相武紗季、眞木大輔、塚本高史のトリプル主演でお届けする映画 『恋ナポ』 は、俳優陣がシェフという設定から、ヘルシーイタリアンレシピをオリジナル開発。料理監修に、マドンナのプライベートシェフでもあるマクロビオティック・コーチの西邨マユミ先生をお招きし、40品目以上のお料理を楽しめるのもみどころのひとつ。ちょっぴりせつなくて “おいしい” ラブストーリー 『恋ナポ』 に主演された相武紗季さんに、貴重なエピソードや撮影秘話をたっぷりと語って頂きました！

― 本作は間もなく9月11日から全国公開となりますが、どのようなお気持ちですか？

相武　撮影は去年の10月に行いましたが、すごく順調で “楽しいな。もっとこうしたいな。もっと撮影が続けばいいな” と思っているうちに着々と進んで終わってしまった作品なので、皆さんに観て頂く日が来るのもあっという間だったような気がします。

― 10月は“食欲の秋”ですが、本作にも美味しい料理がたくさん登場しますね。現場は楽しかったですか？

相武　美味しいものを本当にいっぱい食べられたので、良いことづくめで楽しかったですね。待ち時間には共演者の方とたくさん雑談もしましたが、皆さん本番になるとスイッチがカチッと切り替わってそれぞれ集中するタイプの役者さんばかりでしたので、すごく良い瞬間瞬間で撮影にのぞむことが出来ました。良い時間を過ごしたなと思います。

― 本作は、映画全体から幸せオーラみたいなものを感じるのですが、やはり撮影中の雰囲気なども反映されていたのでしょうか。

相武　そうですね。今回はトリプル主演ということで３人が色んな要素を担って出てきますが、眞木さんも塚本さんも本当に雰囲気のある方で面白かったです。それぞれの空気感があって、そこに一緒にいるだけで和気藹々と楽しめる感じが作品に出ているのではないかなと思います。

― 現場で、特に印象に残っているエピソードなどはありますか？

相武　撮影が順調で時間が空いたので、亀治郎さんと塚本さんと一緒に撮影用のクレーンに乗らせてもらって遊びました！なかなか乗ることが出来ないものなんですよ。なので 「あれに乗ってみたいなぁ」 と言ったら、「時間もあるし、いいよー」 と言ってもらえて、みんなで交代交代乗って「キャーッ」ってやっていました（笑）。カメラマンさんとアシスタントさんがふたりで乗るイスだけしかついていないようなクレーンで、一番高いところで２階くらいの高さがあるんです！初めて乗せてもらって、すごく面白かったです♪

ＭＣ　これまでの撮影現場でも、クレーンはずっと狙っていらっしゃったんですか？イスだけとは、怖かったですよね？

相武　ずっと狙っていたわけじゃないんです（笑）。ただ、ジェットコースターや逆バンジーのような高いところや怖いところが好きなんです。なので、初挑戦できて良かったです！でも、今まで乗ったどんなアトラクションよりヒヤヒヤしました。隣の人とケンカして押されたら落ちちゃうくらいのスペースしかないので、安全ベルトをしっかり締めて、しがみつきながら乗っていました（笑）。

― さて、本作では40品目以上のとても美味しそうでヘルシーなイタリアンメニューが登場しますが、相武さんお気に入りのメニューは何でしょう？

相武　私、おかゆが苦手で、白くてちょっとやわらかくなっているごはんが食べられず、風邪をひいても「おかゆはイヤ」 と言っていたのですが、玄米のおかゆを食べて初めておかゆを食べられるようになりました。「おかゆっておいしい！」と思ったので、それ以来風邪をひくと自分で玄米のおかゆを作って食べています。

ＭＣ　普通の白いおかゆとは違いますか？

相武　玄米は普通に炊くとパサパサしたり、食感が白米とは違ったりすると思いますが、水分を含むことによって白米よりも味やコクが出たりして、ちょっとお塩をふるだけで味がより際立つので、普通に炊いて食べるよりも玄米はおかゆで食べる方が美味しいというのも発見でした。チャレンジしてもらいたいなと思います。

ＭＣ　他にも見た目にもきれいな料理がたくさんありましたが、次から次へと撮影現場で目の前に美味しいものが来るのは、どのようなご気分でしたか？

相武　この撮影では1日中食べる日が2日間あったので、すごく美味しかったのですが、心行くまで食べられなかったのがすごく残念だったなと思います。朝から夜までずーっと食べるシーンだったので、朝ごはんも、お昼ごはんも、夜ごはんもパスしても、おなかいっぱいでした。ウェディングドレスでごはんを食べるシーンがあるのですが、コルセットで体をしめつけながら食べていたので、もっとゆるい服で食べたかったなと思いながら撮影していましたね。

ＭＣ　でも、とても幸せそうな表情でしたね！

相武　本当に美味しくて。この映画は、恋愛要素ももちろんあるのですが、食事のことを見直すキッカケにもなると思うので、この映画を観ておなかがすいたら、美味しいごはんを食べにいってもらえたら良いなと思います。

― 『恋ナポ』は食べるシーン以外にもたくさん見所がありますが、相武さんが特にお気に入りのシーンはどこでしょう？

相武　回想シーンで、友達以上恋人未満な関係のふたりが将来の話をしていて、「私が結婚したらどうする？何をしてくれる？」という問いかけを私演じる瑠璃が幼馴染の武にするシーンがあります。傍からみるとそのシーンはすごく切なくて、ちょっと胸があつくなるようなシーンなのですが、本人たちにとってはその瞬間がすごく幸せだったり、大人になって“あの頃が一番キラキラしていたかな。ドキドキしていたかな” と思い返すシーンなのかなと思います。これが 「幸せ」 というものなのかなと思いながら撮影しましたので、皆さんにも「あ、このシーンのことかな」と思いながら観て頂けたらうれしいなと思います。

― では、最後にメッセージをお願いします。

相武　この映画は、日常の中のささやかな出来事に悩みながら、それを前向きに変えていくという作品になっています。明るい気持ちで観終わって頂いて、美味しいものを食べて頂けたらと思います。そして、映画をみて思った気持ちを誰かに伝えて頂けたら嬉しいなと思います。今日は本当にありがとうございました。

言葉よりも約束の味が奏でる、ちょっぴりせつなくて“おいしい”ラブストーリー。
『恋するナポリタン～世界で一番おいしい愛され方～』は、まもなく公開です！

　

愛は、月日と共に形を変える。
しかし、一度生まれた愛は永遠である。

『恋するナポリタン ～世界で一番おいしい愛され方～』

★2010年9月11日（土）より
ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか 全国ロードショー！★

最近、好きって言われましたか？

（Ｃ）2010 「恋も仕事も腹八分目」フィルムパートナーズ

監督 ： 村谷嘉則　（映画初監督）
脚本 ： 鈴木勝秀　
出演 ： 相武紗季　眞木大輔　塚本高史
　　　　市川知宏　岡山智樹　秋月三佳
　　　　茂木健一郎 ／ 真琴つばさ　市川亀治郎　北大路欣也
企画／プロデューサー：野間清恵
マクロビオティック・コーチ：西邨マユミ　
制作プロダクション：日活撮影所
配給 ： 日活

★その他の日活ラインナップもご期待下さい★