「芦川いづみデビュー65周年」記念シリーズ:第2弾
四つの恋の物語
DVD
よっつのこいのものがたり
吉永小百合・芦川いづみ・和泉雅子・十朱幸代の日活4女優が4姉妹を演じる豪華青春超大作。西河克己監督作品。HDリマスターでの初DVD化!
【封入特典】(予定)
・「芦川いづみ 特製スチールプロマイド」(予定)
【映像特典】(予定)
・オリジナル劇場予告篇(予告篇原版の無い作品は収録されません)
・フォトギャラリー収録
【特典仕様】
・ジャケット裏面には、劇場公開時のポスターデザインを入れこんだ「特別両面刷り」仕様!
(劇場ポスターが現存しないタイトルは、両面刷りではありません)
・ピクチャーディスク仕様
*デザイン・特典および仕様はすべて予定です。発売時には予告無く変更になっていることがあります。また特典と仕様は各作品ごとに異なります。ご了承ください。
三沢平太郎が定年退職したその夜、四人の娘が揃って菊ごはんで祝ってくれた。にぎやかな娘たちの顔を眺めながら平太郎は感無量だった。妻が亡くなった後、男手一つで育ててきた四姉妹。長女の一代は結婚に破れたが、二美子には決まった相手がいるし、三也子は明朗快活、志奈子も底抜けに明るく素直な娘で、四人とも美しくのびのびと育っていた。娘たちに囲まれて、これまでの苦労も十分に報われたという気分になっていた。平太郎は退職金を娘たちにそれぞれ五十万円ずつ分配すると言い出した。娘たちはもう自分で自分の人生を切り開いていけるだけ成長したという思いから、「今から渡す五十万円は嫁入りの支度金だ。金銭的な意味で父としての業務からは解放してもらうよ。私も自由になったんだ」という言葉に娘たちも賛成した。四人の娘がもらった五十万円をそれぞれ一体何に使うのか?その使途はまちまちだった。一代は喫茶店を経営することを考えた。二美子は婚約者の長田の商売を助けるため、そっくり与えてしまった。志奈子は元手を増やそうと競馬に賭けた。三也子はと言えば、五十万どころではなかった。見知らぬ青年からいきなり豪華なバラの花束を送られていたからだ。青年は平太郎と同じ会社に勤め、同ビルの花屋に勤める志奈子のもとから花束を贈っていたのだ。志奈子の奔走もむなしく、数日後青年は平太郎を訪れた。その正体は平太郎の会社の重役・尾崎の息子で、三也子に一目惚れしたのだ…。

*表現において今日では不適切と思われる部分がございますが、製作者の意図を尊重し、当時上映された内容のままで収録しております。
1965 日活株式会社