「小林旭 デビュー65周年」記念シリーズ 廉価再発シリーズ
南海の狼火
DVD
なんかいののろし
真珠養殖にからむ悪事を追って、四国宇和島にマイトガイアキラが大活躍する、お馴染み流れ者シリーズ第三弾の活劇巨篇。
*本商品はかつてリリースされていたDVDの廉価再発商品です。(解説書はありません)
*原版フィルムに起因するお見苦しい部分、お聞き苦しい部分がありますことをご了承ください。
*表現において今日では不適切と思われる部分がございますが、製作者の意図を尊重し、当時上映された内容のままで収録しております。
真珠の養殖で名高い四国の宇和島は、夏祭りの行事の一つ、闘牛試合の準備で賑わっていた。須賀真珠会社は、新興会社である宇高真珠に借財がかさんでいて、借りを闘牛で挽回しようと総てを持ち牛の荒岩に賭けていた。こんな港町に、ギターを抱えた流れ者の野村浩次がやってきた。牛の荒岩を狙う宇高真珠一味を追っぱらった浩次は、須賀真珠の当主・忠夫と知りあった。忠夫の息子・周一が恋人の踊り子ハルミとともにキャバレー・パラダイスの支配人辻井に殺されたという事情を知った。辻井やそのボスの黒田は宇高真珠の一味に通じていた。ある日、周一がまだ生きていることがわかった。周一とハルミは黒田たちに脅されやむなく宇高一味に使われ、悪事を働いていたのだ。周一の妹・清子を助けて、浩次はパラダイスに出入りし、一味の情勢を調べる。坊主くずれの殺し屋、流れ者の政が町に入りこんできて、闘牛を前にして町はますますさわがしくなった。周一は宇高真珠一味に脅され、父の会社の給料五十万円を盗んだ。一味はすかさず貸し金百三十万円をとりたてに須賀真珠におしかける。結着は闘牛の日を期してつけられることになった。辻井や黒田は須賀真珠の使用人立川を買収し、牛の荒岩に毒を注射させた。闘牛の日、浩次を呼び出した辻井一味は周一を使って彼を殺そうとする。
1960 日活株式会社