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『恋極星』初日舞台挨拶
2009年03月14日(土曜日)

戸田恵梨香、恋愛映画初主演作 『恋極星』 が、3月14日(土) 初日を迎えました。

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外はあいにくの空模様でしたが、シネ・リーブル池袋、新宿武蔵野館、TOHOシネマズ川崎の3会場で5回もの舞台挨拶が行われ、たくさんのお客様にご来場頂きました。ここでは、戸田恵梨香さん、加藤和樹さん、AMIY MORI(エイミーモリ)監督がご登壇された新宿武蔵野館での舞台挨拶の模様をお伝えします。

― まずは一言ずつご挨拶をお願いします。

戸田 今日は、来て頂いてありがとうございます。いかがでしたでしょうか?(お客様から盛大な拍手)ありがとうございます。ちょっと切ないラブストーリーではありますが、皆さんにも大切なものが届いたのではないかなと思います。

加藤 本当に本日はありがとうございます。いよいよ初日を迎えましたが、撮影をしたのが1年ほど前で、今日こうして公開されたことがすごく嬉しくて、自分も時間があったら劇場へ観に行きたいなと思っています。この作品は「運命」という言葉がキーワードになっていて、運命に立ち向かっていく菜月と颯太、そして他の人達の物語を十二分に感じて頂けたんじゃないかなと思っています。

監督 今日は足元の悪い中、ありがとうございます。ふたりが頑張ってくれましたので、仕上がりました。冬のロケで本当に大変だったのですが、キャストもスタッフも頑張って良い作品に仕上げられたんじゃないかと思います。いかがだったでしょうか?(お客様から再び盛大な拍手)
ふたりのお陰です。

k4.jpg ◆監督の言葉に照れる戸田さんと加藤さん


― 最初は自分の人生を冷静に受け止め、気付けば恋愛によってどんどん可愛らしく、そして強くなっていく女性を演じられましたが、戸田さんご自身はどんなイメージで役作りをすすめられましたか?

戸田 菜月は元々すごく強い人だったんだろうなと思っていたので、恋をするまでの菜月も、恋をしてからの菜月も、「ちゃんと意志のある強い女性」 というところを意識して、菜月の気持ちを考え続けて演じました。

― 色んなシーンで菜月の気持ちが表現されていたと思いますが、いかがですか?

戸田 菜月が恋愛してからの服装や髪型を変えていたんですが、そういうところで女性が変わっていく部分を出すのは楽しかったです。ただ、気持ちの面では波が激しいストーリーでしたので、辛い時もあれば幸せな時もあり、複雑でした。

― 撮影はオール北海道ロケということで、みているだけでも寒くなるようなシーンがいっぱいでしたが、真冬の北海道はいかがでしたか?

戸田 すっごく寒くて、痛かったりもするんですが、空気が綺麗なので気持ちが良いんですよね。北海道が大好きなので楽しんでやっていましたが、本番中にものすごい吹雪の時があって、その時は目があけられなくて大変でした(笑)

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― 加藤さんは、北海道ロケはいかがでしたか?

加藤 僕がすごく印象に残っているのは、屋上でのクリスマスパーティのシーンなんですが、そこですごくリアルに綺麗な星がみられたことです。あと、カイロを受け取るシーンがあって、お芝居なんですが、温かくてとても助かりました(笑)

― 颯太は一見今時の男の子のようにも感じますが、内面に複雑なものを抱えていて、演じるにあたって難しかったところはありましたか?

加藤 最大の秘密を 「言いたくても言えない」、「自分でも受け入れられない」、という現実の中で葛藤している姿をどう演じようかというのが一番苦労して、そこは、プロデューサーの方とも色々話し合って作り上げていきました。また、菜月と出会うことによってどう変化していくかというのも中々難しかったですが、出来上がったものをみて、すごく納得出来るものにはなったと思います。

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― とてもピュアなストーリーで惹き込まれましたが、監督するにあたり、大切にされたのはどういったところでしょうか?

監督 「心を大事に描いていきたい」 と心がけました。私は写真家でもありますので、シーン1つひとつからも、ふたりの役の中での感情を描けるようなシーンを作っていきたいと思って描いていました。本当にふたりが頑張ってくれたので、それに負けないように私も頑張って撮らせて頂きました。

― 初監督ということで、苦労された点、発見された点などあったかと思いますが?

監督 写真はひとりの感性で作られるものですが、映画はキャストやスタッフなどたくさんの方々が関わって、みんなの力が集結して一番良い形で表現していくことなんだなと改めて実感させて頂き、本当に良い勉強をさせて頂きました。

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― 最後にもう一言ずつお願いします。

加藤 人にはそれぞれ運命があり、この作品を通して 「自分自身の運命にどう立ち向かっていくか」 を考えると、颯太の言葉通り 「運命は変えられる」 と僕自身も思っています。なので、この作品を観てちょっとでも、「これから頑張っていこうかな」 と思えて頂けたら嬉しいですし、僕自身も頑張っていきます。

戸田 『恋極星』から、皆さんにどれだけメッセージが伝わったか分からないですが、より多くの方に伝わればいいなと思います。

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星空が美しく、雪が降り積もる白銀の世界を舞台に、恋を経験し、少女から大人の女性に成長していくヒロインを描く、儚くも美しいラブストーリー 『恋極星』。ストーリーはもちろんのこと、映画の感動を増し、余韻を深める主題歌 「好きです。」 を歌う青山テルマの歌声にも注目です。

『恋極星』

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(C)2008 ミツヤオミ/講談社・「恋極星」製作委員会

★3月14日(土)より、シネ・リーブル池袋、新宿武蔵野館ほかにて全国公開中!★
出演 :戸田恵梨香 加藤和樹 若葉竜也 キムラ緑子 吹越満 熊谷真実 ほか
監督 :AMIY MORI  原作 : ミツヤオミ 「君に光を」(講談社 『別冊フレンド』 掲載)
主題歌 :「好きです。」 青山テルマ (ユニバーサルミュージック)


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