競輪上人行状記

競輪上人行状記イメージ

1963年

ドルビーデジタル・モノラル/モノクロ/スコープ・サイズ/本編約99分

価格:3,990円(税込)

お経のあいまに競輪通い!!車券をみつめて南無阿弥陀仏!貢いだ大金五百万!寺からはみ出た脱線坊主!

爆笑!日活喜劇特集

解説

喜劇スター・小沢昭一が中学教師、僧侶という極めて真面目な役柄に扮しながら競輪にはまり堕ちて行く様々な足取りを、皮肉なっぷりに、面白おかしく描いた“大人の喜劇”。スタッフは原作・寺内大吉、脚本・今村昌平、大西信行。監督は本作が監督デビュー作となった西村昭五郎。

ストーリー

夏を迎えたある日、宝寿院の住職・伴玄道(河合健二)が死んだ。次男の春道(小沢昭一)は坊主が嫌いで寺を飛び出して中学校の教師をしていたが、兄の死を聞いて駆けつけた。「葬式坊主が死んだんだ。大きな葬式を出そう」と春道は主張した。父親の玄海(加藤嘉)はこの機会にオンボロ寺の将来を春道に任せる決心をし、また不幸にもヤモメになった兄嫁のみの子(南田洋子)を春道と一緒にさせようと本気で考えていた。宝寿院も新興宗教に押されたのかこのところ不景気が続き悩んでいた。みの子は犬の葬式を引き受けてその死骸を売り飛ばし、世間から犬寺と悪口を叩かれる。みの子に頼まれるままに葬式坊主を手伝った。芳順(高原駿雄)を連れて読経して歩くがお布施を貰う度に春道の胸はやりきれない気持ちで一杯だった。代々の念願である本道再建の寄付金集めに奔走した。連日、足を棒にして檀家まわりをしたが収穫もなく、坊主稼業に嫌気がさしたその帰り道、汐騒のような歓声に沸く競輪場に足を止め、車券を1枚買うのだが・・・。

特典

・ 劇場予告編(予定)

・ フォトギャラリー(予定)

・ 解説書封入(予定)


スタッフ

 監督:西村昭五郎 原作:寺内大吉 脚本:大西信行、今村昌平 音楽:黛敏郎

キャスト

 小沢昭一 加藤嘉 河合健二 南田洋子 竹川清明 高原駿雄 初井言栄 伊藤アイコ 加藤武

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