日活110年記念 ブルーレイ＆DVDシリーズ 20セレクション

成長する青春群像の哀歓を才匠・斎藤武市監督が浜田光夫＆和泉雅子のフレッシュコンビで描く青春明朗大作。共演は芦川いづみ、長門裕之。

【特典】
●予告編
●ピクチャーディスク仕様
※デザイン・特典及び仕様はすべて予定です。発売時には予告無く変更になっていることがあります。ご了承ください。

北高校の二年生花木悠子は、教師たちの間では要注意生徒と目されていた。学校で起こる事件には必ずと言っていいほど彼女が関係していた。派手好きで何をしでかすか分からず、その美貌もあって教員間でいつも議論を湧かす問題児であった。その心配が現実のものとなってしまった。以前町の喫茶店で彼女が一度会ったことのある、浪人中の峯行雄が、悠子に失恋したことから自殺をしたのだ。教授会が開かれ悠子を呼んで事情を聞くことになった。非難の眼が集まる中、悠子は堂々と、「私に勝手に失恋して自殺したからといって、その度に責任をとっていたらきりがありませんわ」と発言して教師達を驚かした。教師たちは処罰を主張するが、そんな中でも英語の山中、国語の女教師・奈井は温い目で悠子を見守ろうとしていた。同級の番村麟太郎は常に悠子をなぐさめていた。母一人、子一人の貧乏暮しの番村はバイト生活でコツコツと生活費を稼いでいた。山中先生は、悠子に部活動をさせることにして新聞部に入れた。新聞部の部長は番村だ。「私は番村さんが好きだから入部したのよ」そういう悠子だが、番村には恋する人がいた。それは奈井先生であった…。