<ロマンポルノ55周年記念プロジェクト>中上健次原作・傑作と名高いロマンポルノ作品、令和に再び映画化!『赫い髪の女(仮題)』2027年春、公開予定!キャスト解禁!監督・脚本家のコメントも到着!!
2026.11.01(日曜日)

このたびロマンポルノの傑作と名高い『赫い髪の女』が、再び映画化されることが決定しました。行平あい佳さん、木村知貴さん、小原徳子さん、鳥羽 潤さんが出演することも解禁となりました。

監督はピンク七福神として頭角を現し、『れいこいるか』で2020年度の『映画芸術』日本映画ベストテン第1位を獲得した他 、『死神バーバー』『鍵』『刺青』の監督作や『化け猫あんずちゃん』『となりの宇宙人』等の脚本作など精力的に多くの作品を手がける、いまおかしんじさん。脚本は中野 太さん(『花腐し』『つゆのあとさき』)が担当します。

ヒロイン・春香を演じるのは、行平あい佳さん(『セフレの品格 慟哭/終恋』)。春香が運命的に出会う男に『蘭島行』の木村知貴さん。春香の夫役に鳥羽 潤さん、そしてもう一人の重要人物を小原徳子さんが演じます。


©︎ 2027 日活

そして本年は、1971年11月20日に日活ロマンポルノ第一弾となる『団地妻 昼下りの情事』(主演:白川和子/監督:西村昭五郎)、『色暦大奥秘話』(主演:小川節子/監督:林功)が公開されてから55周年。先日、東京国際映画祭、日本映画クラシックスにて「日活ロマンポルノ55周年記念上映」として開催されることが発表されましたが、本作も同プロジェクトで、ロマンポルノの系譜を継ぐ作品として、2027年春の公開を予定しています。


©︎日活

本作製作にあたり、いまおかしんじ監督、脚本の中野太さんよりコメントが到着。
監督のいまおかさんは、「赫い髪の女はあれからどうしていたのか。(中略)コレなら『赫い髪の女』の返歌になると思った。」と神代辰巳さんが1979年に監督した傑作と名高い前作について触れ、憧れだった神代監督の助監督として参加した際の思い出にも言及。「アレから31年、ようやく恩を返せる。うまくいくかどうか分かんないけど、頑張ります」と、新作に対する意気込みを見せます。

脚本の中野さんも、いまおか監督に於ける神代監督と同様に、師でもあり同タイトルの脚本を担当した荒井晴彦さんに触れ「やっぱりプレッシャーを感じていた。」と筆が進まなかったことを明かし、「荒井晴彦さんと出会ったのが、僕が26歳で、荒井さんが47歳。(中略)今は僕が58歳になり、荒井さんは79歳になった。出会って32年も経ってしまった。」と背中を追い続けた先輩への敬意を語りながら、 「いまおかさんがどう仕上げるのか楽しみにしています。」と、タッグを組んだいまおか監督へ期待を込めてエールを贈りました。

本作『赫い髪の女(仮題)』は、2027年春公開予定です。

いまおかしんじ監督、中野太さん(脚本)コメント

いまおかしんじ(監督)
赫い髪の女はあれからどうしていたのか。確か4歳と3歳の男の子を残して家を出たはずだ。子どもたちはどうしているのか。夫はどうしているのか。その夫の話にしたらどうかと脚本の中野さんが言った。コレなら『赫い髪の女』の返歌になると思った。
31年前、神代組の助監督についた。憧れの監督だった。メッチャ嬉しかったけど、メッチャ緊張した。案の定、現場はうまくいかなかった。21時までに終わってと言われてたのに、夜中になっても現場は終わらなかった。車イスの神代さんはシンドそうだった。その後すぐ神代さんは死んだ。何も返せないまま死んでしまった。ずっと後悔していた。アレから31年、ようやく恩を返せる。うまくいくかどうか分かんないけど、頑張ります。

中野太(脚本)
いまおかさんから「今度、『赫い髪の女』やるんだけど書かない?」と誘われた。来る仕事は断らないと決めていたし、いまおかしんじとやりたいとも思っていた。気負ったら書けなくなるのはわかっていたから、いつものようにやろうとしたが、筆が進まない。やっぱりプレッシャーを感じていた。
 荒井晴彦と出会ったのが、僕が26歳で、荒井さんが47歳。清書係をやって弟子になって16年。今は僕が58歳になり、荒井さんは79歳になった。出会って32年も経ってしまった。ずっと荒井さんの生き方を見てきたし、あんなふうには生きられないとも思っていた。荒井さんがホンモノなら、僕はニセモノ。ならばニセモノにしか書けないことがあるんじゃないかと挑み、書き上げました。いまおかさんがどう仕上げるのか楽しみにしています。

中上健次原作・傑作と名高いロマンポルノ作品、令和に再び映画化!『赫い髪の女(仮題)』2027年春、公開予定!

『赫い髪の女(仮題)』
出演:行平あい佳、木村知貴、小原徳子、鳥羽 潤
監督:いまおかしんじ 脚本:中野太 原作:「赫髪」中上健次
製作:日活 制作:レジェンド・ピクチャーズ 配給宣伝:ムービー・アクト・プロジェクト ©︎ 2027 日活

※『赫い髪の女』(1979年)の作品情報はコチラ

【ロマンポルノ関連情報】

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【ロマンポルノとは】
「日活ロマンポルノ」は、日活が1971年に打ち出した当時の映倫規定における成人映画のレーベル。
「10分に1回絡みのシーンを作る、上映時間は70分程度」などの一定のルールと、製作条件を守れば比較的自由に映画を作ることができたため、チャンスを与えられた若手監督たちは限られた条件の中で新しい映画作りを模索し、作品への情熱と、助監督として培ってきた技術と経験で、さまざまな「性」の表現に立ち向かい、男性向けに作られながらも、女性とその生き様を深く美しく描くことを極めていきました。また、通常3本立ての公開を維持するため量産体制を敷いたことにより、若い人材の育成を促進し、現在に至るまで映画界にその影響を与え続けています。製作終了した1988年までの17年間に、約1,100本以上の作品を継続して公開し続けた結果、映画史において、最もセンセーショナルな作品レーベルとして、現在も国内外で高く評価されています。 

しかしながら、ロマンポルノは、海外のポルノ映画に由来する「ポルノ」という言葉が一人歩きし、さらに当時では斬新すぎた性表現によって、製作当時から「芸術か猥褻か」の点で社会的な関心事として、今もなお様々なメディアで取り上げられています。日活ロマンポルノは、すべて演技であり、実行為・本番はありません。あくまでも劇場公開用のフィクション映画として公開当時に映倫審査を受けた成人指定の作品群です。

ロマンポルノは海外でもフランスやアメリカを筆頭に全世界で楽しまれており、2016年~2017年に公開されたロマンポルノ・リブート・プロジェクト作品(塩田明彦監督『風に濡れた女』、行定勲監督『ジムノペディに乱れる』、白石和彌監督『牝猫たち』、園子温監督『ANTIPORNO』、中田秀夫監督『ホワイトリリー』)は多くの国際映画祭に招待され、好評を博しました。映画的な価値も高く評価され、前述の『風に濡れた女』が2016年にロカルノ国際映画祭コンペティション部門で若手審査員賞を受賞しました。

こうした評価は現在も続いており、2021年には『(秘)色情めす市場 4K復元版』(1974年/田中登監督)がヴェネツィア国際映画祭に選出(上映は2022年)。同年には『恋人たちは濡れた』(1973年/神代辰巳監督)がイギリスの日本アヴァンギャルド映画祭で上映されました。50周年で展開されたロマンポルノ・ナウ・プロジェクト作品(松居大悟監督『手』、白石晃士監督『愛してる!』、金子修介監督『百合の雨音』)においては、2022年に『愛してる!』がハワイ国際映画祭やタリン・ブラックナイト映画祭に出品。2023年には『手』がロッテルダム国際映画祭や北京国際映画祭に選出されるなど、新たな作品群も国際的な評価を獲得しています。さらに55周年イヤーの先駆けとして、2026年6月には、世界有数の映画アーカイブ機関である仏シネマテーク・フランセーズにて17作品の特集上映が開催され、ロマンポルノは今なお国内外で高い注目を集めています。

公式サイト:https://www.nikkatsu-romanporno.com/
公式X:@NikkatsuRP(https://x.com/NikkatsuRP)

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