司会：順番にご挨拶をお願いします。

三木監督（以後三木）：沢山の皆様にお越しいただいて、大変感激しております。

伊勢谷さん（以後伊勢谷）：映画にふさわしい良い天気になったので、是非この後も、暑苦しい映画の世界を堪能していただければと思います（笑）

菊地さん（以後菊地）：このシーズンにぴったりの映画ですので、見終わった後も、余韻を楽しんでいただけると幸いです。

ふせさん（以後ふせ）：初日おめでとうございます。と自分に言ってみたりして（笑）

ナイス橋本さん（以後ナイス橋本）：今回、映画の主題歌を担当させていただきました。映画の内容とリンクしている歌詞になっていますので、楽しく聞いていただけたらと思っています。

司会：三木監督の映画はこのテアトル新宿で公開されることが多いとお伺いしましたが。

三木：そうなんです。こちらの劇場にはお世話になっています。コアな映画を上映されることが多くて、アットホームで、でも、お客様は厳しい目を持った方が多いので、そういうお客様に見ていただける劇場で上映していただけるというのは、とっても光栄です。

司会：伊勢谷さんは今回の演技で、新境地を開拓された印象がありますが。

伊勢谷：いままで、このような役を頂いたことが無かったので、監督のネタをつぶさないようにやらせていただきました。

三木：困った演技とか、すっと出来てしまって、そういうところがすごいんだよね。いい感じになっています。

伊勢谷：ありがとうございます（笑）

司会：菊地さんは、アカデミー賞授賞式後、初めて出演した日本映画ですが、三木監督の作品に参加されていかがでしたか？

菊地：依頼を頂いたのはアカデミー賞が決まる前でした。授賞式の後に日本に帰ってきて、この映画に参加させていただいて、またいい環境に戻って来れたなと思いました。皆さん、面白い方ばかりで、この現場もっとやりたい！と思いました。

三木：有難うございます！

司会：ふせさんはいかがでしたでしょうか。

ふせ：去年、暑い時に撮影だったので、今日も暑くて、思い出しますね。あのどよ～んとした撮影現場を（笑）でも、役作りのために角刈りにしましたので、涼しかったですけど。

伊勢谷：かわいそ～と思いましたね。角刈りですよ。

ふせ：なんで？やりますよ。菊地さんだってやるよね？

菊地：はい！

司会：映画の主題歌、「夏の終わり」について、ナイス橋本さんお願いします。

ナイス橋本：映像や、ラフ画像等を見ながら、印象に残る言葉などを監督から伺って、作りました。面白い事をやらせていただいて、楽しかったです。映画にマッチしていると思いますので、楽しく聞いて頂けたらと思います。

三木：ぐちゃぐちゃの映画の後に、ちゃんとした曲が流れると、いい感じになるものなんですよ（笑）ほんとに。（場内、出演者の皆さん、共に爆笑）

※この”岡”という文字の謎は映画の中に答えが隠されている！

この後、出演者の皆さんが、映画の中でお気に入りのセリフを、ご本人が演じた役になってそれぞれ喋っていただきました。伊勢谷さんは松尾さんのセリフ、菊地さんはご自分のセリフ、ふせさんもご自分のセリフを喋っていただき、会場は大盛り上がりで、テアトル新宿での初日舞台挨拶は幕を閉じました。

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『図鑑に載ってない虫』
6月23日（土）テアトル新宿ほか全国順次ロードショー
監督：三木聡
キャスト：伊勢谷友介　松尾スズキ　菊地凛子　岩松了