終戦80周年記念リリース
早乙女勝元の原作を日本映画の名匠・今井正監督により映画化。昭和20年の東京大空襲を描いた名篇。貴重な特典映像を収録、初DVD化。
【映像特典】(予定)
・メイキング(「市民プロデューサー」システムで作られた経緯や撮影現場の様子をとらえた貴重なメイキング!
・予告篇
【データ収録】
・公開当時のパンフレットをデータ収録
・ギャラリー
※デザイン・特典及び仕様はすべて予定です。発売時には予告無く変更になっていることがあります。ご了承ください。
高校の課題で家族の戦争体験を聞くことになったゆかりは父・勇太に問いかけるが勇太は口を開こうとしなかった。ある日、ゆかりの伯母・咲子が町の焼け焦げの電柱横の道路に飛び出した子供を救おうとして交通事故にあう。咲子には空襲で生き別れになった娘がいた。ようやく口を開いた勇太は咲子の過去を語りだした。戦争中、咲子は弟・勇太の担任だった教師・風見と恋に落ちるが愛を育む間もなく風見に招集礼状が届く。風見は徴兵を拒否し北海道に逃亡する中、非業の死を遂げてしまった。咲子は風見の子を生むが、3月10日の大空襲の中で子供と生き別れになってしまう。それから45年、咲子は子供と別れた焼け焦げの電柱の前で待ち続けた。そんな折、韓国から李順益が自分を生んだ母親に会いたいと成田空港に降り立つ。赤ん坊の時空襲の中で母の手からはぐれ、朝鮮の人に救われ育てられたという李順益の姿に、ゆかりは咲子の姿をダブらせる…。