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内藤大助選手参戦!公開直前 『ボーダー』 特別試写会が行われました!
2010年04月23日(金曜日)

映画ファンなら見逃すわけにはいかない二大俳優、ロバート・デ・ニーロ×アル・パチーノの待望の共演がついに実現しました!

2人合わせてアカデミー賞ノミネートは実に14回。ハリウッドにおいて、もはや 「生ける伝説」 となった現代最高の俳優ともいえるふたりの共演が観られるのは、、男たちのヒート祭り第1弾 『ボーダー』。公開をいよいよ今週末4月24日(土)に控え、舞台挨拶付特別試写会が、22日(木)TFMホールにて行われました。

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傑出したクオリティを誇る数々の出演作の中で、ふたりが名を並べたのはわずか2本。うち1本は共演シーンがなく、もう1本も数分のみということで、本作でまさに “本物の競演” が実現。

2人の役どころは、20年以上コンビを組んできたベテラン刑事。パートナーとして固い絆で結ばれている彼らの前に起きる連続殺人事件。捜査にのめりこむ2人の先には、彼らの人生を大きく変える驚愕の真実が――。二大俳優の演技という名の真剣勝負。決して見逃すわけにはいきません!

さて、そんな見所満載の 『ボーダー』 特別試写会に、ゲストとして登場して下さったのは、5月9日に復帰戦を控えるプロボクシングWBC世界フライ級元王者の内藤大助選手。「ゴッドファーザー ~愛のテーマ~」 (チャラララララララララララ~♪というアレです)に乗せて、デ・ニーロ&パチーノよろしく渋~く登場!

・・・と、ご紹介したいところですが、緊張のあまり床とにらめっこしながら、そろりそろりと登場。テレビを通して伝わってくる “すごーくイイ人” な人柄そのままの印象です。

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◆緊張の面持ちで登場の内藤選手


― では、内藤選手一言ご挨拶をお願いします!

内藤 よ、よろしくお願いします・・・。(緊張のあまりこの一言を発した後、うつむき加減に固まってしまう内藤選手に、温かな笑い) に、苦手でね。ごめんね・・。

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◆どんどん床と顔が近づいていってしまいます → が、頑張って顔をあげてくれました!

― いえいえ(笑)。復帰戦前の調整がお忙しい中、ありがとうございます。ところで、内藤選手には一足早く本作をご覧頂きましたが、いかがでしたか?

内藤 ・・・。下手に口を開くと喋っちゃいそうでさ(笑)。皆さん、まだ観てないんですよね?あの・・無難な言い方だけど、ハラハラドキドキしました。うん、面白いよ。あと、ふたりの年齢をみてビックリしました。

MC そうですよね!パチーノが今年70歳で、デ・ニーロが67歳だそうです。(お客様からも 「へぇ~!」 と驚きの声) 映画からは、そういう年齢など感じましたか?

内藤 いや、もう全然っ!観た後にパンフレットで年齢をみて、「エッ!?」 って思いましたね。

― お2人はアカデミー賞受賞など、映画界での世界チャンピオンとも言える俳優さん達ですが、同じ男性としていかがですか?

内藤 カッコいいおじさん・・と言うか、おじいちゃんの年だよね。こんなちょい悪オヤジみたいな、カッコいいおじいちゃんは、なかなかいないんじゃないかな。こんなふうに、なれたらイイねぇ。

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◆年齢を感じさせないおふたりについて語る内藤選手

― ところで、本作はサスペンスということもあり、これからご覧になる方を前にはお話しづらいかと思いますが、どのあたりに注目してみるとより楽しめると思いますか?

内藤 え~?!オレ、言っちゃいそうでコワイなぁ。この作品は、深いね。あの・・あ~、言っちゃいそうだな。あ゛~っ。(本気で困る内藤選手の姿にお客さま笑い) 観れば分かると思うけど、困ったと思うよ~、色々。オレも今困ってるけどね(汗)

― 映画をご覧頂くと、皆さんにも 「あ~、このシーンか!この展開か!」 と思って頂けることと思います。さて、今回は “男たちのヒート祭り” というサブタイトルもついていますが、内藤選手にとって 「男の中の男!」 という感じで憧れている方はいらっしゃいますか?

内藤 (しばし考え中)・・・特にいないな。(お客様笑い)
もちろん、見た目がカッコいいな~と思う人はいっぱいいますよ。あと、ハートがカッコいい人も、いいよね。真っ直ぐな、裏のない正直な人、物事をハッキリと言える人もカッコいいと思います。そういうふうにならなきゃな、と思うね。

― さて、5月9日の復帰戦に向け今まさに調整中ということで、減量は本当に精神力を鍛えなければと思いますが・・。

内藤。うん、そうね。思いきり減量中だね。おなかすいちゃって・・(笑)。ボクって、自分だけのためだったら頑張れないんですね。だから自分に負けそうになった時にいつも思うのは、「ボクの試合を観に来てくれる人たちがいるんだ」 と、お客さんのことを考えますね。そうすると、頑張れます。「チケット買って見に来てくれる人がいる」「テレビで応援してくれている人がいる」 など、言い方が悪くなっちゃうかもしれないけど人のせいにすると、自分は頑張れる。ボクシングを始めるまでは、そういうことがなかったから、自分なりに工夫しながら頑張れるようにしていますね。

― 内藤選手を応援している日本中の方々の期待を背負ってというのは、プレッシャーもあると思いますが、喜びの方が大きいでしょうか?

内藤 嬉しいですね。プレッシャーというのも普通じゃ味わえないことですから、プラスに変えようと。プラス思考でものを考えるようにしていますね。

― では、最後に復帰戦に向けての今のお気持ちを一言お願いします。

内藤 はい。やっぱり思うことは、みてくれる人たちに喜ばれるような試合をやりたいということです。そういう試合をしますので、ぜひ、応援よろしくお願いします。

この後は、内藤選手、デ・ニーロ&パチーノの等身大パネルの3ショットが実現!たくさんのお客様の視線を感じながらのフォトセッションにテレつつも、ファイティングポーズや肩を組んで!という報道陣のリクエストに快く応じて下さる内藤選手ですが、 「やっぱり苦手だな~、こういうの。でも、皆さん静かに聞いてくれて、ありがとうございました。あの・・嬉しかったです」 とのメッセージを残し、再び照れくさそうな姿で去っていかれました。

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皆さんが 『ボーダー』 を鑑賞中に行われた囲み取材では、緊張感から解放された表情をみせる内藤選手。「近々第二子となる男の子が生まれる予定」 ということで、報道陣からの 「ボクシングはやらせたいですか?」 との質問に、「それはね、子供に任せようと思う。ただ、痛みを知るという意味ではやらせたいなと思っています。ボクシングやっている人って、僕もそうでしたけど、最初はケンカが強くなりたい!と思って始めるじゃないですか。でもね、逆に人に暴力はふるわなくなるよね。痛みを知るから。やったら分かるんですよ。どれだけ痛いとか、どうなってしまうとか。そういう意味ではやらせたいと思います」 と、頬をゆるませた父親の表情でお話されました。

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内藤選手が 「絶対最後は “おぉっ!” となると思うな。観なきゃ分からないと思うので、ぜひ観て欲しいね」 と、魅力を語る男たちのヒート祭り第1弾 『ボーダー』 と、5月9日の復帰戦(後楽園ホール)、ともに応援よろしくお願いします。

そして、パネルとはいえ世界的な二大俳優の登場に、この日MCをつとめて下さった八雲ふみねさんも思わず記念写真!

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日活配給作品のイベントでいつもお世話になっている八雲さんのブログも、ぜひご覧下さいね。


映画史上最高の俳優と世界が認めた2人
ロバート・デ・ニーロ × アル・パチーノ
『ヒート』 から12年。 遂に実現する “本物の競演” をお見逃しなく!!


『ボーダー』

★2010年4月24日(土) 銀座シネパトスほか 全国順次ロードショー!★

バッジと銃が正義と信じて、社会のダークサイドを共に歩いてきた2人の刑事 ――
いま、“裁かれざる殺人” に導かれ、男たちは<善悪の境界>を越える・・・

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(C)2007 RIGHTEOUS PRODUCTIONS,INC.


監 督 : ジョン・アヴネット(『88ミニッツ』『北京のふたり』)
出 演 : ロバート・デ・ニーロ アル・パチーノ
原 題 : Righteous Kill
配 給 : 日活


★その他の日活ラインナップもご期待下さい★

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