日活110年記念 ブルーレイ&DVDシリーズ 20セレクション

丹下左膳餘話 百萬両の壺[4Kデジタル復元・最長版 Blu-ray]
ブルーレイ
たんげさぜんよわ ひゃくまんりょうのつぼ よんけーでじたるふくげんさいちょうばんぶるーれい

28歳の若さで生涯を閉じた、天才監督・山中貞雄。「丹下左膳」をモダンな演出で描き、世界からレスペクトされる「百萬両の壺」。映画史上の傑作が、4Kデジタル復元で蘇る!完全保存版ブルーレイ。

【特典】
●ピクチャーディスク仕様
●(検討中)『丹下左膳余話 百萬両の壺』4Kデジタル復元ビフォーアフター
※デザイン・特典及び仕様はすべて予定です。発売時には予告無く変更になっていることがあります。ご了承ください。

伊賀の国に、代々伝わるこけ猿の壺があった。柳生の里城主・柳生対馬守は老臣の一風宗匠から、この壺に百万両を埋めた絵図面が塗り込められているという秘密を聞いた。時すでに遅く、対馬守はただの古ぼけた壺だと思い、弟の源三郎が司馬道場へ婿入りする際に引き出物として与えてしまった後だった。慌てた対馬守は寵臣・高大之進と壺の奪還を計画し、大之進を江戸にいる源三郎のもとに使わした。兄の使者としてやってきた高大之進はこけ猿の壺の返還を迫るが、源三郎は撥ねつけ、壺は源三郎の妻・萩乃の命によって与吉の手から屑屋に売られてしまう。再び高大之進が金百両を持って壺を譲り受けたいとやって来た。けちな兄が大金を出すことに不信を抱いた源三郎は大之進を痛めつけて壺の秘密を告白させる。だがその時、壺は転々として、七兵衛のせがれ・ちょび安の金魚入れとなっていた。七兵衛は矢場の女に惚れて夜ごとお藤が開く矢場へと通っていたが、つまらぬ事から地廻りのやくざに殺されてしまう。矢場の用心棒をしていた丹下左膳は子供嫌いのお藤とともに、一人残された幼いちょび安の面倒を見ることになる。一方、壺を探しあぐねた源三郎は矢場通いを始め、そこで左膳とちょび安に出会う。

1935 日活株式会社