すべてが狂ってる

すべてが狂ってるイメージ

1960年

ドルビーデジタル・モノラル/モノクロ/スコープ・サイズ/本編約72分

価格:2,380円(税込)

女を漁れ!狂乱の青春遊びに歓喜する現代の野獣族!!

NIKKATSU 春の“ワル”祭り!

解説

男女二人の高校生を中心に、世代の断層がもたらす悲劇を描く。ビート族、ファンキー族という流行語とともに、日本に押し寄せたヌーヴェルヴァーグを追求した異色作。監督は『殺しの烙印』『野獣の青春』の鈴木清順。狂った現代に反抗する高校生を川地民夫と禰津良子が演じる。

ストーリー

盛り場にたむろする不良高校生グループ。その中の一人、杉田次郎(川地民夫)は、どこか暗い影をもった少年だ。戦争で父を亡くし母子家庭に育った次郎は、母・昌代(奈良岡朋子)が家庭のある男性・南原(芦田伸介)から援助を受けていることが許せなかった。ある日、南原を巡って口論になり家を飛び出した次郎は、むしゃくしゃした気持ちからカップルを襲って金を巻き上げる。悪い仲間とつるみ自暴自棄の生活を送る次郎は、自分に思いを寄せる敏美(禰津良子)と情欲にふける。やり場のない感情を爆発させた次郎は、破滅へと突き進んでいくしかないのか・・・。


スタッフ

 監督:鈴木清順 原作:一条明(「ハイティーン情婦」より) 脚本:星川清司

キャスト

 川地民夫 禰津良子 芦田伸介 奈良岡朋子 宮城千賀子 坂本九 吉永小百合

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