気に撮って作り上げました。Part1は、その半分を観て頂いたわけですが、こうしてPart2が公開となり、やっと全ての作品を観て頂けたなという感慨に浸っております。色々なメッセージを込めたつもりですので、それを咀嚼して頂ければと思います。

― ついに初日を迎え、このようにお客様を目の前にしたお気持ちはいかがですか?

二宮 スタートなんだな、という気がしています。すごく良いスタートだと思いますし、『PERFECT ANSWER』をこのように待ち望んで下さった方々がいらっしゃることがすごく嬉しいですね。

松山 僕も、ここからだなと思いますね。やっと物語が完結して、ここから皆さんの中にどう『GANTZ』が残っていくか?アクションだけでなく、エンタテインメント性がありつつも、ちゃんとメッセージも込められていますので、それがどう残っていくのか、本当に楽しみです。

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― 二宮さんと松山さんはキャンペーンもずっとご一緒でしたが、共演はいかがでしたか?

二宮 また(共演)したいなって、そう思います。こういう機会は一生のうち何回かしかないと思うので、作品を撮っている時も、作品を皆さんに紹介している時も、すごく楽しかったですし、もう一回やりたいなとすごく思いますね。

松山 撮影中もキャンペーンの時も取材中も、二宮さんに頼りっぱなしのところがあったのですが、そのように言って頂けてすごく嬉しいです。また機会があれば、ぜひ一緒にやらせて頂きたいなと思います。

― 吉高さんは、Part1、2とずっと関わってきて、皆さんとの共演はいかがでしたか?

吉高 主演のおふたりがこんなに仲が良い!微笑ましいですねぇ。

二宮 やってみてどうだった?という質問・・

吉高 それを私の気持ちになって、お願いします!

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二宮 なるほど、分かりました。やりましょう!すごく楽しかったです。何より多恵というキャラクターが、ここまで皆さんに浸透している。そこを狙っていましたので、それを皆さんに感じて頂くことが出来、やって良かったな~と思います。(←見事吉高さんの気持ちを代弁した二宮さん!会場からは大きな拍手が)

吉高 先生、ありがとうございました。

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― お見事ですね!さて、本郷さんはいかがでしたか?

本郷 (吉高さんの無茶ぶりに対して)斬新ですね~(笑)。僕は元々原作の「GANTZ」がすごく好きだったので、ご一緒させて頂けたということでものすごく感激ですし、見えていなかった部分が演じることで新たに見えたりもしました。僕は多分「GANTZ」愛がすごいと思うんですよ。Part1も5回みましたし、昨日の「アナザーガンツ」もみましたし、この『PERFECT ANSWER』も2回観ましたから、今もう8ガンツなんですよ。多分公開して間違いなく2ケタに届くと思いますが、それくらい大好きな作品なので、なんか・・なんかちょっと寂しいです。こうやって皆さんと並ぶのも、もしかしたら今日が最後なのかなと思っちゃうと・・。でも、すごく楽しかったです。本当に、本当にご一緒出来て良かったなというのが一番の気持ちです。

― 伊藤さんは、本作に関わっていかがでしたか?

伊藤 撮影中は、キャラクターの意志の強さと、人を殺すことにあまり躊躇しないという部分に葛藤があったのですが、作品を観ると、人それぞれ自分の中に正義と悪というものがあって、その葛藤がこの映画の中ではすばらしく描かれています。そういうみんなが精一杯力を出し切って作った作品に携われて、本当に嬉しいです。感謝しています。

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― 田口さんの役柄は、「その気持ち分かる」と一番共感できるキャラクターだったかと思うのですが、作品関わったお気持ちは?

田口 鈴木はPart1で何もしなかったけど生き残っているということで、知り合いや友人にギャラ泥棒と言われましてね(笑)。その時点ではガンツ0だったのですが、今回ようやくどこにでもいそうな男が、ちょっとだけ色々なことを感じて活躍するということになり、ギャラ泥棒と言われずにすむかなと思っています(笑)。映画は最終的にお客様に観て頂いて完成するものだと思いますので、今日はとても嬉しいですし、これから皆さんに作って頂く映画だと思いますので、よろしくお願いします。

― 綾野さんは、本作に関わっていかがでしたか?

綾野 田口さん演じた鈴木さんとは相反して、まったく共感できない役だったと思いますが、二宮くんと同じ時間を過ごしたということは、ここにいる皆さんはある程度共感して頂けるのではないかと思います(笑)。思い出に残っているシーンとしては、二宮くんがガンツスーツで電車の吊り輪に手をかけて喋っているところがあるのですが、その光景みながら「あぁ、電車の吊り輪似合わねぇなぁ」と思いながら戦いのシーンを演じていました(笑)。

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― そして山田さんも、原作の「GANTZ」が好きだったんですよね?

山田 好きだったのですが、本郷くんの話を聞いて、僕もまだまだ「GANTZ」ファンではないなと。

MC でも、大好きな作品にこうやってPart1、2と関われたわけですし、いかがでしたか?

山田 田口さんが、何もせずギャラ泥棒と言われたとおっしゃっていましたが、ボク傘持っただけなので、すみません。(ギャラ泥棒は)ボクかもしれないです。(会場爆笑)

― お話を聞いていると、皆さん『GANTZ』を愛し、深く深く考えていらっしゃるのかなと思いましたが、監督いかがでしょう?

佐藤監督 先ほどもお話した通りバラバラで撮った作品なのですが、それを皆さん一貫性を持った浸透した役柄を演じられて、あたかもPart1を撮ってから2を撮ったかのようにちゃんと繋がっており、スタッフの方もそうですが、キャストの方の才能というか、素晴らしいなと思って。最初のカットから最後のカットまで半年くらいあったので、結構皆さん大変だったろうなと思いますし、色々なことが起こった作品でしたので、キャストとスタッフに「お疲れ様でした」と「ありがとうございました」と言いたいです。

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― 最後に、代表して松山さん、二宮さんより一言ずつご挨拶をお願いします。

松山 この映画の熱をたくさんの人に広めて頂けたら、幸せです。本当に良い映画なので、たくさんの方に観て頂けるよう、これからもまだまだ頑張ります。

二宮 この作品は、Part1、2ともに正面クラスの力を持った側面がすごくいっぱいある魅力的な作品だと思います。1つの側面だけを観ても楽しめますし、飽きさせない映画になっていると思います。自分の記憶の中にあるPart1と色々と照らし合わせながら、共感し、リンクして1つの作品に繋げていって頂きたいなと思います。

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『GANTZ PERFECT ANSWER』

★4月23日(土)全国ロードショー!★

愛する人を 取り戻すために
それぞれの正義を胸に
新たに降りかかる絶望的な選択。

全世界が注目する 「GANTZ」 ここに終幕。

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©奥浩哉/集英社 © 2011「GANTZ」FILM PARTNERS


原 作 : 「GANTZ」奥浩哉・週刊ヤングジャンプ連載/集英社
監 督 : 佐藤信介
脚 本 : 渡辺雄介
企画プロデュース:佐藤貴博
出 演 : 二宮和也 松山ケンイチ
     吉高由里子 本郷奏多 夏菜 伊藤歩 田口トモロヲ / 山田孝之


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