日活110年記念 ブルーレイ&DVDシリーズ 20セレクション

『忠次旅日記』&『長恨』[デジタル復元版 Blu-ray]/国立映画アーカイブ復元コレクション
ブルーレイ
ちゅうじたびにっきあんどちょうこんでじたるふくげんばんぶるーれいこくりつえいがあーかいぶふくげんこれくしょん

映画史上の金字塔と称される伊藤大輔監督の『忠次旅日記』。発掘された「幻のフィルム」を国立映画アーカイブが復元し蘇った奇跡の名作!同じく現存する15分をデジタル復元した『長恨』をW収録した、「デジタル復元版」完全保存版ブルーレイ!

【特典】
●『忠次旅日記』弁士音声を特別収録。弁士:坂本頼光。(ON/OFF可)
●『忠次旅日記』英語字幕付き(英語字幕は本編焼き付けになります((ON/OFF不可)
●国立映画アーカイブ所蔵の貴重な関連資料をデータ収録
●ピクチャーディスク仕様

※デザイン・特典及び仕様はすべて予定です。発売時には予告無く変更になっていることがあります。ご了承ください。

※本作品は無声映画となります。

『忠次旅日記』[デジタル復元版]
(111分・無声・染色)
伊藤大輔=大河内傳次郎コンビの名声を不動のものにした作品で、1959年には『キネマ旬報』の「日本映画六十年を代表する最高作品ベスト・テン」第1位にも選ばれた。長らく「幻の映画」となっていたが、1991年に広島で発見された可燃性プリントを復元基素材として、2011年度に東京国立近代美術館フィルムセンター(現・国立映画アーカイブ)によりデジタル復元が実施された。三部曲として製作されたうち、第二部『信州血笑篇』の一部と第三部『御用篇』の大部分が残されている。

『長恨』[デジタル復元版]
(15分・無声・染色)
伊藤大輔の日活入社第一作であり、また大河内傳次郎と初めてコンビを組んだ記念すべき作品。一人の娘に思いを寄せる勤王志士の兄弟を描く。残されているのは乱闘場面を中心にした最終巻だが、新選組の包囲から弟と娘を逃がし斬り死にしていく主人公と、逃れていく二人のカット・バックの激しさと巧みさに、伊藤映画の醍醐味が凝縮されている。1996年に大里健氏から東京国立近代美術館フィルムセンター(現・国立映画アーカイブ)に寄贈された可燃性プリントを復元基素材として、同館が2010年度にデジタル復元を実施した。
 

1926/1927 日活株式会社