イベントレポート

<最新一覧へ戻る

【続報】『GANTZ』 ついに完成!キャストも興奮のジャパンプレミア!
2010年11月30日(火曜日)

二宮和也さん、松山ケンイチさんファンの皆さま、そして「GANTZ」ファンの全国の皆さま、お待たせいたしました!ついに完成し、11月29日(月)に行われた、映画『GANTZ』ジャパンプレミアの【続報】をお伝えいたします!

G0_1.jpgG0_2.jpg

残された最後のカリスマ漫画として、全世界から映像化を熱望された「GANTZ」は、既刊累計1,350万部を売り上げる、超人気SFアクションコミック。「死んだはずの人間が“GANTZ”と呼ばれる不思議な黒い球体に召還され、星人と戦う」 という独創的な設定で、カリスマ的な人気を誇ります。

この世界が注目する映画『GANTZ』で主演をつとめるのは、若手演技派として呼び声の高い二宮和也さんと松山ケンイチさんのおふたり。ジャパンプレミアには、この主演おふたりの他、吉高由里子さん、本郷奏多さん、夏菜さん、山田孝之さんら豪華キャスト陣と、佐藤信介監督がステージにあがりました。

― 完成した今の気持ちを踏まえ、一言ずつお願いします。

二宮(玄野計 役) まずは、ひとりだけ派手なジャケットを着てしまって申し訳なかったなと・・・(二宮さんはシルバーのジャケットでした)。映画は黒で統一していますので(笑)。長い時間をかけ、ようやくこの日に辿り着きました。色々と考えさせられる作品ですし、人間ドラマやアクションも素晴しいものになっておりますので、楽しんで頂ければと思います。

松山(加藤勝 役) この映画は2部構成作品で、すごく長い撮影期間でした。実は、まだ完成したものを観ていないのですが、撮影中はCGとの戦いが大変だったのと、非現実的な世界と現実の世界を行き来する役なので、その繋がりを演じることが凄く難しかったのと同時に、新鮮で有意義な時間でした。またGANTZスーツは、原作通り本作でも物凄くキレイでカッコいいです。僕もそれを着て、『GANTZ』の世界観に入り込めたので、きっと皆さんにも楽しんで頂けると思います。

G1.jpg

吉高(小島多恵 役) 長い時間を掛けて温められた作品が、皆さんの肉眼に届くことをすごく嬉しく思います。私もまだ観ていないのですが、丁寧に時間をかけて作った作品なので、期待して下さい。

G2.jpg

本郷(西丈一郎 役) 僕はもう既に一度完成した映画を拝見させて頂いたのですが、本当にすごい!スゴイっすよ!漫画も元々読んでいたのですが、本当に『GANTZ』の世界観が表現されているなと思って。無茶苦茶な設定とか状況の中でも、その中にあるリアルが実写の中では凄くうまくまとまっているんじゃないかなと思います。

G3.jpg

夏菜(岸本恵 役) (かなり緊張気味)『GANTZ』といえば、CGやアクションを皆さん想像していると思うのですが、それだけではなくて人間ドラマもすごく細かく描かれているので、そんなところも注目して楽しんでいって下さい。

G4.jpg

山田孝之(重田正光 役) 山田デース(かる~い言い方にお客様爆笑)。僕も『GANTZ』がすごく好きで、ちょっとしか出ていないんですけど、出させてもらっただけでも感動していて、出来上がりを観てホント感動しました。『GANTZ』を題材にした『GANTZ』風の映画じゃなくて、ホントに『GANTZ』まんまで、すーっごいカッコよくて、クオリティもすごく高くて、ビックリしました。あまり出番はなかったんですけど、そんな中でも二宮さんと色々話をする機会もあり、何とか嵐に入れてもらえないかと思ったのですが、どーしても無理みたいなので、NEWSにでも入ろうかなと。それも無理ですかね?

G5.jpg

二宮 そんな目論見があったんですか(笑)?!とりあえず『GANTZ』の話をして頂いて、グループの振り分けは後から・・。

山田 あぁ、失礼!そんな僕の大好きな『GANTZ』Part1に、僕ちょっとしか出てないんですけど、Part2もすごく楽しみにしております。皆さん今日はタダで観られるということで、ラッキーですね(笑)。僕も自信をもってオススメ出来る映画なので、皆さんも「本当に面白いよ~」と、ぜひ伝えて下さい。以上デース。

佐藤監督 映画を観る前「だいたいこんな感じの映画かな?」などと予想すると思いますが、楽しみの一つとして、「観たこともないものを観られるんじゃないか?」という興奮ってあると思います。僕が原作の「GANTZ」を読んでいる時に思ったのは、「次に何が起こるのか全く分からない」という興奮でした。そんな興奮をこの『GANTZ』で与えたいと思いながら映画を撮りました。ですので、今この瞬間が僕にとって非常に重要で、皆さんのワクワクしている感じをみて、そんな期待感をこの映画ににおわせることが出来たのは、まずひとつやり遂げたという感覚を覚えています。

G6.jpg

― 撮影に半年、ポスプロに1年という時間を掛けて作った、原作ファンも多い本作にキャストとして参加し、如何でしたか?

二宮 僕は原作が大好きです。だからこそ出演が決まった時には、原作ファンの方も、そうでない方も楽しめる作品になるべく頑張ったつもりです。アクションシーンは、皆で意思の疎通を図っていったので、絆がどんどん深まる感じがしましたので、あまり大変と思わないようにしました。GANTZスーツを着られたのは、本当に嬉しかったですね。素晴らしい美術と素晴らしい小道具があり、そのアイテムだけでどんどんその世界に引き込まれていく感じだったので、着ている自分の姿はみえないのですが、たぶんすごくカッコよくなっているんだろうなというのを感じていました。(松山さんをみつめて)カッコよかった?

松山 カッコいいですよ。

二宮 でもまだ観てないよね?

松山 いや、僕目の前でずっとみてました(笑)。

二宮 松っちゃんもカッコよかったよ。西くん(本郷さんの役名)もカッコよかった!でも、西くんパーカー着てたよね?

本郷 そうなんですよ。僕だけ全身着たことがなかったから仲間はずれ的な感じで・・。

松山 でも、あのファッション本当に似合ってた。漫画から出てきたかのようなハマリ役で、ビックリしました。僕は、GANTZスーツを着るにあたり、ヒョロヒョロだったら加藤らしさがないので、鍛えました。僕、映画やTVドラマで二宮さんをみて「何でこんなに自然に演じられるのだろう?」と思っていました。今回も、いつ二宮さんから玄野に入ったか分からないくらい自然に演じていたのですが、自然にみえていたものって、実はちゃんと計算されて演技されていたんだなと感じ、本当に驚きました。玄野が二宮さんだったからこそ、僕も加藤としてちゃんと話すことが出来たと思っています。

二宮 ありがたいですね。僕は、自分が大好きな作品が映画化されると、「俺だったらもっとこうするのになぁ」と言いたい方なんですね。だから出演をお願いされた時、「それが言えないのかぁ」と思い、ちょっとショックだったのですが、加藤を松山くんにお願いしていると聞き、「本当に松山くんがやるんだったら、ぜひやらせて頂きたい」と、それだけの条件でやらせて頂いたんです。実際一緒にやらせてもらうと、一度では受け止めきれないくらいの高いレベルで自分らしさ、加藤らしさを存分に出していると感じました。そんなふとした表情なども、ぜひみて頂きたいと思います。ま、私もまだ観ていませんが、それが存分に出ていると信じています。

― 吉高由里子さんは、今回の作品の中で特に二宮さんとの共演シーンが多かったと思いますが、いかがでしたか?

吉高 素敵な方でした。飾らず自然で、フラットで、気さくで、機転もきいて、悪いところがないです。エグいシーンや戦いの張り詰めた空気があるのですが、ムードメーカーとして現場の空気を和ませてくれました。

G15_1.jpg G15_2.jpg

― 本郷さんは元々原作ファンということですが、作品の世界観にご自分が立つのは気持ちも高まりますよね?

本郷 そうですね。初めて現場に入った時、マンションの中にGANTZ玉があり、みんなスーツを着ていて・・というのを見たら、いちファンとして、すごく楽しめましたね。小道具なども凄くて、楽しかったです。

― 夏菜さんはアクションにチャレンジされましたが、いかがでしたか?

夏菜 アクションは、リハーサルの方が激しいことをしました。もっとアクションシーンがあったはずなのですが、「岸本なのにこんなに戦うの?おかしくない?」みないな話になり、どんどん減っていきました。あと、『GANTZ』といえばやはり転送シーンですよね?私も原作を読んだ時、岸本が出てくるシーンはハッと息を呑みましたので、そのハッというのを皆さんにも絶対に味わってもらいたいと思って挑んだシーンなので、そこは注目してご覧頂きたいところです。

― 山田さんは、Part2からたくさんご出演される感じでしょうか?

山田 Part1は、僕が駐車場で○○くんとか○○くんをボコボコーッとやるので、そこを楽しんでもらえたらなと。

MC 皆さん本気にしちゃいますよ(笑)!ご自分の出番以外でも、撮影現場をみに行かれていたのでしょうか?皆さんとの共演はいかがでしたか?

山田 あまり見に行かず、待ってました。皆さんと会うこともあまりなく・・・。

二宮 楽しかったみたいです!

― 撮影現場では相当セットに拘ったり、特撮もされていますが、いかがでしたか?

佐藤監督 撮影を6ヶ月間やっていましたから、秋に始まり、終わる頃には桜が咲こうかという時期でした。寒いので、そもそもアクションは冬に撮るものではないのですが、今回は冬の夜に撮りました。相当寒かったので気を遣っていたのですが、地面に水を撒いてそこに寝てもらうなど、映像作りのため、逆にキャストの方をどんどん寒い方へ寒い方へ追いやってしまいました。スーツもたぶん風が通って寒かったと思うのですが、皆さん和気藹々と楽しそうにやっていて、ちょっと嫉妬しながら撮影しました。

― ここでひとつお知らせがあります!日本での来年1月29日公開に先駆け、アメリカでの先行公開が決定しました~!Part1は日本と同じ公開規模で、300館くらいの上映だそうです。元々世界で注目されていた作品ですが、アメリカでの先行上映が決まるとは凄いことだと思います!松山さん、二宮さん、お気持ちをお聞かせ下さい!!

松山 あの~、なぜアメリカの方が先なんですかね?(不思議そうな顔で素朴なギモンを口にする松山さんに会場爆笑)

二宮 いやいやいや。「凄いですね!」みたいな感じで!ま、確かにそうなんですけどね(笑)。

松山 本当にすごくありがたいです。どうして日本の方が後なのか?だけが疑問に残りますが、たくさんの方に観て頂けるということで、ありがたいことですね。嬉しいです。

二宮 色んな国に『GANTZ』が好きな人がいるので、そのように届けられるとは、『GANTZ』自体も喜んでいるのではないかなと感じております。素晴らしいことですね!

アメリカ先行公開のビッグニュースが入ったところで、舞台挨拶はおひらき。熱気に包まれた会場で、上映がスタートしました。

そして、128分の上映後・・・

本来であれば照明が明るくなる場内に何やら轟音が鳴り響き、場内にスモークが立ち込めます。ただならぬ雰囲気にお客様はざわめき、「何が起きるの?」と多くの方が場内を見回す中、突如スクリーンが上昇。白い煙の中ステージ上に現れたのは、映画にも登場するGANTZ玉。その不気味な存在感たるや、上映後の冷めやらぬ興奮をより一層高めてくれるほどの大迫力。お客様からも歓喜の声があがります。

G8.jpg

と、今度は青いライトが場内を駆け巡ります。ここまで来たら、「何かある!」と、お客様の期待も最高潮に。そしてお客様の期待通り、停止した青いライトが照らす先には、実は客席で本作を鑑賞していた登壇者の皆さんの姿が!予想もしていなかったサプライズに、会場は大興奮の渦に包まれました。

そんな興奮状態のお客様の側をゆっくりと歩きながら、キャスト・監督の皆さんが再びステージに向かいます。途中、キャノン砲が発射され、赤いテープが場内に舞うと、お客様の歓声はさらにボリュームUP。とにかく、これでもか!というくらいの派手な演出に、キャストもお客様も満面の笑み。まさに会場が一体となったジャパンプレミアです。

G10.jpg

― 映画はやはり興奮しましたが、この会場でご覧になっていかがでしたか?

二宮 僕と松っちゃんは観るのが初めてだったので、興奮しましたね!凄かったよね!

松山 どれだけ身体に力が入ったか!!

二宮 どれだけ息がとまったか!!いやぁ、すごかった・・ですねっ!!(会場からは割れんばかりの拍手)

二宮・松山 ありがとうございます!!!

G12.jpg

吉高 何だかまだホワホワしています。気を休めるタイミングがない作品で、観ている側も緊張感がありました。皆さんとってもカッコよかったです。

本郷 カッコよかったですね~!僕は2回目だったので「あ、これ伏線になっている」とか、たくさん楽しめて。なので皆さんもぜひ2回、3回と観て下さいね。

夏菜 私も2回目ですが、スクリーンが今回の方がずっと大きいので脚がプルプルするというか、改めて本当に幸せ(感涙で声を詰まらせる夏菜さん)・・本当にありがとうございました!

MC 夏菜さんが全裸で挑んだ転送シーンは、あれが最初の撮影シーンだったんですよね?緊張したのではないですか?

夏菜 その時は緊張しなかったのですが・・今思うと、「頑張ったな、自分」と言ってあげたいですね。(感激で溢れ出る涙を拭い、気丈にお話する夏菜さんに、共演者・お客様からは惜しみない拍手が贈られました)

G13.jpg

MC 二宮さん、松山さんはそれを間近でみていたんですものね?

二宮 そうなんですよね。現場に入った時、僕はコートを着ていたのですごく暑くて、「何だコレ?すっごい暑いなぁ」と言ってしまったら、全裸の夏菜ちゃんがいて・・・。本当に申し訳ないことを言ってしまったなと、今改めて思いました。あのシーンにどれくらいかかったんですかね?

佐藤監督 半日くらいだったかな。でも夏菜さんは1日ほぼ裸だったと。

二宮 (松山さんがマイクなしで喋るのでそれを通訳)「2日スッポンポンだったでしょ?」って。

佐藤監督 2日だっけ?でも、だんだんみんな慣れてきてね。

夏菜 そうなんです。畑中さんには「お尻、見慣れた」って言われました(笑)。

山田 僕も今日2回目でしたが、駐車場でボコボコにやってるの最初観た時「オレかな~」と思っていたけど、大きなスクリーンでみたら違いましたね。

―― ここから、しばらくネタばれのお話が続くので中略。松山さんは、興奮でマイクを忘れてお話するので、それを全て二宮さんが拾って通訳する・・というナイスコンビネーションが見られました。 ――

MC ところで、吉高さんもGANTZスーツを着たと聞きましたが、いかがでしたか?山田さんだって着たかったですよね?

吉高 着ている方をみているとセクシーなのですが、自分ではあまり・・・。どうでした?

二宮 セクシーだったよ(笑)。GANTZスーツは光ったりするので、現場でみていると着てみたくなるよね!すっごい分かります。

山田 着てみたかったですね~。僕は着ていませんが、みんな結構コッソリ着たと聞きました。寒かったので、僕は衣裳を着る前にヒートテックを着て、で、こうやって目を細めてみながら、ちょっとGANTZスーツっぽいなぁと。それで満足しておりました。

G14.jpg

二宮 ムリです、それ(笑)!

佐藤監督 そうそう、劇場ではPart1の最後にPart2の予告がついています。たぶん劇場でしかみられないと思いますので、オマケだと思ってぜひそこまでみて下さい。

MC Part2では、山田さんもさらに活躍を?

山田 ヒートテックを着て・・・。

二宮 スーツですよ(笑)!

― 最後に、代表して松山さん、二宮さんからメッセージをお願いします。

松山 皆さんと一緒に観させて頂き、本当に嬉しく思います。皆さんの生のリアクションを感じながら、この映画には会場を一つにまとめる力があると思いました。Part1で出てきた感情が、Part2で完結しますので、両方とも観て頂きたいなと思います。

二宮 これが『GANTZ』の底力というか、全力を出し切って、スタッフ・キャスト全員で作った記録です。僕もみんなも、『GANTZ』を観るのは今日が初めてということで、とても新鮮な気持ちで、時間を共有できました。そして、松山ケンイチをこんなに興奮させるとは、映画ってすごい力を持っているんだなと改めて思い知りましたし、まさか山田氏の首に、キャノン砲のテープが引っかかるとは・・・

山田 わっ、ホントだ!

二宮 本郷くんも言っていたように、1回目と2日目でまた違う『GANTZ』がみえてくると思いますので、楽しみながら劇場でワイワイしてほしいなと思います。


%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%84%E7%8E%89.jpg
©奥浩哉/集英社 © 2011「GANTZ」FILM PARTNERS


『GANTZ』

★2011年1月29日(土)・春 前後編2部作 全国ロードショー!★

残された最後のカリスマ漫画
全世界から映像化を熱望された『GANTZ』
ついに禁断の実写映画化!

原 作 : 「GANTZ」奥浩哉・週刊ヤングジャンプ連載/集英社
監 督 : 佐藤信介
脚 本 : 渡辺雄介
企画プロデュース:佐藤貴博
出 演 : 二宮和也 松山ケンイチ
     吉高由里子 本郷奏多 夏菜 伊藤歩 田口トモロヲ / 山田孝之


★その他の日活ラインナップもご期待下さい★

過去のイベントレポート

新着イベントレポート

PRESENT STAFF
INTERVIEW