渡哲也 俳優生活55周年記念「日活・渡哲也DVDシリーズ」
骨まで愛して
DVD
ほねまであいして
大ヒット曲「骨まで愛して」を原作に、作詞・川内康範が脚色した、渡哲也・浅丘ルリ子の歌謡アクション決定版!
【映像特典】
・劇場予告篇
【封入特典】
・解説書
夜霧につつまれた横浜。青木組長(金子信雄)のもと闇の世界に生きる加納誠(渡哲也)は、ひそかにあや子(浅丘ルリ子)に
香港に逃げようと誘われていた。彼らは幼い頃青木に拾われて成り上がり、逆らうことは許されない運命だった。ふたりだけで
逃げる約束の日。加納に、ダイスの政(宍戸錠)がサシの勝負を挑んでくる。そのゲームの終結を待たずに、敵の刺客に腕を撃
ちぬかれた誠はあや子のもとに辿り着けず、当のあや子は誠が死んだと聞かされて傷心のまま海を渡った。一方、誠の傷を手当
てした医者は彼を牧場に引き取らせ、牧場の娘・千代(松原智恵子)は誠の凍てついた心を優しく解き放ってやるのだった。だ
が、千代の兄はやくざに多大な借金を作っていた。二度とダイスは振らぬと決意していた誠も、小川家の苦しみを黙過できなか
った。単身藤崎組へのりこんだ誠、そこに政がわらじを脱いでいた。誠の怒りは一挙に爆発した。水を打ったように静かな賭場
は、政と誠の一回勝負に緊張したがさすがの政も誠の敵ではなかった。その頃、あや子を連れた青木が、藤崎組との麻薬の取り
引きのために函館空港へ到着した。「骨まで愛して」のメロディーに導かれるように、誠とあや子は再会した。しかし哀しい運
命がふたりを待っているのだった…。

*原版フィルムに起因するお見苦しい部分、お聞き苦しい部分がありますことをご了承ください。
*表現において今日では不適切と思われる部分がございますが、製作者の意図を尊重し、当時上映された内容のままで収録して
おります。
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