「芦川いづみデビュー65周年」記念シリーズ
いのちの朝
DVD
いのちのあさ
武者小路実篤の名篇を映画化。孤高の芸術家とそのモデルとなる娘を、宇野重吉&芦川いづみの父娘で詩情豊かに描いた名作。
【映像特典】(予定)
・オリジナル劇場予告篇(予告篇原版の無い作品は収録されません)
・フォトギャラリー収録
・「日活映画」(貴重な公開当時の冊子)より芦川いづみ関連ページのデータ収録
・芦川いづみ特別インタビュー収録
(2018年リリースタイトルについて語った特別インタビューを音声収録。聞き手:娯楽映画研究家/佐藤利明)
【特典仕様】
・ジャケット裏面は、劇場公開時のポスターデザインを入れこんだ「特別両面刷り」仕様!
(劇場ポスターが現存しないタイトルは、両面刷りではありません)
・ピクチャーディスク仕様
武蔵野の片隅で美しく育った吉元冬子は義兄小田のはからいで保険会社に就職した。画家の父・小次郎の為だった。芸術至上主
義の小次郎の画は売れず家庭は苦しくなるばかりだった。地味な画を真面目に描く父を、冬子は尊敬していた。一方で友人・村
野はダイナミックな描写で活躍していた。母親の純子や、姉の春子は小次郎が売れる絵を描いててくれればいいとグチをこぼす
のだった。村野は何か違ったものを描かないかとすすめた。かつては小次郎の弟子で、仲違いして独立した沢辺の羽振りがいい
と聞いた小次郎は奮起した。父を思う冬子は、自分の肖像を描いて欲しいと頼んだ。小次郎は冬子をモデルに百号の大作にしよ
うとした。肖像画を描くことは小次郎にとっても冒険だった。だがなかなか思うように筆は運ばなかった。冬子のデッサンは何
枚も描かれては消されまた描き直された。ある日、村野が沢辺と小次郎の和解話を持って来る。沢辺の絵が国際コンクールに入
賞し、外国に行くことになった、小次郎と和解し、思いを寄せる冬子に求婚したいというのだ。小次郎は断わった。冬子は初め
て父に反抗した。「お父さんは頑固よ、みんなの好意をふみにじっているのよ!」、冬子は家を飛び出してしまう…。

*原版フィルムに起因するお見苦しい部分、お聞き苦しい部分がありますことをご了承ください。
*表現において今日では不適切と思われる部分がございますが、製作者の意図を尊重し、当時上映された内容のままで収録して
おります。
*デザイン・特典及び仕様はすべて予定です。
1961 日活株式会社