「芦川いづみデビュー65周年」記念シリーズ
風のある道
DVD
かぜのあるみち
美しき三人姉妹の心に去来する、女心の妖しさ!文豪・川端康成の原作を芦川いづみ主演で映画化し、「女の幸福」と「結婚」をテーマに描いた文芸メロドラマ。
【映像特典】(予定)
・オリジナル劇場予告篇(予告篇原版の無い作品は収録されません)
・フォトギャラリー収録
・「日活映画」(貴重な公開当時の冊子)より芦川いづみ関連ページのデータ収録
・芦川いづみ特別インタビュー収録
(2018年リリースタイトルについて語った特別インタビューを音声収録。聞き手:娯楽映画研究家/佐藤利明)
【特典仕様】
・ジャケット裏面は、劇場公開時のポスターデザインを入れこんだ「特別両面刷り」仕様!
(劇場ポスターが現存しないタイトルは、両面刷りではありません)
・ピクチャーディスク仕様
竹島家の長女・恵子が華やかな祝福の中嫁いで行った夜、次女の直子は華道矢田流の後継者・光介との結婚について考えていた。家元である光介の母が結婚式場で倒れたため、光介との結婚が急がれることになったのだ。しかし、直子は光介の性格に不安を感じていた。直子は、光介が主宰する新作発表会の会場で、精神薄弱児収容所みどり学園の教師をしている小林を知った。華やかな名声と地位に恵まれた光介と対照的な、率直で飾り気のない小林の人格に惹かれた。ある日、直子は母と旅行に出た。母の計らいで来た光介と出会った。その夜、光介の勧める酒に酔った直子は、彼の部屋へ半ば強引に誘い入れられていた…。小林が直子の家を訪れた。偶然光介もやって来て、婚約発表と矢田流の新しい企画をたてるためのアメリカ行を申し出た。直子は気が進まなかったが、湖畔での光介との一夜があった。みどり学園の有力後援者・大川が、息子の扱いを不満として小林の解職を迫る。小林はブラジルの孤児院へ行くことになった。直子の婚約発表の日、小林はホテルヘ駈けつけ直子に一緒にブラジルへ行くよう頼んだが、宮子やボーイたちにさえぎられた。直子が光介と羽田からアメリカへ発つ日、小林も横浜を出ることになった。玄関に立つ直子に父の高秋は「自分の道を歩まなかったという心の傷は、人を一生不幸にするものだ」と言った。直子は動揺した。直子の胸に、忘れようと努めた小林の面影がよみがえった。車が横浜と羽田の別れ道にさしかかった。直子の選ぶ幸せへの道は…?

*原版フィルムに起因するお見苦しい部分、お聞き苦しい部分がありますことをご了承ください。
*表現において今日では不適切と思われる部分がございますが、製作者の意図を尊重し、当時上映された内容のままで収録して
おります。
*デザイン・特典および仕様はすべて予定です。
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