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【続報】10/30公開 『ストーン』 TIFFグリーンカーペット&特別上映イベントの模様
2010年10月27日(水曜日)

第23回 東京国際映画祭(=TIFF) が、10月23日(土)に開幕いたしました。世界中の選りすぐり作品が上映される本映画祭で特別招待作品に選定された、10月30日(土)公開 『ストーン』 からは、ハリウッドの大物スター?がグリーンカーペットを歩きました!

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回収したペットボトルを再生して作られたカーペットが、映画祭のテーマ【エコ】の象徴であるグリーンになって、今年で3年目。目にも鮮やかなグリーンは、秋の六本木をまるで新緑の季節のごとく彩ります。国内最大の映画祭で国内外のスターをひと目みようと沿道に集まった大勢の方々の前に、華やかなドレスに身を包んだ女優さん、シックなスーツで渋く決める俳優さんなどが次々と姿を現し、ゆっくりとグリーンカーペットを歩きます。

そんなグリーンカーペットで、ひときわ笑いを誘っていたのが、『ストーン』に出演したハリウッドの大物スター、ロバート・デ・ニーロ氏?!

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オーバーアクションで沿道のファンに応え、MENコースターを自ら手渡しで次々とプレゼント。

皆さんお気づきかと思いますが、実はこの方、ホンモノのデ・ニーロ氏ではなく、デ・ニーロ氏のモノマネをされている芸人のテルさんです。しかし、まるでホンモノかと思うほどの堂々たる貫禄と人気ぶりで、他のスターの皆さまに混じりながらグリーンカーペットを歩き切りました!

しかも、カメラを構えた報道陣から掛けられる声は“center please! ”“Thank you!!”など、なんと英語!デ・ニーロ氏と思われていたかどうかは定かではありませんが、海外からのお客様と勘違いされていたことは確かなようです(笑)。あっぱれ、テルさん!

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続いては、26日(火)に行われた特別上映。

この日も何やら大物ゲストが登場するとのウワサ。司会の伊藤さとりさんも笑いを堪えて客席の期待感を煽り、「本作を大変気に入って下さったVIPの方が、お忙しい中わざわざ駆けつけて下さいました!ご登場頂きましょう。菅直人首相です!!」と、紹介すると、場内は一瞬「えぇ??!」とどよめき、1秒もしないうちに笑いへと変わりました。

↓こちらが、KANの「愛は勝つ」に乗せて登場した菅直人首相?です。

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実はこの方、3日前にグリーンカーペットを歩いたテルさん!得意のデ・ニーロを封印して、この日は菅首相に扮しての登場でしたが、意外に横顔が菅首相ソックリ!なかなかの完成度です。

『ストーン』に出演しているロバート・デ・ニーロでもなく、ミラ・ジョヴォヴィッチでもなく、エドワード・ノートンでもなく、なぜ菅さん?「この映画に関係ないと思われがちですが、私の支持率も “ストーン” と落ちているのでその繋がりで・・・」と、言ったとか言わないとか。

続いて、いよいよ主演の3人が登場!ですが、またしてもホンモノではなく等身大パネルということで、ニセ菅首相の「皆さん何度もすみません。お怒りのことと思いますが、呼ぶ予算がなかったんです」との説明に、さすがにお客様も笑ってしまいます。

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普段は、デ・ニーロ氏のモノマネを得意とするテルさんだけあって「私も本当に会いたかった」とパネルをみつめ、思わずデ・ニーロ氏のモノマネも披露。反応の良さに「こっち(デ・ニーロ)で来ればよかった」と。

グリーンカーペットについてMCから聞かれると「めちゃめちゃ気持ち良かったです。本当に自分がこんなに人気があるんじゃないかと勘違いしました。良い思い出です」と感想をお話下さいました。

そして、この日はさらにゲストが登場。ここまでニセモノの登場が続くと、お客様も「次は、誰のモノマネがくるの??」という半笑いの表情で入り口をみつめています。そんな期待?の中登場したのは・・・

ニセ菅首相 どなた?

「1位じゃなきゃ、ダメなんですか?2位じゃダメなんですか?蓮舫です」

「小沢一郎です。私、こんなところ出てきている場合じゃないんですよ。隠れたいんですけどねっ」

ニセ菅総理 じゃ、隠れて下さい。皆さん、先にお詫びします。クオリティが低くてすみません。事務所の後輩のマリアじゃないですか?あれ?小雪じゃないの?

ニセ小沢さん(イーちゃんさん) ビエラにリンク!

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ニセ菅総理 顔が全然違うから似てるのかどうか・・。そっちは中谷美紀?

ニセ蓮舫さん(ゆみみさん) おーい、お茶!

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ニセ菅総理 すみません。私にもどうにも出来ません。このクオリティの低さは、昨日急にやれって言われたの?

マリアのおふたり いや・・1ヶ月くらい前。

ニセ菅総理 じゃ、結構準備期間あったのに、このクオリティ?!本当にすみません。国民の皆さまにはご迷惑をおかけしますが。。

この後、ゆる~い政治コントが少々続き・・・最後はそれぞれナゾかけを披露。

ニセ蓮舫さん 整いました。今の日本とかけまして、難しい四択問題と解きます。その心は、どちらもカン(菅・勘)がたよりでしょう。

ニセ菅総理 うまいっ!今の英語で訳せますかね(笑)?

ニセ小沢さん 整いました。私、小沢とかけまして、何をやっても上達しない人とときます。その心は、キソ(起訴・基礎)をやりましょう。

ニセ菅総理 うまいっ!うまいけど、君達は今日の映画に関して言ってないじゃないですか。では、私が。この映画 『ストーン』 とかけまして、今の国会とときます。その心は、どちらも “ねじれ” ております!

・・・・・シーン。

お客様? 政権交代しろ~!

ニセ菅総理 はい。すぐします(笑)。でも、この映画、“ねじれ”がキーワードになっていますので、どういうねじれ方をするのか、楽しみにして頂ければと思います。ということで、以上、茶番劇でした。すみませんでした~!

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国際映画祭ということで、通常は全てのお話に通訳が入りますが、今回のコントは外国のお客様には雰囲気を味わって頂く・・ということで、全て終わった後に「日本の政治家のモノマネをしたお笑い芸人さんたちのコントでした」と、超要約して説明されました(笑)。

『ストーン』 は、それぞれの世代を代表するトップスター、ロバート・デ・ニーロとエドワード・ノートンが仮釈放管理官と受刑者という役柄で9年ぶりに共演。そんなハリウッドきっての演技派男優ふたりを相手に誘惑する女を存在感たっぷりに演じるのがミラ・ジョヴォヴィッチ。遂に実現した3大スター夢の競演で、善と悪、人間の心の闇を緊張感たっぷりに描くクライム・サスペンスです。

ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるルセッタを軸に、ねじれていく男たちの運命は・・・?


悪を憎み続ける男
正義をあざわらう男
男たちを蝕む女
―――そして理性は崩壊していく。

『ストーン』

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★2010年10月30日(土)より
銀座シネパトスほか 全国順次ロードショー!★

出演:ロバート・デ・ニーロ エドワード・ノートン ミラ・ジョヴォヴィッチ
監督:ジョン・カラン
配給:日活


★その他の日活ラインナップもご期待下さい★

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